函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

天下り先の役員報酬攻防

2008年09月15日 06時54分31秒 | オヤジのつぶやき
北海道の関与団体公社の理事長に天下りした元副知事の話題。

年間報酬を北海道の再就職要綱が定める額の2倍以上に引き上げを求めていることが分かった。
この要綱では、北海道が出資をしている関与団体などに副知事が再就職する際の年間報酬は、上限を660万円と定めている。
しかし、同公社では民間出身者の役員報酬が1,300万円を超えていることから、話がややこやしくなった。

同理事長いわく・・・。

要綱があるからと言って、民間出身者と倍の報酬格差があるのはおかしい。
団体ごとに事情は違うのに、要綱で一律の報酬基準を適用することがいいのか。
公社内で議論した上で、北海道と協議したい。

なるほど、こんなロジックもあるのか、と妙に感心・・・。
しかし、もう少し頭を冷やして考えて欲しい・・・北海道が出資しているお金は、庶民の税金だ。
民間企業の辛さを尻目に、ぬくぬくと自分の役員報酬倍増要求とは・・・。
乱暴過ぎるロジックであり、虫が良すぎやしまいか。

財政難で青息吐息の北海道なのに・・・公益法人では、こんな驚くべきこともまかり通っている実態がある。
北海道は、公債を公募して公益法人に購入して貰う。
お付き合いで公債を購入した公益法人のうれしいおまけ、プレミアとは・・・こうだ。

公債購入で受け取る年間利息が、10万円を超すところも出てくる始末だ。
そして、この利息も税金、と言うことを忘れている・・・。
補助金を貰いながら、その一部で公債を購入できて、おまけに利息で稼ぐリッチな公益法人。

こうなれば知恵を働かせた現代版マネービル、合法的なマネーロンダリングの世界。
そんな法人や公社に天下っていながら、あからさまに増額要求とは・・・トホホ。
役員報酬に見合った仕事をキチンとしてからでも、増額要求は遅くはない。

電卓をはじいて、お金に強欲となる姿は、えげつなくさえ映る。
想像しただけでも見苦しい風景だ。
余計なことだが、晩節を汚さなければいいのだが・・・と、この際、惻隠の情から一言申し上げておきたい・・・。
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はっけよい、残ったのこった

2008年09月14日 07時30分40秒 | オヤジのつぶやき
過去にはそんなことがあったのか、と思わず唸った。

大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕され、日本相撲協会から解雇された力士のこと。
日本相撲協会に、力士としての地位確認を求める訴訟と仮処分申し立てを東京地裁に起こした。

同人は、提訴後に東京都内のホテルで記者会見。
「私は悪いことをしたが、どうしても相撲に戻りたい。相撲に戻るには裁判しかない」
同席した代理人の弁護士いわく。

過去に拳銃の不法所持で罰金刑を受けた二人の横綱がいた。
しかし彼らは、けん責処分しか受けていない。
「前例に比べて解雇は極めて厳しい。起訴もされておらず、再チャレンジさせてやって欲しい」と主張。

日本相撲協会のコメントは・・・「訴状を見て適切に対応したい」
現時点では、力士に軍配を上げてやりたい気持ちだ。
なるほど、昔にはそんなことがあったのか。
さらに過去には、賭けマージャン事件でも寛大な処分があったらしい。

そうであれば尚更のこと、将来性のある若い力士たちの過ちだ・・・。
寛大な気持ちになって、罪一等を減じてやってもいいのではないだろうか。
先の大麻吸引疑惑力士二人も現役に復活させるべし・・・相撲協会の英断に期待したい。
人生を賭けた大一番、頑張れ力士たち!

とは言っても、一度決まった処分のこと、覆すのは並み大抵のことではない。
土俵際でうっちゃれるか?「はっけよい、残ったのこった」・・・。
残れるのは、世論やマスメディアの盛り上がり次第か?・・・。

残してやって欲しいな~。
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俄然注目の「霞が関埋蔵金」

2008年09月13日 04時32分52秒 | 政治
自民党総裁選レース真っ只中。
現在、各馬はゴール目がけて激走中だが、本命は頭5つくらい先行?
そして、衆院の早期解散・総選挙ムードが、だんだんと広がってきた。
そんな中、与野党ともに福祉や景気対策など選挙向け政策公約編集にご多忙のようで・・・。

早速、目をつけたのが、特別会計の「霞が関埋蔵金」。
景気悪化で税収の大幅な落ち込みの中での苦肉の策だ。
不人気な消費税増税や赤字国債増発を避けながら歳出拡大を訴えるには、埋蔵金に頼るしかないらしい。

何を今さら・・・歌にもあるじゃないか・・・。
「だか~ら、あの時、言ったじゃないの~、私にだって立場があるの~」
そう、小泉政権の塩川財務相は、こう指摘した。
「母屋(一般会計)でおかゆを食べているのに、離れ(特別会計)では子供がすき焼きを食っている」・・・と。
それを野放図にやらせておきながら、今になって庶民の人気取り施策か?

