SWISS MADE のピンセット2本
沖縄の報告は一息入れて、カメラ、腕時計の工具です。
使っていたピンセットが何かヤワなので、もう少ししっかりした良い物を、つまりもう少し高額なものをと思って手に入れました。カメラの修理の先生には「ピンセットは良い物を使え。」と言われていました。
ボディー中央から先にかけて厚く硬い材質で、元の部分は薄くてしっかり焼きが入っています。先もあまり開いていなくて軽い力でつまめます。小さいネジをつかむのに大変具合が良いです。ピンセットの先が開き過ぎてしかも硬いと、小さなネジなどをつかむのに指先に力が入って、それでつかみ損ねた時にネジを飛ばしてしまいます。1mmにも満たないネジを飛ばしてしまうと、もう見つかりません。
腕時計の修理には、写真の上に写っている先端の挟む部分が細くなっている方が使いやすいです。
ピンセットは先端のかみ合わせが大切なので、時々ダイヤモンド砥石で針先のように研ぎ上げます。それで長い間研ぎ続けると、ピンセットはだんだん短くなってしまいます。あまり短くなると、手の動きが直接ピンセットの先に伝わって、細かい作業ができません。そのようなことで、結局ピンセットは消耗品です。
二本とも SWISS MADE です。やはり、スイスは良い工具を提供してくれます。
時計やカメラなど、物の修理には工具の品質が非常に重要で、良い工具は必須です。このピンセットは素晴らしい使い心地で、作業レベルが二段くらいアップします。たかがピンセット、されど非常に大切なピンセットです。
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