黒太子のルビー
前回、黒太子のスコッチウィスキーをアップしましたが、黒太子はイギリスの歴史上において大粒のルビーを手に入れたことでも有名です。
それに刺激を受けて、私の持っている極小のw…ルビーをアップしてみました。
ルース ルビー、ラウンド 1.14ct&オーバル0.88ct の天然のルビーです。小さいですねw…簡単なカットがされています。ルビーはダイヤモンドに次いで硬い石なので、ダイヤモンドパウダーで研磨します。
気泡やヒビ、傷がたくさん入っていて、品質はよくありません。色もピンクで濁りがあります。つまり天然ルビーを加工したもの・・・ですね、質の良くないw…
気泡があるのは含侵で、つまり天然石ではないということです。天然石に気泡が入ることは無いそうです。少なくともその個所は含侵ですね。
<黒太子のルビー>
イギリス王家所有の宝石のなかでとても有名なもののひとつが「黒太子のルビー」と呼ばれる大粒のルビーです。これは英国王冠の台座部分にはめ込まれています。
イギリス王室の歴史的に有名な〈黒太子のルビー〉ですが、実はルビーではなくレッド・スピネルだそうです。(ガーネットだとも・・・)
宝石の売買においてスピネルの価値はルビーに比べると低いのですが、産出量は少なく価値以上にめずらしい宝石であるといえます。ルビーやスピネルは人気が高い宝石で、特に鮮やかな赤色をしたものは、高値がつきます。
<レッド・スピネル>
で、結局ミヤンマー産のレッド・スピネル、日本名尖晶石を手に入れましたw…
1.2ctと小さいですが、ライトボックスで見ると、やや紫がかった深紅に近いきれいな赤色です。ルビーよりは色が濃いです。
ミヤンマー(ビルマ)は地球の東西方向に帯状に分布する宝石帯に位置していて、スピネル、ルビー、サファイア、ヒスイなどが有名ですが、その他ペリドット、ムーンストーン、トルマリン、トパーズ、タンブリ石、ジルコン、アイオライト、スカポライトなども産出します。
スコッチの「ブラックプリンス」を手に入れたために、こんなものまで手を出してしまった。鉱物、宝石は、嫌いじゃないもので、ついつい・・・w…
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