反省の声には、こうある。
 「埋蔵金」問題の底流には、特別会計を各省庁が縦割りで管理・運営し、仕組みも複雑で、国民に分かりにくかったことがある。
さらに、将来の年金給付のため特別会計に積み立てられた保険料で不採算な大規模保養施設を作って多額の損失を出すなど国民の不信感もある。
フムフム、いいぞ、この反省の態度は・・・。

06年度からの小泉政権の特別会計改革ではその過程で、各会計の余剰な積立金の存在が明らかになった。
経済成長促進による財政再建を訴える「上げ潮派」の自民党の元幹事長が、早速これに注目、早期の消費税増税不要論の根拠とした。
と、ごもっともらしい解説付きである・・・ウンうん。

自民党幹部は、「どれだけの財源が捻出できるかは不透明で、埋蔵金を当てにしたバラマキ合戦も懸念される。」とも、言っているらしいが・・・。
定額減税やも高齢者支援などで、今だけ庶民に優しくしてくれる?・・・。
所詮、選挙は、大人の喧嘩だ!
この際、埋蔵金は、超ド派手に使ったらいい・・・。
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ひどい世の中

2008年09月12日 06時50分47秒 | 不正
世の中全体が狂い出したのではないか、と思える酷い、ひど過ぎる~ニュース。

ひとつは、社会保険庁職員による、年金改ざん事件だ。
保険料を滞納した事業所に改ざんを指導していた事例が1件あったことを初めて認めた。
しかし、組織ぐるみの関与は認めない。
これは、消えた年金どころか、消した年金・・・犯罪だ。

この発覚は、OBの内部告発がきっかけ。
告発者は、「氷山の一角の一角、組織ぐるみ」と断言している。
まさに警察の裏金がバレたときの否定と、ウリふたつ。

職員側が「記憶にない」と述べたことを根拠に組織ぐるみの関与を認めない、という優等生ぶりの答弁。
否定して堪えることだけは、体に染みついており何ともズル賢い。
国民の老後の生活、そんなの関係ねえ、ねえスタイル丸出し。

もう1件、大阪の米加工販売会社が、事故米を食用に転売していた事件。
この事件1年以上前の内部告発らしいのだが、のんきに構えてくれてた農林水産省。
おまけに仕入先も農林水産省から・・・どうなってんの、農水省!
仕入れた米は、工作糊など工業用に使用が限定されている事故米だ。

この事故米には、中国製冷凍ギョーザに混入されていたものと同じメタミドホスが入っていた。
おまけに、「地球上に存在する化学物質の中で最も発がん性が高い」というアフラトキシンB1が入っていたという。
専門家によると、アフラトキシンB1は遺伝子を傷つけ、その傷ついた遺伝子の細胞が増えて行って癌になるという。

「食べた人は、なす術がない。人間に食べさせるのは犯罪です」
それを焼酎や日本酒、そしてお菓子の原料、病院の給食米として転売。
大いに儲けていたそうな。
慌てた農水省は、会見を開いて関係団体に自主回収を要請した、と発表したが、いかにもノンビリ。

当社長は「会社の経営が厳しくて、つい……九州工場の提案を受けて5、6年前から私が指示してやっていた」
10年ほど前からついつい?転売していた、というから開いた口が塞がらない。

社会保険庁、農林水産省は、やる気なし、責任の所在なし・・・。
こんな組織は、存在意義があるのだろうか?
答弁が振るっている・・・これらは、犯罪的な行為だと・・・。
的じゃないって、これもれっきとした犯罪だ!
あぁ、それなのにそれなのに・・・警察は、出てくるのが遅いな~。

ホンマにひどい世の中になったものだ。
ニッポンは、どうなるんだろう・・・。
今日もまた重いタメ息しか出ない・・・あ~あ。
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重症ダービー、中間速報

