自民党議員連盟のお仕事

2020年の東京五輪・パラリンピックに向けての法案。
自民党の受動喫煙防止議員連盟の頑張りで・・・。
公共の場での禁煙・分煙を徹底する法案の骨子がまとまったらしい。

来年の通常国会で成立を目指すとか。
罰則を含めた具体的措置は、政府に別途法制化を求めるが・・・。
法的に実効性が担保されるのかどうか。

推進法案の骨子は、教育、福祉、医療の各施設を禁煙。
その他の公共施設では、分煙を徹底する・・・。

法案骨子に罰則規定を盛り込まなかったのは・・・。
支持基盤である葉タバコ農家の理解を得るための気配りとか。
何と小狡い取り組みであることか。

そして罰則規定を巡る調整が、当面の焦点となるそうな。
団塊オヤジの意見はこうだ！
禁煙・分煙の徹底は、思い切ったタバコの大幅値上げに限る・・・。

そうすれば、重税の負担に耐えかねて喫煙者は激減。
結果、禁煙・分煙の心配はご無用となるのだが・・・。
センセイがた、そう思わない？ねぇ～。

宝くじのビックプレゼント

世知辛い世の中だが、こんな心優しい人もいるのか。
9月の関東・東北での豪雨。
それで大きな被害を受けた栃木市に、ビックなプレゼント。

栃木市役所に、年末ジャンボの宝くじ2,000枚(60万円相当)が・・・。
落とし物として届け出があった。

28日正午頃に60代くらいの女性が・・・。
市役所の駐車場エレベーター内で拾った、と市職員に紙袋を届けた。
袋には宝くじと2通のメモが入っていた。

市長宛には「宝くじが当たったら大豪雨災害の被災者にお使いください」。
市農林課宛には「大豪雨災害の農家の方々のためにお使い下さい」と書かれていた。

それにしてもこの宝くじ、1等が当たったらどうなるんだろう？・・・。

怖い医療事故

千葉県がんセンターの医療事故が明らかになった。

女性乳がん患者2人から同じ日に採取した病理検体を取り違え・・・。
がんが早期段階の30代女性患者に対して・・・。
必要がなかった乳房の全摘出手術を誤って実施。

取り違えた過程や原因は今のところ不明と言うが・・・。
両患者と家族に説明して謝罪、今後の対応を協議中とか。

同センターでは、2008～14年に腹腔鏡下手術を受けた患者11人が死亡。
県の第三者検証委員会は、手術方法の選択等に問題があったと指摘。

病院長はこのような事故を起こし、患者様、ご家族に深くお詫びする。
徹底的に原因究明と検証を行い、再発防止策を講じたいと陳謝。
再発防止策云々と言うが、患者は怖くておちおち受診できまい。

