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川柳・政治・時事・エッセイ

さりげない風のよう・・・京句

2007年07月03日 | 川柳
             函館「花園」句座400号

        想 い 出 の 中 の 夕 陽 は 沈 ま な い

   京作 近詠(自選)函館川柳社同人

   追い出せぬ心の鬼を飼いならす
       淋しさが言わせる嘘をもう責めず
           分け合えば淋しさもある白い闇

           放心のベンチに夕陽あたたかい
              なるようになって陽は落ち陽は登る
                    一期一会浅き夢見し花の露

   二人いてひとり言聞く冬のバラ
        ロマン追う心に老いも年齢もない
           そっとして置いてそっとして置かず

          母の日も父の日もなく子捨て箱(赤ちゃんポスト)400号

 背筋ピンでスレンダーな京さん、柳誌の発送、句座の運営、お世話係などでお世話になっております。

 花園句座の方々は、小倉百人一首もやりながら古典に親しんでいらっしゃるので「句」にのびがあるような氣がします。

いつも、さりげなく・・シンプルで・・何気なく・・爽やかで・・年齢不詳の素顔美人(本当は知っていますが・・80歳未満は・・若いという事で・・ハイ!」

   吟社も昭和55年頃から川柳に手を染められたようです。
  「ブログに京さんの句を載せたいので・・・自分で選んで欲しいなあー」
  ってお願いしたら「やーあー!うれしいねえ!」とまるで・・少女!
   そして、早速の返事・・。

             




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