自民と維新から離れた有権者が、国民民主党へ投票。
結果、議席4倍増を達成・・・。
政治ごっこ劇場のキャスティングボートを握った。
来年7月の「衆参同時選挙」では再び大躍進。
自公・国の連立政権で玉木雄一郎財務大臣の実現。
いずれは玉木総理までの夢を見ていたに違いない・・・。
だが突然に好事魔に遭遇、やはり一寸先は闇だった。
天国から地獄へ大転落してしまった。
衆議院首班指名の11月11日の朝6時。
絶妙のタイミングで玉木親分のスキャンダルが急登場。
緊急記者会見では、妻が妻が・・・と女房への謝罪を連呼。
だが相手の女への謝罪は全くなかった。
更に当日の午前中、大慌てで国民民主党議員総会を開催。
党首続投をそそくさと決め込んだ。
一方、女は高松市の観光大使をクビになる展開。
ところで、玉木の政治資金報告書には、こうあるらしい。
高松JRホテルクレメントへの多額の宿泊費用が記載。
このホテル24階の女との同宿費用。
それも政党助成金からだったのではないかという疑念。
そんなことが、後から後から湧いて来た。
そして玉木の過去の言動の発掘ラッシュが始まった。
「セキュリティクリアランス」問題。
「国民民主党規約の倫理規定」違反。
「過去の他氏の不倫批判の玉木発言」等が暴かれ出した。
手痛いブーメランが、嵐のように襲っているようだ。
中でも、今年4月28日の東京15区衆議院補選。
国民民主党の予定候補者だった高橋茉莉さん。
彼女に玉木が難癖つけて公認せず。
高橋さんが遺書を残して9月9日に自死という悼むべき事件。
それが再びクローズアップされて来たらしい。
更に玉木の実弟が、暴力団を巻き込んだ投資詐欺事件。
そんなものまでも表面化し出した。
有頂天だったのに急転直下、今や内憂外患。
四面楚歌の玉木は、ここは潔く政治屋を辞職。
自らの行状を詫びて、四国八十八ヶ所の遍路参り。
そんなことをお勧めしたいねぇ。
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」・・・だなぁ。