患者の足が遠のくこと必至、そんな景色の医療事故である・・・。

ガンを早期に発見する虫

体長1mmほどの線虫の一種「シーエレガンス」。
その線虫が、人の尿でガンかどうかを識別できるそうな。
線虫は、好きな匂いに近寄る習性があり、それを利用。

ガンの早期の発見も可能だというから驚き。
線虫を入れたシャーレにガン細胞の培養液を垂らすと・・・。
多くの線虫は寄って行った。

正常な細胞を使った場合や嗅覚に異常がある線虫では・・・。
ガン細胞に近寄らなかったそうな。

そして、ガン患者の血液や尿に対する反応を調べたら・・・。
血液には特別な反応は示さなかったが、尿には近寄って行った。

ガン患者と健康な人計242人の尿に対する反応では・・・。
ガン患者24人中23人をがんと判定。
このうち12人は早期ガンだったが、全てガンと判別。

一方、健康な人218人をガンでないと判定した確率も95%。
1滴あれば検査でき、胃ガンやすい臓ガン等、いずれのガンも発見。

線虫は1匹が約300個の卵を産み増殖が早く、凍結保存も可能。
今後は実用化を目指すというから心強い。
これも近い将来にはノーベル賞？？？・・・。

タイ警察の粋な計らい

タイの警察は、粋なことをやるもんだ。
市民へのお年玉」として1,000バーツ(約3,400円)以下の交通違反の罰金。
それを100バーツに値下げした・・・。

罰金の割引き期間は、12月21日から来年1月15日まで。
違反態様は、運転免許証不携帯、シートベルトの未装着等々、軽微な違反。

警察長官は、期間限定であり、厳しく取締まるので違反が増えることはない・・・。
と胸を張るが、市民からは交通違反を増やしたいのかという驚きの声もあるとか。
この施策は、暫定首相が各省庁に指示しての軍事政権の人気取り政策。
そんな陰の声もあるそうな・・・。

これまでにタイの警察は、汚職対策としてこんなこともしたらしい。
100バーツの賄賂を受け取らなかった警察官に対して・・・。
1万バーツの報奨金を出したこともあるらしい。

ところ変われば品変わるか・・・。
美しい国の罰金も9割引セールをやってくれないかなぁ～。

子どもの貧困対策

最近の政治劇場は、なぜか高齢者と子どもに優しい。
年金収入の少ない高齢者には、まもなくお一人様3万円をプレゼント。
そしてまた、子どもの貧困解消や児童虐待防止の政策を発表。

子どもの貧困解消策では、こんな塩梅だ。
ひとり親や子どもが2人以上いる世帯への支援を強化。
低所得のひとり親に支給する児童扶養手当の増額。

児童扶養手当は、来年8月分(12月支給)から支給額をアップ。
現行は、2人目の子ども分として月5千円、3人目以降は月3千円ずつ支給。
これを、所得に応じて最大で倍額を支給。

年収171万7千円未満であれば2人目の子ども分として1万円。
3人目以降は、227万1千円未満であれば6千円を支給。

ひとり親を支援するＮＰＯ法人の理事長は、こう語る。
所得要件が設けられたことは残念だが、増額自体はありがたい。
18歳になった年度末までの支給期間を・・・。
せめて20歳まで延長すべき、とも指摘する。

そうだよねぇ～、来年からは18歳も選挙権を行使できる・・・。
すべからく、来年の参議院選挙に標的を合わせているような政治劇場。
その場しのぎの弥縫策（びほうさく）でなければいいのだが・・・。

ユニークなバス運行

こんなユニークなバス運行サービスもあるのかと妙に感心。

忘年会シーズンで盛り上がる師走。
それに合わせて、東京・多摩西部を中心に走る路線バスが・・・。
JR中央線の中央特快最終電車で終点の高尾駅に辿り着いてしまった乗客。
それを救済する？バスの運行を開始。

その実態は、こうだ・・・。
新宿駅を午前0時11分に出発する高尾行きを利用。
寝過ごしてしまうと高尾駅到着は0時55分。
戻るための接続する上り電車はない・・・ヤバい。

周辺には、夜を明かすことができる施設も少ない。
結果、週末等は駅近くで立ちつくす人も少なくないそうな。

そこでバス会社は、最終電車の到着に合わせて・・・。
乗り越した客を宿泊施設や深夜営業の店が多い八王子市市街地まで送り届ける。
こんなサービスを実施したところ好評。

料金は日中の倍の880円だが、7日間で約150人が利用・・・。
深酒して乗り過ごさないのが一番良いのだが・・・。
度を越して飲み過ぎるのも呑み助の宿痾(しゅくあ)・・・。

政党のスクラップ＆ビルド

政治屋たちの心が読めない・・・。
次世代の党は、党名を「日本のこころを大切にする党」に変えるそうな。
略称で「日本の心」とするようだ。

知名度のあった原慎太郎・平沼赳夫氏らが引退・離党。
結果、現在は所属議員が4人というお寒い状態。
同党の代表は、新しい党名についてこう語る。

日本の伝統文化や穏やかさ等、日本人の精神の基礎にあるものが失われつつある。
戦前の「日本人の心」を重視したことを明らかにした・・・。

一方、維新の党を離党した無所属の衆院議員5人。
こちらは、新党として「改革結集の会」を立ち上げた。
政策では国会議員定数の削減等、身を切る改革の実現を掲げた。

更に共産党は、野党共闘を呼びかけて動き出した。
巨大与党に対抗するための共闘呼びかけは、理解できなくもない。
思えばどうしてこうも、政党の離合集散を繰り返すのだろうか。

