もう暖かくなっても雨が降ることも無くなり
冬は終わったみたいな感じです。
過ぎ去れば寂しいもので
もう河豚や白菜や蕪や大根も旬でなくなるのか…
と一抹の寂寥感に襲われました。
でも春は山菜もあるしサヨリとか白魚、鯛、初鰹
色々ありますので。(´◉◞౪◟◉)
さて、本日のオススメ
紅ズワイガニ
ベニズワイガニは松葉ガニでも知られるズワイガニと同じ
ケセンガニ科ズワイガニ属の一種で、主に山陰以北の日本海と
銚子以北の太平洋に分布し、ズワイガニよりも深い
水深1000~2000mを中心に
400~2700mの深海に生息しています。
ベニズワイガニの先祖はズワイガニとされ
氷河期に日本海に移動したズワイガニが、氷河期の終わりとともに
取り残され深場で生き延び、環境に適応した種に
変化していったと考えられています。
生息する深海は水温0.5~1.0度程度と低く
年間を通して変化がほとんどない事などから、成長するのに時間がかかり
成熟するまで6~7年もかかるとされています。
また、メスの抱卵期間は2年間と長く、隔年でしか産卵しないことなどもあって
資源保護の観点からメスは全面禁漁とされています。
年間を通して生息域の水温に変化がないことから
特に味が良くなったり落ちたりする季節はないようです。
また、産地によって漁期にずれがあるため
結果的に1年を通して流通しています。
身がしっかりと詰まったズワイガニは確かに美味しいですが
その価格は一般庶民が気軽に食べられるものではありません。
それに対しベニズワイガニは確かに水分は多いのですが
鮮度がよく冷凍されていないものはズワイガニと同等か
それ以上に濃厚なカニ味噌が詰まっており
足も水分が多く柔らかいとはいえズワイガニよりも甘味が強く
しかも甲羅が薄く身が取り出しやすいという特徴があります。
松葉ガニの漁期がもうすぐ終わりますので寂しいのですが
紅ズワイがあるので寂しくないですよね(震え声)
本日はお味噌汁にてご用意しております。
ごえんでお食事如何ですか?