2008年09月11日 03時14分06秒 | 政治
福田首相の退陣表明を受けて10日、待望の「日本ダービー重賞(重症)レース」は予想通り、5頭立てでスタートした。

もちろん、派閥争いなんて政権運営には全く関係ないはずなのだが・・・。
これまでの総裁選は、派閥談合で成り立っていたとも言われる。
派閥の領袖という方が、睨みを利かせて自主投票ならぬ談合投票?を主導。

しかし今回は、官製談合選も破たんしたのか、観客のヒンシュクを恐れてか、自粛ムード?
そんな中、22日のゴールにむけて5頭は猛ダッシュしたが、もはや嘘っぽい言葉がポンポン飛び出す始末。
あれぼど言葉遊びは要らないと言ったのに・・・。

永田町のDNAもしがらみもない存在だ。
政府の無駄をなくし、「埋蔵金」の活用、議員定数も大胆に減らす。
自民党の政策が広く訴えられるいい機会、政治は感動だ。
心優しい、暖かい改革を目指す。

早くも歯の浮くような抽象的ビューティフルスピーチのオンパレードだ。
自分たちで敵前逃亡首相を、2度も続けて選んだのに、その反省の言葉すらもない。
優しさ、ぬくもり、・・・なにを今さら・・・。

敵前逃亡をした当の首相は、こう語る・・・。
「国民がワクワクする、エネルギーに満ち溢れた自民党を見せて欲しい」だって。
団塊オヤジは、かく言う・・・。
「あなたとは、違うんです。国民は、客観的に物事を見れるんです・・・ハイ」

その言葉通りに政治を目指していたら、今日のようなニッポンにはならなかったはず?
「総裁選ごっこ」とまで揶揄されているのに、ノー天気、無責任だな~。
でも、はしゃぐ姿は、やはり、何度見てもかわいい。
総裁選参加者は、参加賞を狙っている、とまでこき下ろされているのに、何の恥じらいもないようだ。

総裁選は、所詮ゲーム、お祭り気分の余勢をかって総選挙突入が目的らしい。
そんなことに色気を出したら、党最後の総裁、ドラマの終演・・・?
主役降板の最終章は、早まること必定ではないだろうか・・・。

それよりも先に、そのエネルギーを本来のお仕事に使うことだ。
まずは、増長する官僚の敵陣に切り込むこと・・・。
日替わり定食でもあるまいに・・・。
コロコロと大臣の首のすげ替えに、励むことばかりが能ではないじゃろうが・・・。

そんなにしてまではしゃぐから、官僚に舐められるのだ。
・・・とは言っても、あっ、そ~か!あっ、そ~さんも官僚出身だった?・・・。
それならば話が早い・・・。

小沢代表は、大量の政治家を省庁に送り込むと鼻息が荒いが、そんな必要はない。
そんなことをすれば所詮、政治家が抱き込まれて骨抜きにされるだけだ。
と言うことで、自民党は民主党と違ったカラーを・・・。
事務次官連中を大臣にすればいいだけのこと。

仕事に失敗すれば首も切りやすいし、省庁に緊張感が芽生える。
こんな簡単なことから、早く手掛けて欲しいものなのだが・・・。
せっかく1着ゴールでゲットできる金メダルが見えてきた!

簡単に手放すのでは、もったいない、モッタイナイ・・・。
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勝ち馬予想

2008年09月10日 05時27分26秒 | 政治
自民党の総裁選挙は、「出馬、出馬」と大賑わいで、何かと慌ただしい。
そこでこの風景を、競馬になぞらえてウオッチングして見たい。

名づけて、9月22日開催「日本ダービー重賞(重症)レース」。
7頭立ての予定のところが、体調不良のため2頭欠場?
本日10日、主催者側からの発表では、5頭立てのレースになる見込みだ。

このレース、ズバリ本命は、「あっ、そ~(なの)」さん。
対抗馬にKさん、穴馬にYさん、Iさん、Iさんと続く・・・。
まさにKYの景色・・・厩舎の空気が読めない・・・?

