ジャーナリストの鈴木エイト氏が、石丸伸二を語る。
私が最も危ういと思ったのは 約165万票を獲得。
蓮舫氏を抑えて2位となった石丸伸二氏だ!
陰謀論の自己増殖と同様にネットやSNSを活用し拡散を図る。
そんな戦略を採っていたのだが、危機感を煽り・・・。
真実を知っているのは自分たちのみだ❗️
そう刷り込んでいく手法にも見えた・・・。
目覚めた市民に「選民思想」を植え付け。
ボランティアスタッフとして取り込み・・・。
やりがいを与えて、「信者」を増殖して行く。
ある意味、カルトや自己啓発セミナー等の手法。
それを採り入れているとも言える。
判断力や人生経験、対人関係の訓練が未熟な人たちは・・・。
この手のある種「強烈なもの」に取り込まれ易い傾向がある。
街頭演説においても深い話はしない。
最終日を含め2回、演説を聴いたけれど・・・。
集まった聴衆に向け、短いフレーズで語りかける演説手法。
これは意図的なアジテートだと感じた。
マルチの集会で聴くような語り口であり・・・。
その扇動ぶりに、かなりの危うさを抱いた。
カルト問題を長年取材してきた私にとって・・・。
今回の都知事選で最も危ういと感じたのは・・・。
陰謀論系ではなく、石丸伸二氏だったという結論になる。
いやぁ、鈴木エイトさんは急所を良く押さえているねぇ。
全く、鈴木氏の判断は、正鵠を射ているなぁ。
ちなみに「選民(せんみん)」とは、こんな意味だそうな。
特定の宗教集団(民族、信者)が、自分達は神と契約した。
神に選ばれたという意識と世界に対する導きの使命感。
それを基礎とし特別な存在と信じていることを言うらしい。
またはそうして、自分達が選ばれた民と標榜している思想。
最も代表的なものが、ユダヤ教におけるユダヤ人だとか。
彼らは、この思想を信じていたために、国を失って・・・。
2000年間も四散しても民族の結束を保てたそうだ。
なお、鈴木氏の全文公開インタビューは、以下の通りである。
https://mag.minkabu.jp/politics-economy/26878/