イチローさんが軍艦マーチ？

イチローさんの作戦が着々の景色である・・・。
アッと驚く為五郎・・・「国民の生活が第一」が大変身。
解党して、原発再稼働反対の滋賀県知事の元に集まる。

新党は「日本未来の党」・・・そこに結集するのは・・・。
「国民の生活が第一」や「みどりの風」そして「減税日本」。
はたまた、「減税日本・反ＴＰＰ・脱原発を実現する党」も合流とか。

そして心を打つ滋賀県知事の言葉・・・。
原発事故の３・１１後、初の国政選挙であるにも関わらず・・・。
原発のない社会に向けての議論は不透明のままだ。

経済性だけで原子力政策を推進することは・・・。
国家としての品格を失い、地球倫理上も許されない。
フムフム、なるほどナルホド・・・。

そんなニュース紙面には、民・自の政権公約記事が同時掲載。
こちらは、何か詐欺フェストまがいの内容の感。
記事を比べたら、色あせた感じでもある・・・。

まさに、イチローさんの戦略戦術が功奏。
民・自・公・維新の幹部は真っ青？・・・。
とりわけ日本維新の会は、相当に慌てているに違いない。

ともあれ、新党は、既存政党等を脅かす一大勢力になるのは必定。
そして新党は、原発問題で「卒原発」と語り始め・・・。
原発推進ＶＳ卒原発の戦い一本になりそうな雲行きである。

でもねぇ～、他の政策が後から出る予定とは物足りない感じもする。
選挙の顔として担ぎ出されて、脱原発が選挙向けだけの口実。
そんなことにならなければいいノダが、と惻隠の情から書いておきたい。

ともあれ壊し屋の異名は、健在のようである・・・。

だらしなさ過ぎる国盗り合戦

やっぱりネ！「日本維新の会」の大誤算・・・。
調子に乗って「太陽の党」なんぞと合流した。
おまけに、「みんなの党」にも触手を伸ばして、合流を打診。

しかしこのアタックは見事に外れて、合流は断念に至る・・・。
みんなの党の代表は、歯切れのいい言葉で電話通告。
維新は維新、みんなはみんなという形が現実的だ・・・。

こんな腰が定まらない維新の会の動きのため、無党派層が離れた。
そんな風評も、まことしやかに伝わってくる・・・。
だから言わないこっちゃない・・・ということか。

維新の会にとっては、無党派層は、最大の票田のはず。
あぁ、それなのにそれなのに・・・その集票が期待できなくなる。
今回は、「脱原発」や「消費税増税反対」が有権者の焦点になる。
そんな空気が充満し始めた感の政治劇場・・・。

あまつさえ、民・自・公・維新は、政策も似たりよったり。
と言うことで、政権公約こと「詐欺フェスト」。
どんなまやかしの言葉を吐くのかと思ったら・・・。
項目の羅列が目立つだけのもの。

「自衛隊」を「国防軍」に変えるとはしゃぐ政党。
公共事業予算の大幅増を夢みる政党。
対米従属に熱くなる政党等などetc・・・。

人生イロイロ、政党もいろいろといった風情である。
旧態依然の政治を目指す政党に、有権者がつき合う時代。
そんな時代遅れの政治が、いつまでも続くとも思えないノダが・・・。

日替わり定食顔負けの政治劇

日替わり定食でもあるまいに、何でコロコロと政党が変わる？
太陽の党が、日本維新の会と合流したと思ったら・・・。
今度は、「国民の生活が第一」の党が解党する・・・なんじゃ、こりゃ？

滋賀県知事が、結成する新党で自らが代表となる「日本未来の党」。
それに合流するため、「国民の生活が第一」を解党。
脱原発を旗印に、勢力の結集を図る必要があると言うことらしいが・・・。

