パーカー61フライターです
「MONO(モノ・マガジン情報号)」を読んでいたら、ヘミングウェイの記事でパーカー万年筆について書かれていて、急にパーカー61を思い出して・・・
というのはこの万年筆インクの補充方法が独特で、カートリッジ交換が出来ません。特殊なカートリッジに常にインクを補充して使っていないとインクが固まってしまいます。パーカー61しばらく使っていなくて、この記事を読んで急に思い出してペン先を洗浄してインクを補充した次第です。
ヘミングウェイが愛用していたのはパーカー51です。パーカーが創業51年めにデザインされた万年筆ということでつけられた名称との事ですが、別に第二次大戦時のアメリカの名戦闘機P-51ムスタングと形が似ているので、”51”とつけられたとの説もあります。
ペン先のデザインは、パーカー51と同じですが、61はやや細身でスマートです。”51”は”61”と比べてちょっと武骨な感じです。首軸の先端部には、矢印のようなデザインのシルバーメタルプレートがはめ込まれています。
首軸とペン先の基本デザインは51と同じですが、61はやや細身でスッキリした形になっています。パーカー51は、このデザインがP-51の先端部に似ていると云うことです。
首軸のツヤがなくなっていたので、細目(8000番)のヤスリと艶出しクロスで磨きました。
古いものなので、細かい傷でツヤがなくなっていました。曇りが取れて、ツヤが出て来ました。
インクは毛細管現象でインク瓶から万年筆のインクタンクに直接吸引する、パーカー独特のものです。先端部をインクボトルに直接浸けこみます。カートリッジ内には常にインクが補充されていないと固まってしまうので、使い続けないとならない・・・まぁ手のかかる万年筆ですねW...
汚い字で、すみません。インクはパーカーのQ-inkブルーブラックを入れています。パーカーのQ-inkは、インクタンクの洗浄も兼ねたサラサラのインクです。
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