地下鉄安国駅のすぐ前に、雲ヒョン宮はあります。
雲ヒョン宮は、朝鮮王朝台6代王、高宗(コジョン)の父、興宣大院君の私邸でしたが、高宗
が生まれて、12歳で即位すると、興宣大院君は、摂政として、権力を保持し、ここで、執務を
とりました。
ここでは、特別な催し物として、高宗と、その王妃であった、明成皇后との結婚式の再現行事
が、年2回おこなわれています。
この日は、天気が良く、日柄も良かったせいか、一組の伝統的作法による、結婚式が、とり
行われていました。
韓国の、伝統的結婚式を実際に見るのは、初めてで、興味がありました。
日本で言えば、神主と言うのでしょうか、韓国では、恐らく儒教の作法だと思いますが、司会
者か中人にあたる人物が、古式ゆかしく式をとりおこなっていました。
式の終りに、新郎新婦は、それぞれの両親、参列者に、挨拶して退場しました。