晋三の浪花節(その3)

続いて財政健全化では、こんな塩梅。
この危機に当たって財政健全化を最優先で考えるべきではない。
まずはこの危機を乗り越えて、経済を成長軌道に戻さなければいけないし、それを優先するのは当然のことだ！
債務残高がどれだけ増えても問題がないわけではない。

市場からの信任が損なわれ、リスクが顕在化するといった事態を招くことがないよう・・・。
事態が収束したあとには、デフレ脱却と経済再生への道筋を確かなものとする。
同時に歳出・歳入両面の改革を続けることによって、財政健全化もしっかりと進めて行く考えだ！
でもねぇ、晋三はデフレ脱却を唱えて何年経つ？

そこに来て、憲法改正の議論を高めると来た。
通常国会で改憲議論が全く進まなかったことを憂い・・・。
いま目の前にある課題を決して先送りすることなく解決して行く。

これは政治家の責任だ、とこれまた威勢が良い発言。
また、国会の憲法審査会は、行政府が答弁する委員会ではなく・・・。
国会議員の力量が試されている場ではないのか。

改正に反対か賛成か、どういう意見か、国民は見たく、聴きたいのではないか。
国会議員として、その責任を果たさなければいけないことを改めて認識していただきたい、ともはや絶叫調。
国民的な機運が高まる中で、それに応えていこうという雰囲気もだんだん醸成されつつある。

自民党の総裁として、総裁任期の間に憲法改正を成し遂げて行きたいという決意と思いは、いまだ変わりはない！と来た。
(続く）

晋三の浪花節(その2)

新型コロナウイルス対策を語る晋三。

緊急事態宣言の解除後、東京や北九州市で感染者が相次いで確認されたが、強がりのコメント。
リスクの高い人だけを特定し、積極的に検査を行い・・・。
陽性者を速やかに発見するクラスター対策は極めて効果的な手段だ！

として、唾液を使ったPCR検査や抗原検査の活用も含め検査体制をいっそう強化するそうな。
そして、接触通知アプリ「cocoa」は、こんな語り口。

感染者と接触した可能性がある場合に通知を受けられるアプリを6月19日から導入した。
個人情報は全く取得しないアプリなので、安心して多くの皆さんにダウンロードしていただきたい・・・。
社会経済活動の段階的引き上げの一環で都道府県をまたぐ移動自粛等も、 19日から緩和した。

と言うことで自らグルメ三昧にお出かけするスタイルを復活させる。
外国人の入国制限は、感染状況が落ち着いている国や地域を対象に段階的に再開して行く。
人の往来の回復も積極的に各国との議論をリードする考え。

経済界とも協力し、海外渡航者のための新たなPCR検査センターの設置を検討。
また、パンデミックの脅威への備えは、十分であったとは言えないとする。
「治（ち）に居て、乱を忘れず」が今回の危機で示された最大の教訓だ！。

漢字の読めない晋三にしちゃ、カンニングメモを見ながら良いこと言うねぇ。
大規模災害等に対応するための「緊急事態条項」を憲法に設けるべきか！
野党の意見を踏まえて、議論を進化させたいと改憲の意欲は忘れない・・・。(続く）

晋三の浪花節(その1)

晋三も、よく言うねぇ。

河井前法務大臣夫婦の逮捕では、こんな言い訳をした。
我が党所属であった現職国会議員が逮捕されたことは、大変遺憾だ。
かつて法務大臣に任命した者として、その責任を痛感している。

国民の皆さまに深くお詫び申し上げる。
この機に、国民の皆様の厳しいまなざしをしっかりと受け止め・・・。
我々国会議員は、改めて自ら襟を正さなければならないと考えている！

しかし、詫びても責任を取らないのが、この男の良いところ！でもある。
そして今度は、7月から新国家像を議論すると来た。
今回の感染症は、日本列島の姿・国土のあり方を根本から変えて行く大きなきっかけとなった。

その新型コロナウイルスの感染拡大の経験を踏まえ、政府の未来投資会議を拡大。
来月7月から新たな社会像や国家像を議論して行くそうな。
テレワークの普及や地方への転職希望者の増加等などを捉えて「集中から分散へ」だって。

また、国土防衛問題は、こんな塩梅。
新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画を停止。
そして今夏からは、NSC(国家安全保障会議)で安全保障戦略のあり方の検討を進める・・・。

