横着な警察署

今日は、静岡県警裾野警察署の話題。
何と、警察署内の清掃を民間業者に委託しているそうな。
そしてこの清掃業務では、毎回、作業員の点呼を取る。

ところが、作業員のほとんどが、登録の名簿とは別人だったと言う。
それぞれ登録上のネームプレートをつけ、本人になりすまして代理で返事。
定期清掃業務では、身元が確認できない人物の出入りを防ぐため・・・。
警察署は、事前に請負業者から作業員名簿の提出を受けていた。

しかし、実際に作業していた10人のうち8人が別人だったそうな。
下請けや孫請けの作業員だったようだ。
作業員らは、署長室をはじめ、刑事、交通各課や金庫のある会計課内にも立ち入り。

作業が終わる頃に、署員が予定になかった身元確認を実施。
その結果、本件のインチキが発覚した次第。
おまけに点呼時に9人の作業員だったのが、いつの間にか10人になる不思議さ。

警察署は「なりすまし」は、警備上の問題があるとするが・・・。
そもそも警察署内の清掃くらいは、自分たちですべきじゃな～～い？
警備会社に委託するのは、せいぜい窓拭き業務くらいが常識。

1回の清掃業務でウン10万円を浪費？
横着に警察署内の清掃までにも税金を散財するからこうなる。
おまけに警備会社は、警察OBの第二の就職先として有名。

それにしても静岡県警裾野警察署は、大出世したものである・・・。