ところで競馬界には、俗に「コーチ屋」と呼ばれる悪(ワル)がいる。
お客に、勝ち馬予想を口実に近づく。
ついでに馬券を購入してやると言って強引に金を預かって、一瞬ドロンと消える。
もちろんレース結果は、ハズレ・・・当たらない。

頃合いを見てコーチ屋が・・・「や~ぁ、残念だったね~」と慰めの言葉で再登場。
しかし、コーチ屋がホンマに馬券を買ってくれたかどうか、お客は確かめようがない。
こんなズル賢い職業が、本当にあるのだ。

まあ、今回の日本ダービー重賞(重症)レースは、コーチ屋がいなくても予想はできるのだが・・・。
走る前から勝ち馬が決定・・・本命優位は変わらない、いわゆる「出来レース」とも言われる。
競馬プロのコーチ屋顔負けの「コーチ屋」が仕組んだ重症レース?

「初の女性首相」の可能性をアッピールする演出も素晴らしい。
郵政解散選挙の爆発的な勝利・・・その再現を夢見ているのかな?
それにしても国民不在のままで、「総裁選を盛り上げなくっちゃ」と張り切る面々。

競走馬を盛り上げるその姿は、かわいさを通り越して・・・あどけないといおうか、いじらしいといおうか。
盛り上げるのは、景気であり、所得であり、消費者の購買意欲のはずなのだが・・・。
それにしてもこの風景は、どう見てもはしゃぎ過ぎかな?・・・。

マドンナが、まあ、どんな旋風を巻き起こすのか、楽しみは膨らむが・・・。
できもしないことを政権公約・・・そんな言葉遊びは、もう要らない・・・。
うがった見方だが、5頭立てのこのレース、選挙区向けのパフォーマンスとも指摘されているのだが・・・。

どう言おうとも総裁選の続編は、10月上旬に衆議院解散・11月9日?総選挙の予定。
破竹のような勢いなので、是非この際、一生懸命頑張っていただきたいデスね、ハイ。

しかし、そんな甘い考えで、果たして二匹目のドジョウをゲットできるのか?
永田劇場は、まさしく度胸試し・・・チキンレースの様相を呈してきた・・・。

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大麻吸引は犯罪か?

2008年09月09日 06時55分02秒 | オヤジのつぶやき
大麻を吸った、吸わないで大騒動の相撲界。

幕内力士(28歳)と十両力士(26歳)が、抜き打ち検査などで大麻の陽性反応を示した問題・・・。
日本相撲協会は8日、東京・両国国技館で緊急の理事会と評議員会を開催した。
そして席上、理事長の辞任、疑惑の両力士は解雇という展開になった。

ところでニッポンでは、大麻の所持は処罰されるが、吸っただけでは違反とはならない。
先般、大麻所持で逮捕されて、解雇となった力士の刑事処分は、不起訴処分(起訴猶予)だ。
そしてまた、灰色でも黒に近ければ近いほど、徹底的にバッシングするのが、いまのニッポンの空気。

しかし、各国での大麻規制は、どうなのか。
多くの国では、その危険性から使用・所持ともに厳しく禁止されてはいるが・・・。
一方で、「最も安全な麻薬」と見なす向きも、一部の人々の間では少なくないらしい。

大麻は、タバコよりも中毒性が低く、酒よりも毒性が低い。
覚せい剤やコカインのような幻覚を見せることもない、というのがその理由らしい。
1997年のWHO(世界保健機構)の調査では、こうだ・・・大麻は「安全」という調査結果が出された・・・。
しかし、この調査結果は、直後に撤回された。

大麻を合法化する動きについては、欧米諸国の一部で進んでいる。
スイスやベルギー、オランダなどでは、既にその使用が許されている。
アメリカの一部の州やオーストラリアでは「医療用に限り」大麻を合法化する動きもあるらしい。
イギリスでは、「自分の痛み止めのために大麻を栽培していた」ということで逮捕された男が、裁判所から無罪判決を受けたようだ。

でもやはり、いくら「安全」と証明されても手を出さないのが賢明なのは、言うまでもないのだが・・・。
こうなりゃいっそのこと、大麻より毒性や依存性が強いタバコ取締法を新設、規制したらどうだ。
更には、今回の騒動に物言いをつけての仕切り直し・・・こんな期待はできないのか?