通常国会を振り返っての感想は、こう。
まさにコロナ対応の150日間だった。
新型コロナウイルス対策の特別措置法や2次にわたる補正予算の成立・・・。

事業規模230兆円、GDP(国内総生産)の4割にのぼる世界最大の対策を展開。
それによって、雇用と暮らし、日本経済を守り抜いて行く！
いやはや、晋三の口から出まかせ大法螺&浪花節は聞き飽きたなぁ・・・。

晋三の浪花節は、以下4回に分けて紹介予定。

マスクvs法律違反

いわゆるアベノマスクを寄付する行為・・・これが、古物営業法違反だって。
マスクの寄付を募っている複数の店が、警察から違法性を指摘されているそうな。
愛知県豊川市にある焼き鳥店では、こうだ。

マスクを必要としている人に寄付するため、常連客から余っているマスクを集める。
届いてもマスクを使わないという意見が多かったので、店で何かできないかと思い考えたアイデア。
集まったマスクはこれまでに約200枚、そのうち約80枚が「アベノマスク」。

同店では、マスクと引き換えに飲食代から1,000円を割引くサービス。
ところが、マスクを持ってきた人の約7割は、割引きを辞退。
集まったマスクは7月以降、小学校や福祉施設に寄付予定だったそうな。

そんなところへ突然、警察からの連絡で、最悪、違法行為と言われちゃった。
金券とマスクの交換、金品の交換がダメだということらしい。
警察が指摘したのが、古物営業法違反。

中古品を買い取って転売する業者等に、古物商の届け出を義務づける法律。
でも、この法の趣旨は、「犯罪被害品」の流通防止にあるが・・・。
店を訪れた警察官は、使っていないマスクを商品や割引券と交換し・・・。
それを寄付する場合は、古物商の許可が必要だと説明したとか。

そして岐阜県でも指摘を受けた店が登場。
岐阜県美濃市の旅行代理では、マスクを店で使える旅行券500円分と引き換え。
集まったマスク150組は、地域の保健センターに寄付方向・・・。
旅行券の元手には、新型コロナの経済対策として給付される休業補償金を充てる予定だった。

しかし、9日に警察署に呼び出し。
指摘されたのは、やはり古物営業法違反の可能性。
警察からの指導を受けて直ちに古物商の申請をし、22日に許可を取ったが約2万円の費用がかった。

美しい国の警察は、よほど暇なんだろうなぁ。
警察は、物事の緩急軽重を理解しないと、こんなお仕事をご披露するんですね。

事件の本丸

現職の衆参両院議員の夫婦が揃って逮捕された。
そう、河井克行・案里夫婦のことだが、当然に起訴される方向なんだろうなぁ。
それにしても、憲政史上に残る素晴らしい汚職事件だねぇ。

ところでメディアは、今回の公選法違反はあくまで「入り口事件」とする。
本丸は、底流を流れる金権選挙の闇の解明と指摘する。
そうだよねぇ、こんな夫婦が自民党を離党して疑惑は幕引き。
そんな甘い考えは、捨てた方が良いよなぁ、晋三！

お前に批判的な言動で知られた溝手顕正の選挙区。
そこに、お気に入りの河井の女房を刺客で送り込んだそうだな。
ところが、河井夫婦の公職選挙法違反(買収)が発覚。

そこで黒川前東京高検検事長の定年を閣議決定して、もみ消そうとセコい手品を駆使。
しかし、疑惑のもみ消し作戦は、黒川クンが賭けマージャンで敢えなく沈没・辞職。
結果、お前は、河井夫婦をスケープゴートにして知らんぷりをする佇まい。

そんな手しか残されていないらしいが・・・。
検察は1億5千万円選挙資金の出所とその金の流れを見逃す訳がないだろ？
この金は政界の常識では、晋三がＯＫしなければ絶対に支出できない金らしいな。

さてさて河井夫婦が、どこまで耐えれるか？だろうなぁ。
夫婦が全てを話したら晋三は、ザ・エンドだろ？
稲田検事総長vs晋三の対決・・・軍配はどっちに上がるんでしょうかねぇ？

巨悪を眠らせず、不正を剔抉する検察の心意気に期待したい・・・。

みまもりホン

Facebookに投稿した笑い話だが、ブログでもご披露しておきマスね。
暑さが厳しくなって来た夏の夜、せいぜい腹を抱えて大爆笑して下さいナ。
自分の人生で初めてという漫画のような出来事に遭遇した。