早い話が、来月の衆議院選挙に勝ちたいがための方策。
緊急常任幹事会を開催し、解党することを決定・・・。

「国民の生活が第一」の代表代行は、高揚感を抑えて語る。
新党と我々の政策の中身は、ほとんど同じだ。
政策が一致するので、一緒にやっていこうということになった。

結論は、解党して入党することになる・・・。
国民の生活が第一は、衆議院選挙に立候補予定者７０人。
公認候補者全員が、新党から立候補する方向になるそうな。

結党から４か月余で解党とは、あまりにも性急過ぎの感。
政党の安売り、バーゲンセールと言ったら皮肉過ぎるか。

あまりにも頻繁な離合集散の景色は・・・。
裏を返せば、政治屋として自信のなさにほかならない？
果たしてこれで、地に足をつけた仕事ができるのだろうか。

「国民の生活が一番」はまやかしで、本音は「政治屋の暮らしが一番」。
そんな政治には、なって欲しくはないものである・・・。

平成版の国盗り合戦に思う

この絵は、何に例えればいいのだろうか？・・・。
政治ごっこの行方は混沌、庶民の暮らしは一向に良くならない。

振り返れば、消費税増税に熱くなった野ダメ君。
なりふり構わず暴走し、餌に使った「近いうち解散」は・・・。
引き延ばすだけ引き延ばす作戦を展開。

仕事の成果と言えば、大した実績もない有様・・・。
それがここに来て万策尽きて、突然の解散宣言である。
党内は、離党騒ぎでドタバタ、まもなく政権は立ち枯れ必至。

一方、そそくさと離党したイチローさんグループは、余裕の感。
「国民の生活が第一」なる党は、軍艦マーチ鳴らす快進撃。
破竹の勢いで、裏切り者の選挙区に刺客を準備し虎視耽々とか。

そして、飛ぶ鳥を落とす勢いだった日本維新の会と言えば・・・。
ここに来て、急にしぼみ出して芳しくない展開。
政策一致で協定書を結んだ友好協力団体は、３府県という寂しさ。

ところがそこへ、石原センセイが颯爽と登場して代表の座へ・・・。
でもねぇ～、お年寄りが知事の仕事を投げ出して勝てるの？

ともあれ、国民不在の綱引き大会は、熱気ムンムン。
さてさて壊し屋イチローさんの頭上には、女神はほほ笑むのか？
はたまた石原の爺様にも、幸運が転がり込むのか？

まぁ政治屋の皆さん、せいぜい夢を見て頑張って下さいナ・・・。

変わり始めた？日本維新の会

良く分からなくなって来た「日本維新の会」の姿。
この間までは、鳴り物入りで軍艦マーチを鳴らしていたが・・・。
太陽の党と合流する前後から、視界不良の状態に陥る。

脱原発は、譲れない政策のはずだったが、ここに来て揺らぎ出す。
原発はゼロにするかも知れないし、しないかも知れない。
安全基準を作れば、２０３０年代までに自然とゼロになる。

そう豪語する橋下代表代行であるが、政治理念が揺らぎ始めた？
政策集の「維新八策」では、ＴＰＰは参加方向としていた。
それが軌道修正して、交渉に参加して、国益に沿わないなら反対。
ということで、ＴＰＰも参加するかも知れないし、しないかも知れないの空気。

また、企業や団体からの政治献金は、党規約で禁止を明記。
ところが、太陽の党から選挙を戦えないとの申し入れを受け・・・。
上限を設けて受け取ることにした・・・なんじゃ、こりゃ？

市政よりも、国政に色気を出し始めて創った「日本維新の会」。
維新八策への１００％賛同が、候補者としての条件だったはずだが・・・。
ここに来て、骨抜き状態？視界不良のような景色である。

おまけに街頭演説では、こんな訴えを絶叫しているとか・・・。
政治に必要なのは、政策を語ることではない！
組織を動かし、実行できるかどうかだ！・・・フ～ン、実行ねぇ～。

いつも選挙になれば、力強さや行動力というまやかしくさい言葉が登場。
具体的な政策よりも、曖昧模糊なスローガン・・・。
この餌で有権者に目くらましをかけて来た風情。

