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韓国文化の紹介。

青春時代

2017-11-14 00:00:05 | 日記

遠い昔の事になりました。

学生時代の、寮生活を送った頃の思い出です。

5年前に、卒寮生が、53年ぶりに集まりました。

5年後、また、会おうと言うことにして別れましたが、また、巡ってきました。

思い出の写真を展示した会場で、しばらく、懇談して、ホテルの宴会場へ移動しました

mcnjが入寮したのは、昭和34年(1959年)、伊勢湾台風が襲来した年でした。

寮は、戦前、日本軍陸軍連隊が使用していた、木造平屋建てで、1学年15,6名で、途中で退寮するものもいたため、

全体では、40名くらいでした。

 

 

夜中に、上級生達が、パンツひとつで、新入生の寝込みを襲って、パンツ姿にさせ、グランドに集合させます。

円陣を組んで、寮歌を歌ったのち、新入生の各部屋で、一人づつ、胴上げをします。

天上へぶつけますので、天井板は、バラバラです。

入寮の時に、なんで天井がつぎはぎだらけなのかと、不思議に思ったのですが、ようやく、わかりました。

その都度、工務課が、修理してくれますが、またやったかと、文句も言いません。

伝統行事なので、仕方ないと、思っている様です。

胴上げの後は、懇談室へ会場を変えて、歓迎会です。

酒は、二級酒、焼酎、どぶろく、ウイスキー(トリス、ニッカなど、安いもの)など。

アテは、昼間、寮母さんが用意してくれて、ありました。

盃は、茶飲み茶碗です。

とことん飲まされます。

自分が、何の酒を、どれだけ飲めば倒れるか、ここで覚えろ。

社会へ出てからはそんなことは、覚える暇がないというのが口実です。

もう、飲めませんと言うと、畳の上に寝転ばせて、頭を抑えて、口から飲みたいか、鼻から飲みたいかと

言われますので、仕方ないので、口を開けざるを得ません。

 

 

 

年に一度の寮祭が、楽しみでした。

 

 

グランドでの胴上げ。

揚げる方も、あげられる方も、大ベテランです。

一つ間違えれば、大事故です。

 

 

仮装行列。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来日した、オールブラックスに憧れて、黒のユニフォームを取り揃えていました。

 

 

ホテルに移動して、宴会です。

出席者、32名。

5年前より、大分、少なくなりました。

その間の物故者、10名。

mcnjの入寮後、10年で、新築できて、この寮は、廃寮となり、卒寮生は、耐えてしまいましたので、

今は、全員が、70代以上です。

欠席者の近況報告では、最年長者は、92歳でした。

入寮中に、米軍の、空襲にあい、夜中に、竹ぼうきをもって、焼夷弾の火を消して回ったそうです。

 

 

 

 

物故者の冥福をお祈りいたします祈って、黙禱の後始まりました。

 

 

 

 

 

 

宴会の後は、有志で二次会です。

 

 

 

 

 

 

楽しい会でした。

 

mcnjより、一回り以上も、年配の先輩が、まだまだ、良い人生を思って頑張っているのを教えて

もらいました。

mcnjは、もう、十分生きた。

今度は、自分の番だ。

いつ来てもいいなどと、勝手なことを言ってきましたが、反省させられました。

これからも、最後まで、充実した人生を、こころがけたいと思います。