思い起こしても、ただただビックリしたなぁ、もうである。
6月初旬、爆睡中の邦雄爺様は男の声で目覚めた。
何と夜中(23:15)に消防士3人が、枕元に佇んでいた。

寝室に電気が灯いて、ヘルメット姿の男3人である。
一瞬、夢？？・・・現実に気づくのに数秒かかった。
男たちは、完全装備スタイルの消防レスキュー隊員。

ことの経緯は、こんな塩梅・・・。
翌日、バイトが休みと安心して飲酒、早目に爆睡。
ところが知人が夜、私の携帯に電話をしたが出ない。

僅か30分の間に4回の架電が、110番通報等など物事の大きくなる発端。
写真の着信歴がそれ。
もしかして、家の中で倒れて意識不明？あるいは、ポックリ逝ったんでないか？

ということで安否を気づかった知人が、消防や警察に連絡する展開。
隊員は、無施錠の二階窓から網戸を破って土足で侵入。
起こされて目覚め階下に降りたら、部屋じゅうの電気が灯けられていた。

いわゆる、ガサ令状なしの家宅捜索に等しい景色。
そして外には、消防車2台・救急車・パトカーが赤色灯を点灯中。
近所の住民が、黒山の人だかりというオマケ付き。

けたたましくサイレンを鳴らして駆けつけたのは、想像に難くない。
腹立たしさを通り越して笑うよりなかったが、携帯電話はバイブ状態という始末。

ところで邦雄爺様は、寂光土への旅立ちの準備は既に完了。
何と自分の入る棺桶、戒名まで用意している手際良さなのである。
ある人曰く・・・「邦さん、長生きするわぁ〜〜」だって。

ところで悩み抜いた末、セコムの「みまもりホン」なる情報ツールで武装する事にした。
1日80円足らずの安心料。
首を長くして待っていたが、やっと届いた、ほっ！

とまれ、このホンは独り暮らしの方には、是非ぜひお勧めの商品デスね・・・。

太郎の危機感(その2)

いまや晋三の周りは、イエスマンの官僚ばかりらしい。

本当に腹を割って話ができるのは、アッソー太郎しか残っていないそうな。
そして太郎は、夏の内閣改造でその二階と菅を更迭し・・・。
新体制のもとで9月にイチかバチかの解散・総選挙を打つ作戦を晋三に促したとか、しないとか。

とまれ、「太郎が動けば風が吹く」・・・永田町ではそんな言葉が囁かれているようだ。
ところで衆議院議員の任期満了は来年10月までだが、来年の政治日程を見ると、こんな塩梅。

1月から6月までは通常国会、7月は東京都議選。
それが終わると東京五輪とパラリンピックが予定され、9月には自民党総裁選がある。
結果、逆算すると今秋しか解散・総選挙のタイミングはないそうな。

それを逃すと任期満了の「追い込まれ選挙」となってしまう。
アッソー太郎は、総理時代に追い込まれ解散で大敗した苦い経験を持つ。
それだけに、逆風でも勝負をかけるべきという考えが、先行するらしい。

なるほどねぇ、晋三には支持率が急落するさなかの総選挙は不本意だろうが・・・。
その先は更なる大逆風が、ドッカ〜ンと待ち構えている。
おまけに来年開催の東京五輪は、国際オリンピック委員会（IOC）のコーツ調整委員長が・・・。
今年10月中に開催の可否を判断すると言明しているとか。

そんな状況に鑑みて、開催中止となれば景気は更に落ち込む。
おまけに巨額の損害賠償問題も発生する展開。
ということで晋三にすれば「進むも地獄、留まるも地獄」。

結果、破れかぶれの9月解散にを打って出て・・・。
IOCの判断前に総選挙を実施するしかないという事になるようだ。

太郎の危機感(その1)

アッソー太郎が、危機感を強めているらしいなぁ。
支持率急落だけではなく、自民党内で「安倍はもう終わり」と見限る動き。
それが、急速に進んでいることにだ。

まず、二階俊博幹事長が真っ先に掌を返したそうな。
この爺様、つい最近まで安倍4選論をぶっていたが・・・。
いまや4選を尋ねられても、突き放すような言い方に変化とか。