そんな政治劇を揶揄して風刺漫画には、こんな絵が登場。
代表が一筆・・・「日本石慎の会」と書いてニンマリ。
言い得て妙の風刺漫画には、座布団３枚である・・・。

いじめの緊急調査結果に思う

今年４月から約半年間で、全国の小中高校のいじめ件数は・・・。
１４万４,０５４件で、前年度１年分の２倍を上回ったと驚く素振り。

文部科学省は、いじめのわずかな兆候でも見逃さない。
そんな意識の高まりで大幅に件数が増えたと胸を張るが・・・。
裏を返せば今までは教育現場が、弛んでいたからでないのか。
言うなれば、見て見ないふりをしていたと言うことであろう。

そして今回は、初めて重大事案も調査をしたと言う。
児童生徒の生命・身体の安全が脅かされるような事案。
その実態の調査報告を求めたところ、これまた全国で２７８件。

自殺未遂や怪我で入院した事例もあったが、大半は解決済み。
そんな一言で余裕を見せる文部科学省も、凄いと言えばスゴい！

そして児童・生徒１千人当たりの認知件数は・・・。
最多が鹿児島１５９．５件、最少は福岡の１．０件と大きな格差。
鹿児島県は、全体件数も３万８７７件と、全国で最多。

その県教育委員会は、こんな言い訳・・・。
増えたのではなく、軽微なものを含めて実態を掴めたから・・・。
どこまでも、呑気で長閑な教育現場である・・・。

いじめと真摯に向き合わない教育行政・・・。
これまた情けない限りである・・・。
こんなことでいじめがなくなるとは、とても思えない・・・。

道草をしている暇はあるのか？

まだ、こんなことをやって道草をしているのか？
減税日本の代表は、元農相や元金融相らと会談。
脱原発やＴＰＰ反対を掲げて、勇躍、新党を発足させた。

ところがこの政党名が、実に長ったらしい・・・。
「減税日本・反ＴＰＰ・脱原発を実現する党」。
あまりにも長過ぎて、略称は「脱原発」にするノダとか。

そして今後の夢は、こんな塩梅である・・・。
「国民の生活が第一」との連携を模索したい・・・。
何とも長閑な景色である・・・。

ともあれ、１２月１６日投開票の衆院選は・・・。
２極だ、３極だと複雑な解説が罷り通る展開。
主導権を握りたい自・公・民それぞれの思惑。
そして粗製乱造の第３極勢力がもつれる戦い・・・。

２人では、政党交付金が貰えない・・・。
だから国会議員５人以上が集まって、交付金欲しさに合流。
そんな景色を恥じらいもなく見せつける政治劇場。

政治家としての資質も信念もない、センセイたちは・・・。
国民のために何をしたいのか、さっぱり分からん。
こんな政治屋が、自分の暮らしを守りたいだけで立候補？

まともな政党もセンセイも見当たらない現実は、実に悔しい。
おかげで、憂鬱さが募る毎日である・・・あ～ぁ。

原発ゼロの構想

民主党政権が打ち出した２０３０年代の「原発ゼロ」構想。
しかしその陰には、こんな試算が隠されているらしい。
電気料金が２倍、実際には、それ以上の値上げになるかも、と言う。

そして「原発ゼロ」の実現には、更にコストがかかるそうな。
まずは、全国の原発をそのままに放置できない。
その解体・廃炉には、１基当たり３００～７００億円が必要。

廃炉に伴い、放射性物質に汚染された原子炉の処分場も必要。
加えて、使用済み核燃料の最終処分場の問題も浮上。
だから、電力会社にとって原発ゼロは、「死」を意味するという。

原発と関連施設は、電力会社のバランスシート上では資産に計上。
しかし原発ゼロになれば、これらの資産価値はほぼゼロになる。
おまけに廃炉を見込んで、減損処理をしなければならない。

だから政府が、原発ゼロを正式に打ち出せば・・・。
瞬く間に債務超過となる電力会社も出る可能性が極めて大きい。
そうなると、電力会社は資金調達が困難となり・・・。
政府が資本投入することになるが、原資はもちろん税金。

