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戦後75年の記憶、帰ってきた兵隊さん(過去ログ)

2020-09-07 12:23:13 | 学問

幼かった、昭和の戦争の語り部の記憶である。

あの悲惨な戦争を知らない世代が、ほとんどになってしまった。

知らないままに、政治が行われている恐ろしさを、今こそ、思いしめなければならない。

 

戦後70年の5年前の過去ログである。

幼なかった昭和の戦争の語り部の記憶である。

 


終戦と同時に、外地から、兵隊たちが、引き上げ始めた。
今の団塊の世代の親達である。
隊列を組んで、堂々と行進してくる隊もあったが、一人でひっそりと帰還して来るものもあった。
送られた戦場によって、条件が異なっていたのであろう。

そんな兵隊たちは、出征前の職場へそれぞれ帰って行ったのであろう。
mcnjの町からも出て行った兵隊で、帰って来た者もいた。
竹屋だったか、のこぎりの目立て屋だったか、忘れたが、手に職を持っていたので、幸せな方で有った。

そんな兵隊の所へ遊びに行って話を聞くのが楽しみであった。
どんな話を聞かされたのか、ほとんど覚えていないが。
米兵と直接戦闘したわけでは無いと思うが、日本兵は、皆、出征前に叩き込まれた、大和魂で、勇敢に戦ったと言う様なことを言っていた。
向こうは、鉄砲よりも、命を大事にするので、日本兵一人を殺すのに、鉄砲玉、500発は撃って来たとか、我々は、陛下からお借りした鉄砲玉だから、大切に使えと教えられたとか、そんな話を聞いていたように思う。

お前たちは、紙一枚で補給が叶うが、鉄砲玉は、そうは行かない。
命よりも大切にせよとか言われていた。
そんな話であった。

だいぶ後のことである。
mcnjが入社して数年経った頃のことであるから、戦後、20年は経っていただろうか。
出張の途中の電車の中で、帰還兵の経験があるらしい、二人の年配者が話しているのを聞いていた。
戦争の苦労話や、自慢話の後で、あの頃は、良くあんなことをやれたものだ。
今の連中には出来ないことだ。
そうだ、いまの連中に、やれと言っても出来っこない。
そうだろうなあ。

そんな話を、漠然と聞いていたことを覚えている。

①あの頃の兵隊さん

②赤紙

③海行かば

④迷彩

⑤神風

⑥食糧難

⑦灯火管制

⑧欲しがりません 勝つまでは

 ⑨大本営発表

⑩竹槍と風船爆弾

⑪朝鮮人

⑫行進

⑬君が代

⑭教科書

⑮供出

⑯玉音放送

⑰威嚇飛行

⑱刀狩

⑲日本脳炎

⑳教科書の修正

㉑日本国憲法

㉒人間天皇

㉓戦争放棄

㉔運動会

㉕虱

㉖黄色いダイヤ

㉗金鵄勲章

㉘火炎ビン闘争

㉙マッカーサー

㉚帰って来た兵隊さん

番外編

①昭和天皇と沖縄

②無言館