皆さん、調子が上がって来た所で、もう一問です。
①ッコン テシン タク。
ッコン:雉。 テシン:代わりに。 タク:鶏。
これは、諺ではありませんが、日本語にそのまま訳して、どんな意味かお考え下さい。
朝鮮には、昔から、鶏を使った諺、たとえが、沢山あります。
②タク ウィ ブリ ビョッスリ テル マンジョン ソッコリ テル ジ マルラ。
~ウィ:~の。 ブリ:嘴。 ビョッスリ:官職。 テル マンジョン:なるのは良い。
ソッコリ:牛の尻尾。 ~テル:~になる。 。 ~ジ マルラ:~するなかれ。
③タク ットン カットゥン ヌン ムル。
ットン:糞。 ~カットゥン:~の様な。 ヌン:目。 ムル:水。
④タク チャパモッコ オリ パル ネオノダ。
~チャパモッコ:~を捕まえて食べて。 オリ:家鴨。 パル:足。 ネオノダ:出しておく。
さあ、皆さん、日本語に訳して、どんな意味か、どんな諺か、お考え下さい。
↓のネズミの穴にも陽が差す、正解が出ましたので、次にいきます。
カニ クダ。
カン:肝、肝魂、胆力。 ~イ:~が。カン イでカニ。 クダ:大きい。
肝魂が大きい。太っ腹だ、こんな意味になります。
日本でも、肝が座る、肝玉が大きいなどといいますね。
肝は、人間に取って、一番大切なものと考えられています。
韓ドラで、人の肝を取って、病んだ自分の子に食べさせる場面など、頻繁に出て来ますね。
また、愛し合う二人の会話でも、カンウル ジュダ、(肝をあげます)と言えば、一番大切なものを差し上げます、それほど愛しています。と言う意味になります。
これが、会社で上司に使うと、オベンチャラを言うとの意味になってしまいます。
それでは、勉強です。
日本語訳をお願いします。
①カニ ッコンアル マネ チダ。
ッコンアル:豆の粒。 ~マネ:~まで。 チダ:なる。
②カヌル ノキダ。
カヌル:肝を。 ノキダ:溶かす。
③カン エ ブットダ スルケ エ ブットダ。
ブットダ:くっつく。 スルケ:胆嚢。
③の別の意味をヒントにあげておきます。
日本では内またに貼った膏薬が、右の股にも付くし、左の股にも付くことを、「二股
膏薬」と言います。
韓国にも、同じ諺があります。韓国語では「股ぐら膏薬」といいます。
皆さん、久しぶりに、勉強です。
チュィ クモン エ ド ビョッ トゥル ナリ イッダ。
チュィ:ねずみ。 クモン:穴。 ~エ:~へ。 ~ド:~にも。 ビョッ:日、太陽。 トゥルダ:差す。
ナル:日。 イッダ:ある。
訳して見て下さい。↑の訳になれば正解です。
それでは、日本の、どんな諺と同じか、お考え下さい。
ねずみを使った諺には、こんな諺もあります。
チュィ クモン ウル チャッダ。
~ウル:~を。 チャッダ:さがす。
日本語訳と、諺の意味をお考えになって見て下さい。