「はっけよい、残った、残った」とならないのでは、あまりにもかわいそうな気がする。
相撲界以外でも、もっと上を行くワルがいるのにねぇ~。
道義的責任はあるにしても犯罪ではない。
未成年者の力士がタバコを吸ったら、酒を飲んだら解雇するのか?
犯罪でなければ、もっと寛大な処分の選択肢もあったのではないだろうか。

それなのに、いきなり解雇とは・・・あ~ぁ、やるせない。
相撲協会もマスメディアも冷静になって欲しいものだが・・・。
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居眠りは議員の特権

2008年09月08日 07時02分01秒 | 政治
河北新報のユニークな記事から・・・。

市民グループが、仙台市議会6月の本会議で、議員が居眠りをした回数などを調査した結果を発表した。
調査は、代表質疑や一般質問など本会議が開かれた7日間にわたり実施。
議員の居眠り、私語、離席といった態度について、傍聴したメンバーのうち2人以上が確認した場合のみをカウント。

60人の議員のうち、居眠りなどの回数が6回を超えたのは15人で、5期以上の議員に目立った。
ゼロだったのは23人で、当選回数の少ない議員が多かった。
市民グループは、「居眠りや私語の出ない、緊張感のある議論をしてもらいたい」と要望。
来年4月ごろをめどに、議会での質問回数などを数値化した調査結果を公表する方針らしい。

もうひとつ、アサヒコムの記事はこうだ。

茨城県議会での議員の言動がブログで批判されたことが契機になり、議会の傍聴規則が改正された。
傍聴希望者は、身分証の提示を求められ、写真撮影や録音の許可が下りにくくなった。
全国の都道府県議会で身分証明書の提示を求める傍聴規則は初めてという。

都内在住の男性のブログが、問題視されたらしい。
同人は、茨城空港をテーマに多数の記事を掲載。
さらに、常任委員会などでの県議や県幹部の言動について論評し、居眠りする県議の写真を載せたことによるものらしい。

二つの記事を読むとセンセイ方は、何か勘違いをしている・・・。
有権者は、議場で居眠りをしてもらうために選んだのではない。
その信頼を裏切ったお姿を、披露されたからと言って、感情をむき出しにすることはない。

議場で居眠りする自体が、のどか過ぎるな~。
おのれの勘違いを棚に上げて、瑣末なことに目くじらを立てて傍聴規則の改正とは・・・随分、乱暴な話だ。
居眠り議員は、「楽して金儲けするスタイル」を、即、改めるべきだな・・・。

そういえば、永田町劇場の居眠りも見ごたえは十分。
親(国会)の背中を見て子(地方議会)は育つ・・・。
居眠り議員は、どんどん公表すべし・・・。
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国道航路の危機

2008年09月07日 07時42分08秒 | オヤジのつぶやき
多少のことでは驚かない団塊オヤジなのだが・・・。
このニュースには、かな~りビックリ。

東日本フェリーが11月末までに、フェリー運航事業から撤退する方針らしい。
航路は、函館~青森、函館~大間、室蘭~青森の三航路。
とりわけ観光都市の函館では、目玉フェリーが就航したばかりだというのに・・・。
昨年9月と今年5月に相次いで就航した高速船「ナッチャンRera(レラ)」と「ナッチャンWorld(ワールド)」。

この2隻は、10月中旬にも運航を休止し、売却かリースする方向のようだ。
燃料高騰の影響で、函館、室蘭発着の三航路全体で本年度約60億円の赤字が見込まれるのが、撤退の理由らしい。
ただ、函館~青森航路については、道南自動車フェリー(函館)が、高速船ではない在来のフェリー2隻を引き継ぐ予定もあるらしい。

函館~大間、室蘭~青森の二航路は、道南自動車フェリーが引き継ぐ方針も残されてはいる。
地元自治体の支援が得られるなど赤字解消のめどがつけば・・・という条件付きだが・・・。
経営立て直しの柱として昨年、今年と1隻90億円の高速船を相次いで導入。
それでも、投資効果に見合う集客が得られなかったらしく、地元函館では「観光や物流への影響が心配だ」との声も聞こえ出した。

なかでも心を痛めたのは、函館の向いに住む大間町住民のこと。
高齢者は、通院のため片道1時間40分の「函館~大間」間のフェリーを利用しているそうだ。
その交通手段が、今、まさに消滅するということだ・・・。

国は、国道航路と呼ばれる交通手段、これに救済の手を差し延べるべきだ。
道路特定財源がタップリあるのだから、その有効活用を・・・。
となれば衆院総選挙では・・・自民党の人気度アップは間違いなし、と思うのだが・・・。

衆議院解散・総選挙も近い・・・頭を使わなくっちゃ・・・。
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お仕事VS年収