この先を見通せば、4～5人の少数政党は先細りの感が否めない。
国会議員定数の削減という身を切る改革。
その矢面に立ちはしまいか？

せいぜい自分たちの党が、定数削減の現実に直面。
その時になってビックリするのでは遅いノダが・・・。

新手の宗教ビジネス

宗教ビジネスもここまで来たかの感がする・・・。

インターネットのamazonに「お坊さん」までがラインアップ。
なんと、ワンクリックで注文・・・。
「お布施」は、クレジットカードで決済できるようになったというから驚きだ！

商品名は、「お坊さん便」といい、内容は49日法要や一周忌法要等々。
その際に、読経を行なう僧侶の手配サービス。
料金は、自宅等手配先への訪問だけなら35,000円で全国どこでも手配が可能。

利用者はこう語る・・・。
地方出身者で菩提寺がないとか、お坊さんとの個人的な付き合いもない。
そんな人には、利用価値はあると思う・・・。

ある僧侶もこう語る・・・。
僧侶の仕事は確実に減ってきている。
お寺は檀家さんのお布施で成り立っているが・・・。
派手な葬儀は姿を消し、急速に簡素化が進んでいる。

地方では墓の面倒が見られないということで、寺を離れる檀家も増えてきている。
私のように寺を持たない「マンション坊主」にとって・・・。
このサービスで仕事が入るのはありがた。

一方、仏教界からは、宗教をビジネス化している。
そんな厳しい意見もあるようだが・・・。
果たしてこのビジネスは、美しい国に定着するのか？

突き詰めれば法要や読経は、心の問題に帰着するのだが・・・。

葬儀トラブル

葬儀に関しての料金トラブル等が多発傾向とか。
国民生活センター等では、年間700件を超える相談があるという。
最も多いのが料金トラブル。

死別という気持ちが動転している中で・・・。
喪主は、業者と十分な話し合いができないまま葬儀。
そして葬儀終了後にサービス内容に不満を抱く・・・。

相談の中には、斎場は埃まみれの倉庫のような部屋。
なおかつ、祭壇もボロボロだった、という相談もあったそうな。
また、参列者が増えて後から高額な追加料金を請求された等々。

同センターは、葬儀業者との打ち合わせは複数で行う。
見積書の項目をよく確認する等と呼びかけるが・・・。
人の弱みに付け込む業者も業者。

しかし結局は、消費者の自己責任に辿りつくような気がする。
平素から万が一の対策、まさか対策の心がけが大事になってくる・・・。

食生活の調査

牛丼を3カ月間、毎日食べ続けたら体はどうなる？
そんなユニークな実験を牛丼の大手企業が実施。
このほど、ようやく結論が出たそうな。

この実験は、「丼物＝健康に悪い」というイメージを払拭したい。
そんな思いから始めた実験とか。
20～65歳未満の男女24人に、毎日必ず同企業の「冷凍牛丼の具」を食べて貰う。

さらに被験者は、毎日の食事内容や回数、飲酒量、睡眠時間等を日誌に記入。
そして実験の開始前後で体重や血圧、BMI値や体脂肪率等が・・・。
どのように変化したのか、検査を受けた。

結果は、生活習慣病の原因となるメタボリックシンドローム。
それにつながる体重や体脂肪率、血圧、中性脂肪、コレステロール類、血糖値等は・・・。
有意な変動を引き起こさなかった。