私のほうから「総理いかがでございましょうか」と伺いを立てに行くようなものじゃない！と一蹴。
しかも、次期総裁候補の1人で晋三が最も後継総理にしたくない人物。
石破茂・元幹事長と会談して石破派パーティでの講演を引き受ける始末。
おまけに高みを目指していただきたい期待の星、と持ち上げる展開。

菅義偉官房長官といえば、こんな塩梅。
晋三とは、「官邸内別居状態」と言われ・・・。
信頼関係が完全に崩れ、いつ辞任するかのタイミングを考えているとか。

晋三政権を支えてきた二階・菅が、「泥舟政権」から逃げ出す準備を始めたらしい（続く）。

晋三と子分

晋三への国会議員の質問とその答弁。
質問議員：電通から安倍首相が支部長の自民党支部に合計30万円が献金されている。
電通が国会議員の支部に献金するのは例がない。何故か？

晋三：あの、お〜、この、お〜、私への政治献金等々、これは、え〜支部にですね。
いずれにしても、あの、お～、問題ない。
はぁ、晋三！お前は何を言いたいんだ？日本語を理解しているのか？

そうかと思えば、忖度係の取り巻き世耕弘成&竹中平蔵である。
まずは参議院のセンセイ、自民党の世耕弘成幹事長。
彼の言動には、失礼ながら笑っちゃったよ。

6月６日付のロシア紙イズベスチヤに掲載されたインタビューでは、こんな調子。
晋三は、トランプ米大統領やプーチン露大統領と良好な関係を築いている。
だから世界が辞めることを許さないし、晋三の自民党の党総裁連続4選に期待する！だって。

そこに来て持続化給付金、スーパーシティ等などのマネービルに長ける竹中平蔵クンの場合はこんな調子。
彼は、小泉政権時に経済産業大臣として郵政民営化や規制緩和を進めた男。
今や派遣労働の拡大を訴えて、人材派遣大手「パソナ」の会長として君臨。

東京五輪や新コロナ禍でも多額の仕事を請け負い中。
そして彼に対する世間の評価は、経済学者というより政商と言う手厳しい評価。
極め付けは、税金を食い物にしている詐欺師と言っても過言ではないとする評。

これには、ビックリしたなぁ、もう。
童顔ながら、結構な狡猾さが垣間見える男なんだなぁ。
とまぁ、親分も子分もいろんな味を持ち合わせているねぇ・・・。

世耕！勘違いをするなよ。
晋三を世界が許しても、美しい国の国民は絶対に許さないんだよぉ！

総務省、お前もか

経済産業省に続いて総務省、お前もか？の景色。
マイナンバーカードを使ったポイント還元事業の事務。
それを総務省から受託した「一般社団法人環境共創イニシアチブ」なる組織。

実務の多くを広告大手の電通に再委託していたらしいな。
経済産業省では、持続化給付金など複数の事業を電通へ再委託というマネービルに燃えたが・・・。
どこの省庁も狡猾さを競い合うお仕事で汗する景色にウンザリ。

この環境共創なる社団法人は、2011年2月に設立。
経済産業省等からエネルギー・環境分野で補助金事業等を請け負って来たようだ。
メンバーには、石油連盟や電気事業連合会等のほか、電通やトランスコスモス等など。
持続化給付金事業を請け負った「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」のメンバーと同じ企業も名を連ねるそうな。

ところで消費活性化等を狙うマイナポイント事業は・・・。
今年9月から7カ月間、カード保有者に買い物で使える「マイナポイント」を配るというものだそうな。

総務省によれば、この事業で環境共創に支払われる金額は、現時点で350億円。
そのうちキャッシュレス決済事業者等への補助金を除く157億円が残る。
このうち電通への再委託額は約9割の139.7億円。

業務はほかに情報システム大手の野村総合研究所等にも再委託され、環境共創には約4億円が残る計算。
電通は更に、グループ企業の電通ライブ等に実務を外注。
電通ライブからは、トランスコスモスや大日本印刷、日立製作所等にコールセンターや審査業務等の業務を外注。

税金にむらがり、むさぼる吸血鬼顔負けの大作戦である・・・。
委託・委託の連続技で税金をゲットする気楽な稼業。
楽して金儲けができる、美味しいビジネスが羨ましいなぁ。

散財王vs納税者

5月26日に散在好きの晋三が、自民党の国会議員全員に1人200万円の特別給付金をばら撒いた。
しかし6月半ばを過ぎたのに国民には持続化給付金はおろか・・・。
一律給付金の10万円すら行き渡ってないにも関わらずだ。

