ロシアがウクライナに侵攻して1年が経過した。
しかし、終戦に向けた出口は一向に見えない昨今。
プーチン親分が、頼みにするのは中国らしい。
プーチンからモスクワ訪問を熱烈に要請されている習近平。
3月上旬の全国人民代表大会で国家主席に3選は必定。
その後の最も効果的な訪露のタイミングを模索しているとか。
米国との緊張が高まっている中国も訪露は強力な対米カード。
習近平は、4月末から5月上旬に訪露し、プーチンに停戦を呑ませる。
そして大国の指導者としての存在感を示す狙いがあるとか。
ところで中国外務省は、2月24日にこんな発表。
「ウクライナ危機の政治的解決に関する中国の立場」と題する文章。
これは、訪露の伏線と見られているが、こんな内容らしい。
中国は、ロシアとウクライナが互いに歩み寄り、早期に直接対話を再開。
最終的には、全面的停戦で合意することを支持する。
対話は、ウクライナ危機を解決する唯一の道だ!
ウクライナへの軍事支援や対ロ制裁の米欧を念頭に、言葉を繋ぐ。
各国は、火に油を注ぐことを控えるべきだ!
一方的な制裁に反対する!
軍事集団の拡大で地域の安全保障を図ることはできない!
燃える中国の大作戦は、凄いなぁ。
ウクライナ問題が、、主要テーマとなるG7広島サミット。
5月19~21日が開かれるが、中国の親分はその前にモスクワを訪問。
停戦にこぎ着けさせ、G7首脳陣を出し抜く算段?
ウクライナ問題解決の道筋がつけば、美しい国は、こうなる。
文雄座長の見せ場はなしという景色に激変!