原発ゼロへの代償は、とてつもなくデカいなぁ～。
しかし米国は、日本の原発ゼロを絶対に認めないようでもある。
そして来る１２月１６日の選挙に向けては・・・。
「脱原発」を公約に掲げる詐欺フェストが、登場予定でもある・・・。

突然の不出馬

久しぶりに札幌へお出かけ。
１１月１０日には、大沼公園～森町の高速道路が開通。
初めてＥＴＣを利用して、大沼公園ＩＣから豊浦ＩＣまで走行。
１時間２０分、１,７５０円という便利さ、そして快適さ。

さて豊浦を過ぎて、鳩山君の北海道９区の選挙区に入ったら・・・。
鳩山センセイのポスターやライバル候補。
スピードスケート五輪銅メダリストの堀井学道議のポスターが・・・。
道の端々に貼られている風景に遭遇した。

ところが鳩山センセイは、突然の出馬辞退という・・・。
まさに、ギョギョギョのギョという展開である。

振り返ればこの方は、、２００９年８月の衆院選で政権交代劇の主役。
それが次期選挙では不出馬予定としたが、突然の出馬表明。
そしてまた、ここに来て再度、衆院選不出馬を決めた・・・。

執行部は、党の一体感欠如に対する世論の批判を踏まえて・・・。
衆院選候補に対しては、党議に沿った行動を誓約させる公認申請書の提出。
そんな踏み絵を押し付けるいじわるさ・・・。

しかし、消費増税やＴＰＰへの反対姿勢を堅持する鳩山君。
申請書への署名は拒否を貫き通した。
無所属で出馬の選択肢もあったらしいが・・・。
不出馬は、選挙に勝てないというのが一番の理由とも聞こえてくる。

鳩山君の歯ぎしりと堀井クンの高笑いが聞こえてきそう。
銅メダリストは、金バッチを目指して頑張ることになる。
競馬の予想屋を泣かせる景色であるが・・・。
まぁ、好きなようにやって下さいナ。

女必殺仕事人の登場

千葉４区が凄いことになりそうだ。

群馬４区の三宅雪子議員が、野ダメ君の刺客となるノダとか。
当初は、地元の群馬県で反対されていたらしい。
しかし千葉四区ならば、「止めない、行け」。
こんな檄が飛んだと言うが、本当か・・・。

全国民が注目する最大の選挙区になる雲行きである。
そして野ダメ君が落選すれば、現役宰相として初の快挙。
そんなことが、まことしやかに語られ始めた・・・。

三宅議員は、こう語って決意も新たである・・・。

国民の命と暮らしを守るため、一番の責任者である野田総理と・・・。
千葉４区で闘う決意をしました・・・(中略）・・・。
消費税増税廃止、原発ゼロへ、ＴＰＰ参加反対云々。
福祉と社会保障の充実を軸に命懸けで頑張ります・・・。

それにしても、政治の世界で女刺客いわゆる必殺仕事人の登場。
政治の舞台で「刺客」という言葉が、平然と飛び交う現実。
とても危ういことだと思うノダが、所詮選挙は大人の喧嘩。
徹底的に派手にやればいいさ・・・。

それにしても、イチローさんを怒らせたら怖いねぇ～・・・。

永田劇場の名優が頑張る

衆議院解散宣言直後の民主党両院議員総会で・・・。
野ダメ代表は、拳を振り上げて訴える・・・。

次の選挙より、次の世代を真剣に考える。
知力・胆力・行動力のある政治集団だと確信している。
畳をかきむしってでも勝利するぞ！

事業仕分けで頑張った党であるが・・・。
今や、自分たちの党の仕分けが始まったような景色である。
それなのにこの頑張りようは、どう理解すればいいノダろうか。

一方の対抗馬、自民党両院議員総会では、こんな塩梅。
総裁の安ン倍君は、こう叫ぶ！
私たちは、歴史的な戦いに挑んで参ります！
高揚感を漂わせて叫ぶ姿は、政権奪還を信じて疑わない・・・。