雇い止めや倒産が連日報じられる中、酷いことばかりをやる奴だなぁ。
そしてコイツの打ち上げる花火はいつも大きく仰々しいと専らの評。
マスクも、なぜ必要なのか理解しがたいロジック。

振り返れば、「アベノミクスの三本の矢」「デフレ脱却」「一億総活躍」「GDP600兆円」。
はたまた「国難突破」「地方創生」「人づくり革命」「非正規という言葉をなくす」「空前絶後」等々etc・・・。
美辞麗句のオンパレード。

しかしその政策が、成功したのか失敗したのかも定かではないのが数多。
おまけに国会答弁は、まともに答えず答えても意味不明の珍答弁。
おまけに委員会は開かない、情報はできるだけ出さず議事録も公開しない。
国会が閉会になれば外遊に勤しんで精を出す。

おまけに芸能人とは積極的に会い、グルメ三昧も怠らない。
フェスティバリズム（お祭り主義）との指摘は同感、頷けるなぁ。
ところで布マスク配布とは、そもそも何だったのだろうか。

あまつさえ全国民にマスクが配られないまま、緊急事態宣言は解除だ。
晋三一人が、自画自賛のアベノマスクを付けているのは、滑稽過ぎる景色だったなぁ。

金の話に戻るが、自民党議員と庶民の給付金は・・・。
さながら晋三版の「給付金格差」と言ったところであろうか？
晋三の存在感が、だんだんと薄れて来たが結構なことではある・・・。

それにもめげず6月19日の夜は、3か月振りに美味いものを食いにお出かけ。
忖度係の菅や甘利を同伴して余裕のグルメ巡り・・・。
晋三にすれば、納税者は百円ライター並、使い捨てなんだろうなぁ。

広島発、公選法違反

自民党の河井克行前法務大臣と女房の案里による公職選挙法違反事件。
案里が初当選した昨年7月の参院選広島選挙区で・・・。
法定を超える報酬を車上運動員14人に支払った買収の罪に問われた案里の公設第2秘書。

その判決公判が16日に広島地裁であり、裁判長は懲役1年6月、執行猶予5年を言い渡した。
懲役刑は連座制の適用対象のため、案里が失職する可能性が濃厚となる展開。
また裁判長は、陣営が法定上限の2倍の1日3万円を支払った経緯に関して、こう判断。

被告には、最終的な報酬額の決定に影響を及ぼすほどの関与は認められないが、報酬が1日3万円と認識しながら・・・。
それを前提とする遊説活動を取り仕切り、支払いを指示する実行行為を担った。

執行猶予の理由は、こう。
違法な報酬を支払うことはかねて陣営の方針とされ、被告はその方針に従って関与したに過ぎない。
ということで被告の弁護人は、控訴は検討中とか。

また、案里の失職の流れはこうなるらしい。
懲役刑の有罪判決が確定すれば、広島高検が案里の当選無効等を求める行政訴訟を起こす。
そして高検が勝訴すると案里は失職する。

いやはや、失職までの道のりも長いねぇ。
それまで国民の血税をガッポリいただきか？
なんとも割り切れない政治劇だなぁ・・・。

おまけに夫婦で、参議院選前に広島選挙区内の地方議員や首長らに現金を配った事件。
6月17日の国会閉会翌日に・・・。
6月18日に夫婦揃って、公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕されちゃった！

キーホルダー

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で夏の全国高校野球が中止となった。
ところがそれを受けて、プロ野球の阪神等が粋な計らい。
全国のおよそ5万人の野球部員に甲子園球場の土が入ったキーホルダーを贈るそうな。

阪神は、甲子園球場の関係者と高校生のために何かをしたいと協議を重ねた。
その結果、全国の硬式と軟式の野球部に所属する高校3年生およそ5万人を対象に・・・。
甲子園の土が入ったキーホルダーを贈ることを決めたという。

キーホルダーは、丸い透明なケースの中に甲子園の土を入れられるようになっている。
阪神の矢野監督や選手等が球場で集めた土を使うとか。
阪神の監督は、こう語る。

どこに気持ちをぶつけていいか分からない、高校球児の背中を押したいと考えた。
阪神だからできる取り組みだと思うし、自分たちで土を集めることで・・・。
キーホルダーの中に応援の思いを込めて届けたい。

