もう、一時の夏の暑さは過ぎ去ってしまったが、さっぱりしたものを食べたくなる時もある。
冷麺である。
冷麺は、唐麺(タンミョン)と、キムチ、牛肉などを、牛肉を、じっくり煮込んで取った煮汁を良く冷
やしたスープと一緒に食べる。
牛肉の他に、梨、茹で卵、野菜、トンチミ(大根の水キムチ)などをのせる。
味は、塩、酢でつけ、からしを添えることもある。
これと言ったレシピがあるわけでなく、それぞれの土地、産物、気候風土に合わせて作る。
朝鮮半島では、なんと言っても、平壌冷麺が有名である。↑
先日、韓国へ行った時に買って来たタンミョンとダシダがあるので、早速作ってみることにした。
タンミョン。
蕎麦粉を、高温、高圧で押し出して乾燥した、腰の強い麺である。
水で戻してから使う。
柔らかくなってから、6分くらい茹でると書いてある。
ダシダ。だしの元である。
ダシダにもいろいろあるが、これは、牛肉味である。
牛肉をダシダの味で長時間煮つめて、味をだす。
味をとるだけだから、肉は、米国産である。
ソウルの有名店では、48時間煮るそうだが、とても、そんなには無理である。
半日で我慢した。
麺に具をのせて、冷やしただし汁をかけ、氷を載せたのがこれである。
味は、お好みで、塩、酢、からしで食べる。