blog.mcnj

花、蝶、ペット、旅行など。
韓国文化の紹介。

韓国の散歩道 カニ クダ(諺)

2012-09-05 10:30:32 | 学問

↓のネズミの穴にも陽が差す、正解が出ましたので、次にいきます。

カニ クダ。

カン:肝、肝魂、胆力。 ~イ:~が。カン イでカニ。 クダ:大きい。

肝魂が大きい。太っ腹だ、こんな意味になります。

日本でも、肝が座る、肝玉が大きいなどといいますね。

肝は、人間に取って、一番大切なものと考えられています。

韓ドラで、人の肝を取って、病んだ自分の子に食べさせる場面など、頻繁に出て来ますね。

また、愛し合う二人の会話でも、カンウル ジュダ、(肝をあげます)と言えば、一番大切なものを差し上げます、それほど愛しています。と言う意味になります。

これが、会社で上司に使うと、オベンチャラを言うとの意味になってしまいます。

それでは、勉強です。

日本語訳をお願いします。

①カニ ッコンアル マネ チダ。

  ッコンアル:豆の粒。 ~マネ:~まで。 チダ:なる。

②カヌル ノキダ。

  カヌル:肝を。 ノキダ:溶かす。

③カン エ ブットダ スルケ エ ブットダ。

  ブットダ:くっつく。 スルケ:胆嚢。

 ③の別の意味をヒントにあげておきます。

     日本では内またに貼った膏薬が、右の股にも付くし、左の股にも付くことを、「二股

     膏薬」と言います。    

     韓国にも、同じ諺があります。韓国語では「股ぐら膏薬」といいます。