キーホルダーは、8月下旬をめどに全国4,000校以上の学校に配送される予定だそうな。
日本高校野球連盟の八田英二会長も言葉を繫ぐ。
球児への熱い思いが詰まったエールとともに・・・。
球児の憧れでもある甲子園球場の土が入ったキーホルダーを贈呈していただくことになった。

このような熱いアイデアを考えていただいた阪神の矢野監督はじめコーチや選手。
甲子園球場、阪神園芸の皆様に感謝申し上げます・・・。
いやぁ、暗い話題が続く昨今、心が洗われるような素晴らしい話題。

拍手・拍手・拍手しかない！
おまけに、甲子園球場で交流試合が実現することになった・・・。

マイナンバーの利点

国民一人ひとりが持つ12桁のマイナンバー。
それを金融機関の預貯金口座と結びつける動きが進みそうな景色。
新型コロナウイルス感染拡大を受けて給付のお一人様10万円。

その給付金の手続きに手間取り、支給が遅れる事例も散見される昨今。
そこで晋三は、国民の強いニーズがあると豪語して・・・。
マイナンバー制度に触手を延ばし始めたらしい。

今回の給付金は、こんな塩梅。
世帯主が振込みを希望する口座番号に通帳等の写真やコピーを添付して申請。
受理した市区町村は、間違いがないかを一つずつ確認するため、支給に時間がかかる。

晋三と言えば、スピードを重視すると言っていたが、その意に反してスローモーな展開。
そこで振込み用口座を事前に登録しておけば、国民も市区町村側も手間が省けて早く現金が届く。
そんな発想から、本人の同意をもとにマイナンバーと口座情報を結びつけるシステムを構築したい考え。

晋三は今回、市区町村に集まった名前、住所、口座の情報。
これをすぐに破棄させず、有効利用したい考えだとか。
国民はインターネット上のマイナポータルに口座番号を登録し・・・。
税金の還付や年金の受取口座も同じように扱えるようにする。

より多くの人に広まれば、将来は個人単位での給付もすぐできるとみる。
利便性を上げておく仕組みが必要との声は高まっている。
国民から強いニーズがあるとか、国民の理解を得られる。

高市早苗総務大臣も検討の流れを歓迎とかで、非常に有意義と同調して持ち上げる。
しかし、このシステムの構築は、法改正後1年ほどかかるようだ。
今回の10万円給付では、水道料や住民税の支払い、児童手当の受け取り等など・・・。
市区町村が把握する口座を使う場合は、写しの添付がなくて良いところもある。

「次の給付」の時期によっては、これに準じた形での運用もありそうだとか。
そうだ、晋三！こうなりゃ、国民一人に毎月10万円を給付して・・・。
マイナンバー制度との連携でスピードアップを図れや！

民度の違い

相変わらずへらず口を叩く生意気な男だなぁ。

誰って？アッソー太郎の政治屋のことだよ。
日本で新型コロナウイルス感染症による死者が、欧米主要国に比べて少ないのは・・・。
「民度のレベルが違うから」とやっちゃった。

6月4日の参議院財政金融委員会でのことだ。
恒例の太郎節を吹聴して、この認識が国際的にも「定着しつつある」と豪語した。
質問に立ったのは、太郎が率いる麻生派に所属する自民党の中西健治センセイ。

ロックダウン（都市封鎖）などを伴わない日本の新型コロナ対策を巡り、自由という価値を守り続けてきた。
高い評価を受けられるべきでは？と持ち上げる馴れ合いの質問。
政権の対応を持ち上げる質問だったが、太郎は軽くいなして捌く。

自由って言うけど、憲法上できなかったから・・・。
結果としてなっただけであって、そういった見識をもってこれに臨んだのかねぇ。
と皮肉たっぷりの回答。

そして、「それでも効果があったというところがミソですかねぇ」と言葉を繋ぐ名演技。
更に、死者数の割合が高い米英仏を例に挙げて語る。
こういうのは死亡率が一番問題、人口比で100万人当たり日本は7と強調。

他国の人から、お前らだけ薬を持ってるのか、ってよく電話がかかって来たし・・・。
そういった人たちの質問には、お宅とうちの国とは国民の民度のレベルが違うんだと言うと・・・。
みんな絶句して黙るんですけれども・・・。

何と言う生意気さだろう・・・傲慢な太郎も早く消えて欲しいねぇ。