2008年09月06日 06時49分54秒 | 政治
「ボク、辞め~た」・・・福田首相のお仕事ぶりとその報酬が気になり出して、さっそく調べてみた。

目立った仕事をしたようには見えないが、果たしてそれに見合った月額報酬なのか?
フムフム、月収300万円なりか・・・掛ける12か月プラスαで・・・年収4,165万円とあった。
おまけに黒塗り最高級車、運転手、シクレットサービスが付くなどetc。

アフターファイブには、グルメお座敷会合が目白押し?・・・ということで、役得の限り。
宴会が多過ぎて、交通整理をしなければ捌ききれないのでは・・・と余計な心配をするほど。
人の年収を調べたって、どうっていうことはないのだが・・・さて、まずは国内ランキングはいかに?

年収ランキング第2位は、最高裁判所長官で3,964万円。
第3位はプロ野球選手だが、これはパスするとして、第4位に国務大臣が登場、平均3,041万円。
なるほど、仕事をしない方ほど高額年収というシステムが良く分かる・・・。
栄えある総理大臣は、年収ランキング第1位。
ちなみに、200万人のフリーターの平均年収は、106万円でランキングの圏外だった。

さて、続いて外国の主要国の首相はいかに?
ドイツが4,200万円くらい、英国が4,400万円くらい、米国は4,700万円くらいとあった。
ブッシュさんのお仕事ぶりからすれば・・・これは、安すぎない?

ところが、驚く国があった・・・シンガポールの首相は、2億4千万円強を貰っているらしい。
この国は、政府の施策が上手く、国家財政が潤いまくっている。
そのため公共料金が、どんどん値下がりしているためらしい。

と言うことでシンガポールに学び、借金を減らすお仕事を真面目にしてくれればいいのだが・・・。
政治献金をどんだけ集めるか、事務所経費をいかにごまかすか、が大事。
そんなことにうつつを抜かすからニッポンは、益々おかしくなる・・・。
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学力テスト

2008年09月05日 05時42分12秒 | オヤジのつぶやき
文部科学省は8月29日、今年4月に実施した「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)の結果を公表した。

対象は、小学6年と中学3年の全員。
「国語A・B」「算数(数学)A・B」の都道府県別(公立)の平均正答率では、・・・。
北海道内の小学生は、全科目平均55%では全国46位、中学生が同59%で44位と昨年と同じだった。

全国の全科目の平均正答率は、小学生で前年度に比べ12ポイント減の60%。
中学生では同10ポイント減の62%といずれも落ち込んだ。
文科省は、昨年と同様「知識の活用に課題がある」との分析。

加えて今年は、「知識・技能の定着に一部課題が見られた」とも指摘。
調査結果については、全国の都道府県・政令市教育委員会などにお知らせして、現場レベルでの指導計画に反映させるよう指示すると言う。

なるほど、偽装教員問題もさることながら、今回のテストは60億円を投入というから凄い。
昨年と合わせると130億円を使っての学力テストだという。
果たして、こんなに多額の税金をつぎ込んで、一喜一憂するほどの事業なのだろうか。

そんなに大きなお金を使うくらいなら・・・。
いっそのこと政治家の能力を推し量る、こんなテストに税金を使ってはどうだ。
今のニッポンは、ドタキャン議員など、薄っぺらくて軽い政治家の多いのが問題だ。
彼らの学力テスト、おつむのテストをする必要性を痛感する。

お笑い番組ではしゃぐ議員や口先だけの朝令暮改議員は、まず落第点だろう・・・。
その結果を有権者に公表する。
と言うことで、議員の能力レベルを把握した有権者は、選択肢の幅が広がる。

ただねぇ、ずる賢い議員が数多い政治の世界のこと。
おそらくここでも得点偽装、得点水増しに手を回すのだろうナ・・・。
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貧しい福祉の行く末を憂う

2008年09月04日 06時50分02秒 | 健康・医療・福祉
何かと話題の豊富な政治劇場だが、今日は厚生労働省のお話。

また、新しい安心プランを練ってくれたようだ。
介護業界未経験の若年フリーターを雇用するとか、職員の資格や経験に応じた「昇給」を新たに取り入れた介護事業者のための財政支援制度を来年度から導入する目論見らしい。

介護分野では、低賃金や重労働などで離職率が21・6%(07年度)と、俄然高い
全産業平均の16・2%(06年度)を上回っているところから、人材の確保と定着を狙うという。
来年度予算の概算要求に、関連予算を100億円を盛り込むというから威勢がいい。