要は、牛丼を3カ月連続で食べ続けても、体重や体脂肪率の変化や・・・。
血液データに影響を与えたりしたという事実は、調査ではなかったという結論。

さてさて、これで牛丼の売り上げは伸びるのか？
注目していきたいが・・・。
何か急に牛丼が食べたくなって来た！

牛丼店へレッツゴー！

手話を翻訳？

聴覚障がい者とのコミュニケーションのひとつに手話がある。
しかし、手話が理解できない健常者との意思の疎通・・・。
これには、どうしても壁があるのが現実。

ところが、アメリカの大学では、この壁を取り除こうと研究中。
米テキサスの州立大学では、ウエラブル技術なるものを利用。
そんな装置を開発しているそうな。

手話者の指や手首から伝わる筋肉の動き・・・。
それを瞬時に正確に解析して、言葉に変える仕組みという。
同じ意味の手話でも、話者の癖によって微妙に違いが出る。

そんな癖も学習する高度な計算能力を備えた装置というから恐れ入る。
腕時計サイズにまで小型化して、合成音声と組み合わせ。
結果、聴覚障がい者に声を提供できるのではないかという。

そんな夢のような機器の開発というが・・・。
果たして商業ベースに乗るのだろうか？・・・。

自治体もこんなお仕事

一昨日、厚生労働省のお仕事を紹介したが、今日は自治体の話題。

確か自治体も観光客の増減調査では、こんなお仕事をしているはず。
自ら汗することなく、データは管内の全ホテル・旅館が作成。
業者に宿泊実態を細かく資料に記載・報告を求める。

その調査回答の資料が、これまた煩雑。
そんな民間企業の苦労を尻目に期日厳守でデータを回収。
それを自治体の職員が集約分析。

場合によっては、多忙を理由にアルバイトを動員しているかも？・・・。
ともあれ、人のフンドシで相撲を取るようなお仕事。
それで観光客の増減を分析、一喜一憂。

民間にすれば、お上からの押し付け調査依頼は・・・。
迷惑この上ないはずだが、主導権を握る行政には、逆らっちゃダメ。
そんな空気が、底流に渦巻いている・・・。

個人情報の無断持ち出し

堺市会計室の課長補佐(59歳)が懲戒免職になった。
懲戒免職の理由は、こう・・・。
堺市の全有権者約68万人の個人情報を無断で持ち出し。

おまけに、民間のレンタルサーバーに載せて外部に流出させてしまった。
慌てた？堺市は、この課長補佐を地方公務員法(守秘義務)違反容疑等で告訴する方針。
自治体の情報流出では過去最多らしい。

今のところ、二次流出の被害は確認できていないというが・・・。
この課長補佐は、2006～12年まで、北区選挙管理委員会に勤務。
選挙システムを担当していたが・・・。

自宅で仕事をするため無断で全有権者情報を持ち帰り。
私用パソコンに上書き保存していたとか。

今年4～6月、自作の選挙システムを民間企業に売り込む際・・・。
その資料を公開用のレンタルサーバーに載せて、誤って有権者情報も載せてしまった。

仕事熱心もいいが、個人情報を簡単に自宅へ持ち帰る。
自分は大丈夫！そんな気持ちが、感覚を麻痺させたのだろうか？
マイナンバー制度は大丈夫か？この制度も怖いと言えば怖い～～。

厚生労働省のお仕事

お役人さんって、こんな仕事で忙しいの？

厚生労働省がこんな調査を行ったと胸を張る？
国民の生活習慣等を把握したら・・・。
所得によって食事や歯の本数等に差がみられることが分かった、という。

去年11月に行った調査によれば、所得が600万円未満の世帯の人は・・・。
600万円以上の世帯の人と比較して、こんな差があるそうな。
米やパン等の摂取量が多く、野菜や肉等の摂取量が少ない。

その背景には、低所得世帯の人の方が食事に関する意識が低い。
あるいは時間の余裕がなかったりして、手間のかからない主食中心の食事に偏っている。
そんな分析をしているようだ。

また、歯が20本未満、習慣喫煙、健診未受診の人の割合は・・・。
いずれも低所得者が高いという。
そんな調査結果の分析に1年も費やす厚生労働省。

気楽な仕事と言ったら失礼か？
もっとやることがあるんじゃないのかなぁ～。