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北海道現代川柳『泥』web版

2007年07月27日 | 川柳
☆2002年4月創刊号「泥」より・・うぶごえ・・池さとし☆

 北緯42度、東経140から141度に位置する共通の地(苫小牧・伊達・大滝村)胆振で三人のゆるやかなめぐりあいがあった。

 時を経て点はいつしか線に、
そして『泥』がうぶ声をあげた。

拡散と風化を避けるため『泥』は、年2回で3年間6号までを一応のハードルとした。
 当初のハードルを越えたとき、その後を考える。そんなスタンスで、三点を結んだ三角形が、どのような形に変形するのか、楽しみなトライとも言える。

      泥の手ざわり
           泥の口ざわり

 いまなぜ『泥』なのかは、それぞれの今後の活動にかかわっているが、現在(いま)を生きる人間の自己確認を、根底に置きながら、気負うことなく自然体で流れてみようとしている。

     おだやかな流れの水だが
           ひかりを放ちながら

『泥』にそんな未来を描きながらの産声に、あたたかい後押しを願うことしきりです。

 池さとし(現在函館在住)青葉テイコ(函館出身・苫小牧在住)佐藤容子(伊達・昨年
4月19日くも膜下出血で惜しくも他界。北海道の川柳界に激震が走った)
共に、北海道函館に縁が深く、容子さんのお母様の五十嵐万依さんは函館吟社の同人)

☆ 今年、7月8日の全道大会では、五十嵐万依さん(82歳)も参加され、挑戦されて いました。再会を喜びながらも・・また、涙・・。
  お母さんも頑張っているのだから・・
 『泥』を過去の遺産に葬ることは出来ない。未来へ残すためにもウェブに転載しようと  思う。そんな強い決意が内在されていたはずの『泥』。

        明日は、原子修氏の・・序文・・を転載します。
コメント
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