徳寿宮を囲ぶ石垣塀の脇の美しい道、トルダムギル(石垣道)を通って、慶ヒ宮に至る一体
は、貞洞と呼ばれる、大韓帝国の歴史が漂う空間が感じられる場所です。
屈辱的な乙巳条約が結ばされた、重明殿、李王朝の末期、高宗が暫く住んだ旧ロシア公使
館、等があります。
また、この一体は、芸術の盛んなところで、貞洞劇場、NANTA常設劇場等もあります。
慶ヒ宮は、1620年完工され、豊臣秀吉の壬申倭乱で消失した景福宮が、再建されるまで、
昌徳宮と共に、正宮として用いられました。
広い庭園のあちこちに、ハトなどと一緒に餌をついばむ、幸せを呼ぶ鳥、カチが見られまし
た。