サムゲタンの有名店は、ソウルにも、沢山ありますが、その多くは、高麗参鶏湯を名乗っ
ています。
高麗参鶏湯は、なんと言っても、朝鮮時代からの、由緒ある伝統を受け継いでいるからです
す。
韓国ばかりでは無く、北朝鮮を含めて、高麗参鶏湯は、古くからの伝統を守っている料理と
言うことが出来ます。
人々は、高麗参鶏湯の看板の店へは、安心して入ることが出来るのです。実際、これらの店
店は、チェイン店ではありませんが、いずれも、伝統的な参鶏湯を提供し、いい加減な、参鶏
湯は出しません。
mcnjがいつも行く店も、高麗参鶏湯でした。
皆さん、お気づきの事と思いますが、看板の字が違っていますね。
高麗参鶏湯では無くて、高句麗参鶏湯です。
どうして店の名前を変えたのかと、主人に尋ねても、あいまいに笑うだけで、答えてくれませ
ん。
多分、この方達の影響ではないかとmcnjは、考えるのですが、韓流にお詳しい皆さん方は、
どうお感じでしょうか。
地下鉄安国駅のすぐ前に、雲ヒョン宮はあります。
雲ヒョン宮は、朝鮮王朝台6代王、高宗(コジョン)の父、興宣大院君の私邸でしたが、高宗
が生まれて、12歳で即位すると、興宣大院君は、摂政として、権力を保持し、ここで、執務を
とりました。
ここでは、特別な催し物として、高宗と、その王妃であった、明成皇后との結婚式の再現行事
が、年2回おこなわれています。
この日は、天気が良く、日柄も良かったせいか、一組の伝統的作法による、結婚式が、とり
行われていました。
韓国の、伝統的結婚式を実際に見るのは、初めてで、興味がありました。
日本で言えば、神主と言うのでしょうか、韓国では、恐らく儒教の作法だと思いますが、司会
者か中人にあたる人物が、古式ゆかしく式をとりおこなっていました。
式の終りに、新郎新婦は、それぞれの両親、参列者に、挨拶して退場しました。