フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

平泉と鳴子温泉、松島旅行

2016-03-21 14:41:25 | 旅行

一泊旅行で平泉中尊寺と鳴子温泉、松島に行ってきました。

 ちょっとブログの間が空いてしまいました。
 今回は、上野から平泉中尊寺、鳴子温泉一泊、翌日石巻線、仙石線を乗り継いで松島へ、そこから船を乗り継ぎ塩釜港経て仙台を経由し上野に戻る一泊旅行をしてきました。
 この時期、桜はまだだし特に観光の目玉となるものは無いのですが、鳴子温泉に一泊して骨休めしてきました。

 まず始めに、東北新幹線一関で乗り換えて、平泉へ。

 

 上野駅で、はやぶさ(E5系)とこまち(E6系)が連結されていました。こまちは在来線を通るので、上野駅の新幹線ホームでは乗降ドアからは、渡り板が出ています。こまちの茜色は、オシャレです。

 朝早かったので、新幹線に乗ってからデニッシュサンドとリザーブの水割りで朝食。
 鉄道の旅は、朝からこれが楽しみです。自動車では、飲めませんから。

  一関からは東北本線で平泉へ。朝早かったせいか観光客はまばらで、駅周辺は閑散としています。

まずは歩いて、世界遺産で特別史跡特別名勝の毛越寺(もうつうじ)へ行きました。


毛越寺の阿弥陀様です。

 

 浄土庭園の大泉が池です。鏡のような穏やかな池の水面と小さな島が配されて、極楽浄土を思わせます。

 続いて、やはり徒歩で中尊寺へ。

 中尊寺へ向かうY字路に武蔵坊弁慶の墓があります。弁慶は藤原泰衡の軍に追われ、義経を守って衣川で立ち往生しました。

  中尊寺の参道、月見坂の入口です。観光客がちらほら見えます。
 私は、平泉駅から毛越寺を通って歩いてきたのですが、多分市営の循環バス”るんるんバス”が毛越寺、中尊寺を回っていますので、それを利用している人が多いのでしょう。

 中尊寺表参道月見坂の杉並木。
 荘厳で神聖な雰囲気の杉並木、ところがこれがもう大変。花粉症が炸裂して目が痒くて涙がポロポロ、クシャミが連発で鼻水がダラダラ。
 かなり急な坂道です。

 

 

 

 中尊寺本堂です。
 想像していたのと違って、こじんまりして地味な建屋です。中尊寺というと、どうしても金色堂が有名で、中尊寺そのものは歴史の教科書には載りませんね。
 中尊寺は、奥州藤原氏の菩提寺で、大きな力を持っていました。

 そういう私も、お参りはせずにスルーしましたw…

 有名な金色堂です。雪が少し残っています。
 見えているのは覆堂で、金色堂はこの中にあります。
 金色堂は、藤原清衡が創建した時には覆う建屋は無かったそうで、その数十年後に覆堂が建てられました。始めは金箔で覆われた建物がむき出しで、風雨に晒されていたのです。
 現在見えている覆堂は、昭和30年代に作られたものです。それまでの木造の旧覆堂が、少し離れた北側に移築されています。
 参道の会談には、まだ雪が残っていますね。

 中の金色堂は撮影禁止ですので、写真をお見せすることができません。金堂自体は5.5m四方で、とても小さな建物です。極楽浄土を再現しており、中央壇の下には藤原四代の清衡、基衡、秀衡と泰衡の遺体が安置されています。
 生涯戦いの日々に明け暮れた清衡が仏教に帰依し、最後はこのような極楽浄土を再現した金堂を造営して極楽往生を望んだのかと思うと、なにか感慨深いものがあります。

 

 参道はかなりの坂道で、息が切れます。
 あまりに目が痒いので途中休憩して、茶店で甘酒を一杯いただきました。花粉症と甘酒は、特に関係は無いのですが。 昼時になったので、参道の途中にあるお食事処で、わんこそばセットをいただきました。

 温かい天ぷらとか、酢の物、とろろの薬味もセットになっていて、とても美味しかったです。喉が乾いていたので、瓶ビールも・・・ 花粉症でグズグズだった目と鼻水が、一杯入ってちょっと収まりました。お酒が入ると、けっこう収まるんだよなぁ、花粉症。

 歩いて平泉駅に戻る途中、高館義経堂に寄りました。義経の木像が置かれています。
 仙台藩主伊達綱村が義経を偲んで建立したもので、北上川、衣川が望める丘の上に建っています。
 丘のふもとに沿って通る国道からかなり急な階段の山道を登って、尾根にたどりつきます。そのあとさらに尾根を登ると、高館義経堂があります。とても小さなお堂で、見学する人は、全くいませんでした。
 義経の木像は、よく写真で見られるものです。小さくこじんまりしていて、これが有名な義経なのか・・・

  新幹線一関駅から古川駅へ、陸羽東線に乗り換えて、鳴子温泉に向かいます。
 陸羽東線は、2両編成のワンマン電車です。乗る時も、降りる時もドアの横にあるボタンを押してドアを開閉します。

 

 

 

 

 鳴子温泉駅、足湯があります。硫黄の匂いが漂っています。

  鳴子と言えば温泉ですが、民芸品のこけしも有名です。
 当日は金曜日だったのですが観光客は、ほとんど見かけません。
 川沿いの温泉町で、いたるところに温泉の湯けむりが上がっています。

 温泉は黒い湯の花が浮いていて、ちょっとゴミのように見えます。でも、とてもよく温まります。

  翌日は、石巻を経由して松島海岸駅まで行きました。

 石巻は、けっこう大きな街で賑わっています。ここでは降りずに仙石線に乗り継いで松島海岸に向かいます。

 松島海岸からの眺めです。遠く島々が望まれる、日本有数の景勝地です。
 ここから遊覧船で、塩釜まで行くことにしました。

 五大堂へ渡る橋とお堂です。ここからの眺めは、絶景です。

 

  遊覧船の操舵室です。
 湾内は浅瀬が多く、航路は決まっていて、ゆっくりと進みます。

 

 波で浸食された奇岩や洞窟がある島などが見られます。

 塩釜港から仙石線に乗って仙台駅へ、お昼ご飯は松島公園で牡蛎焼きを食べたので、時間も早いし仙台で一旦降りて、カフェで一休み。一気に都会に戻った感じです。

 

 

 夜7時過ぎの新幹線やまびこ号に乗って、上野に戻りました。

 今回は、旅行記でした。
 平泉も鳴子温泉も、そして松島も初めての処だったので、よい観光旅行が出来ました。

 

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コメント
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