刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

ラーメン桂(ラーメン~中華料理)

2014年05月15日 03時52分22秒 | ラーメン(又は取り扱い店)
千代原口の一本北側を東に1筋入った場所にあるラーメン屋の屋号を持つ中華料理店。

テント、暖簾、のぼり、提灯 とすべてが赤で統一された典型的な中華料理屋さんで
店頭に置かれる電光看板もコカコーラの文字がベタな中華店的で懐かしい。

席構成はL字カウンターのみで7~8名マックスの小さなお店となりテレビも置かれていい雰囲気だ。
ちなみにカウンターまでも赤である。



壁には日替わりメニューがパウチ加工され貼られているがメニュー内容を精査すると屋号にラーメン”との
名前が授けら得ているがメインは中華といってもよくその中での看板メニューがラーメンと言うこととなるようだ。

当然ながらラーメン550円の発注はカウンター内のオヤジに座ってまもなく伝える。

手際よい仕事ぶりは見ていても気持ちいい!早いことは全ていいとは言わないが5分足らずでの完成は
昼食時には歓迎したい。



胡椒が効いた茶色いスープはクラッシックな豚骨醤油。
スープの表面には背脂は見当たらず見た目、昔気質の中華飯店のラーメンである。

アッサリしていて程よい醤油と豚骨の香りがほんのり鼻腔をかすめていく。
舌にまとわりつかず、また離れず 等身大のラーメンのスープは実に気持ちいい。

麺は中華麺、ややウェーブがかかったごく普通の麺はスルスルと気持ちよく口に入り
食べごたえもある食感を維持している。
自家製麺で手間ヒマをかけて造り上げられた上質な麺ではないが、食べ頃ジャストフィットする
職人技の茹で加減はその自家製麺に勝るとも劣らない!

3枚は入ったチャーシューは脂身たっぷりのロース肉
厚みも太く、にじみ出る肉汁がワイルドでタマラナイ!単品としての味付けはやや薄めだが
ラーメンの中でのチャーシューと考えるなら 素晴らしい!といっても言い過ぎではない。

550円内での具材とスープなどを考えるとこの組み合わせはこれ以上ないバランスである。
ベーシックでかつダイナミック、そしてボリューミー 全世代、食べた後ため息が出る550円の
ラーメンとして隠れ家的存在である。

こんなところにも疲れた麺好きのオアシスあったのである。

「京都市西京区桂千代原町67」

コメント
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