そうかと思えば、「太陽の党」代表の石原クンは・・・。
日本維新の会との合流に成功し、自ら代表席へ着席。
でもねぇ、これって後出しジャンケンでないの？
ズルイなぁ～、とただただ感心する景色 ・・・。

おまけに政策では、隔たりが大きいと聞くが・・・。
それを骨抜きにして、大同団結とは、おやおややれやれの感。
それにしても日本維新の会は、この先どうする気なのだろう。

ともあれ１２月１６日の日本ダービーレースは・・・。
寒風吹きまくる市井を尻目に、ますます熱くなる。
政治屋自身の暮らしを守るために頑張る冬景色。

と言うことで、「韓信の股くぐり」という言葉を思い起こす。
大願成就のためには、目前の恥や苦労を耐え忍ぶのみである・・・。

腐敗組織の不祥事コンクール

神奈川県警の男性警察官４人（３０代）によるハレンチ事件。
今年３月、女性警察官（２０代）に服を脱ぐよう命じた悪行。
それが、７月に至ってセクハラ事件として発覚したのは、記憶に新しい。
県警は、４人の警察官を処分、しかし事件は不送致という寛大さ。
　
続いては、大阪府警の男性巡査長（３２歳）が頑張りを見せる。
路上に駐車した捜査用ワンボックス車の中で下半身を露出。
通りかかった女性（２０代）に見せた疑い・・・。

戒名は公然わいせつ罪であるが、これまた書類送検のみ。
歪んだ性癖を抑えられず、他に１０件ぐらいやったと供述。
こんな馬鹿を逮捕もせずに、減給という軽い懲戒処分。

そして同日付で辞職するが、退職金は、しっかりといただける。
いわゆる、ごっつあんです退職である・・・。

そうかと思えば、中部管区警察局の男性技官（３５歳）も頑張る。
７月１８日の深夜、入浴中の女性を覗く目的で民家の敷地に立入り。
こちらは現行犯逮捕・・・動機は、仕事上のストレス発散とか。
重ねた犯行回数は、２００１年秋頃から数百回という余罪。

そこに来て、長崎県警の警部[４６歳）クンも張り切る。
今年８月、宿直勤務中に覆面パトカーを使って警察署を抜け出し。
不倫相手と密会するという大胆さ・・・。

そしてこの警部は、１１月１５日付で減給の懲戒処分・・・。
しかし、ご多分に漏れず、彼も同日付で依願退職。
これまた退職金は、ガッポリ貰えるごっつあんのスタイル。

裏金に毒された警察組織の腐敗は、想像以上に進行中。
しかしハレンチ事件を起こしても、退職金というお土産つきの引退。
そんな辞職風景が、組織風土として根付いている警察。

どれだけ厚顔無恥の醜態を晒せば、気が済むのだろうか？・・・。

勝利の女神は輝くのか？

衆議院選のタイムテーブルが明らかになった。
それなのに、未だに政党の離合集散劇を演じる政党。
今度は、「減税日本」が「太陽の党」に合流・・・。

そして市長の語る言葉には、センセイとしての本音が滲み出る。
商売を盛んにするために合流する・・・。
自・民を乗り越える政治勢力を作ろうと思ってやってきた。
連携を急速にやりたい・・・。

ふ～ん、商売ねぇ～、有権者も随分軽く見られたものである。
心意気は理解できるが、果たして１２月１６日に間に合うのか。
メディアは、こんな心意気を伝える・・・。

第三極の大同団結が必要との考えで一致していた・・・。
そして、日本維新の会との連携も底意にあるらしい。

一方、新党「太陽の党」は、自書の芥川賞受賞作「太陽の季節」。
政党名は、簡単でどんな人でも覚えやすいのがいいという発想。
それにちなんだものであるらしいが、効果のほどは如何に？

そんな薄っぺらい考えで、衆議院選に突入？・・・。
ちょっと乱暴過ぎやしまいか？
「減票日本」「たそがれの党」にならなければいいのだが・・・。

いずれにせよ、頑張るという「減税日本」や「太陽の党」。
準備不足の感は否めないが、彼らにも勝利の女神が輝くのか。
まずは、注目して行きたいと思っていたら・・・。

老獪なお年寄りが頑張りを見せてくれた・・・。
そそくさと「太陽の党」と「日本維新の会」が合流。
その合流条件としては、維新の会の基本政策受け入れ。

石原クンはこれに応じて、太陽の党は解党に至るそうな。
おまけに合流後の政党名は、日本維新の会となり代表が石原クン。
橋下君は、代表代行に格下げ就任・・・。

美味しいところ盗り？の石原クンには、ただただ脱帽。
一方、合流を反故された減税日本代表の河村君。
その胸中は、穏やかではあるまい・・・。

いやはや、１２月１６日に向けて手品合戦は、ますます過熱。
市井の生活者の苦しい暮らしを尻目に・・・。
国盗り合戦は、超多忙を極める景色である・・・。

国の借金に思う

国の借金が、独り暴走して止まらない・・・。

財務省は９日、国債や借入金等を合計した「国の借金」を発表。
9月末現在で、９８３兆２,９５０億円に膨らんだとする。
前回公表の６月末比で、７兆１,０９８億円の増と胸を張る・・・。

１０月１日現在、推計人口は１億２,７５３万人。
国民１人当たり７７１万円の借金になる計算らしい。

愚かな政治のおかげで、借金は増え続け・・・。
２０１２年度末には、１,０００兆円となる見込み・・・。
そんな夢の大台に乗せてくれる政治も、これまた嬉しい。

バブル崩壊後、景気低迷が長期化で税収が減少。
そして、高齢化で増え続ける社会保障費。
はたまた東日本大震災復興のために国債を増発行・・・。

そこに来て永田劇場は、散財三昧の政治ドラマ。
ということで国の借金は、膨張し続けるばかり・・・。
国民は、汗を流してせっせと納税に勤しむ景色。

「日本の借金時計」がカウントする数字・・・。
それを見ているだけで、気が変になりそうである・・・。
そんな庶民の苦しみを尻目に、永田劇場では草競馬に熱中。

やれやれと言おうか、あ～ぁと言おうか・・・。
タメ息しか出ない毎日が続く・・・。

劇場のダービーレース日程

負ける戦と分かっていながら、戦いを強いられる指揮官。
永田劇場は、１１月３０日に会期末を迎えるが・・・。
胸中は、いかばかりであろうか？・・・。

１２日午前の衆院予算委員会では、こんな語り口であった。
特定の時期を明示するつもりはない・・・。
近いうち解散の自分の言葉は、重たいという自覚はある・・・。

軽い考えの人が重たいと言えば、余計に軽く聞こえるから不思議。
ともあれ背景には、第三極勢力の選挙準備が整う前に、解散・総選挙。
そうした方が得策との思惑もあったとの意見もチラホラ。

そして借金法案は、自公の協力を得られる見通しが立ち・・・。
今国会中に衆議院解散、年内に衆議院選を行う方向も見えて来た？
そんな思いが高まって？１４日には衆議院の突然解散発言。

そして永田劇場のダービーレース日程は、次の通り決定。
１１月１６日の今日解散、１２月４日公示、１２月１６日投開票。
争点は、脱原発依存とＴＰＰ推進、そして衆議院の定数削減等などetc。

しかし所詮は、政治屋たちの暮らしを守る政治のことである・・・。
どんな詐欺フェストが出来上がるのか、それも楽しみの１つ。
ともあれ、駄馬の手綱をしっかり押さえ、褌を締め直して戦じゃ～。

年の瀬が押し迫っていると言うのに、選挙ドラマを開演・・・。
大震災の被災地に思いを致す余裕は、全くあるまい・・・あ～ぁ。