そして、その具体的な中身といえば・・・。
未経験者の人材育成費として42億円を要求。
若年フリーターや高齢者らを1年以上正規職員として雇った事業者に対しては、3人を上限に1人当たり50万円助成。
訪問介護に必要なホームヘルパーなどの資格取得を促し、資格がいらない施設職員にも研修などで専門性を高めてもらう。

フムフム・・・お金もないのに、またまたバラ色の絵を描いてくれるな~。
しかし、こんな発案のお役人さんは、現場の厳しさを知っているのだろうか。
以前の介護度調査項目は、百数十項目あった。

介護を必要とする老人も自閉症の障がいなど知的ハンディキャップのある人も70数項目の調査内容は同じ。
そんなあやふやな調査項目で、個々人の要介護度が決まり、1か月の支援時間が、一方的に決められる不合理さ。
あまつさえ介護を受けているのだから、応益負担は当然とばかりに、利用者へ1割負担を押し付ける・・・。

介護の現場はどうかといえば、3年間頑張ったら時間給を10円アップしてやる、と言って憚らない事業所も出てくる始末。
やる気をなくしたヘルパーの介護の質は、低下・・・。
そして士気の下った介護現場では、当然、離職率が高くなる。

一方、施設といえば、豪華な設備投資で経営難・・・青息吐息。
助成金目当てで、にわかに正規職員を雇用したところで、福祉の貧しさが変わるとは思えない。
今回も例の「雇用・能力開発機構」の出番となり、八面六臂の活躍か?
野放図な「老人下宿」・・・。
大きな社会問題になること必至なのに、何の対処もしないのは、どうしたことか・・・。

今回も歯の浮くような構想・・・。
介護事業者のための財政支援制度・・・これも、税金のばらまきだけで終わるのだろう・・・。
厚生官僚や「雇用・能力開発機構」の役員たちは、あまりにも現場を知らなさ過ぎる・・・。
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永田町のドラマ

2008年09月03日 06時33分28秒 | 政治
今日は、永田町のドタバタ辞任劇の話題。

二代続いて指揮官が、敵前逃亡した。
責任ある人が、匙ならぬ舵を投げてしまったドタキャンの風景。
無責任この上ない指揮官の姿に見えるのは、忍びないし情けない。

順風満帆の船長は、舵が効かないことを思い知らされて・・・日本丸から一人脱出した。
政治の空白をつくり、乗船客を見捨てた船長の胸中やいかに・・・。
「こんなはずじゃなかった」・・・か?

でも、自分で「貧乏クジかも知れないよ」と言いつつ、引き受けて「背水の陣内閣」と言い切った。
そして安心を提供するとも言ったじゃないか。
それを、この場に及んで「ボク、辞め~た~」・・・とは。

記者会見では、「人ごとのように聞こえるが・・・」との質問に返したお言葉が、これまた凄い。
「人ごとのようだとおっしゃるが、私は自分自身を客観的に見ることができる。あなたと違うんです」
なんじゃ、こりゃ?・・・。

おまけにメディアもメディアだ。
辞任会見後の夕食は、「しょうが焼き弁当」とか、瑣末なことをニュースに取り上げる始末。
しょうがないメデイア・・・なんてシャレにもならん。

それにしても辞任という孤独な決断の引き金は、何だろうか。
我々には、想像できない相当に陰湿なイジメがあったのだろう。
そんな驕った覇者「●党」の行く末は・・・?

国民をボロ雑巾のように、税金を絞るだけ絞っておいてこのありさまだ。
盛者必衰・・・どんなに勢いの盛んな党でも、必ず衰えがくるらしい。
とすれば、政治舞台の耐震構造も、甚だしい怪しく偽装に見える・・・。
ということで・・・●党の屋台骨はぐらつき、政権も末期・・・。

ところが、そんなところに麻生さんが、ニンマリと手を挙げて「頑張りたい」と来た。
続いてマドンナ風ヒャックリ子さんも、ニッコリ登場しそう・・・。
所詮、座ったところで総裁止まり?・・・候補者は、せいぜい頑張ってくれたまえ。
団塊オヤジにすれば・・・「あっ、そー(なの)」という程度のものじゃ。

いずれにしても、今の日本を与党に任せたままで沈没するくらいなら、野党にやらせて技量を試す方がいい。
しかし今の野党も、どれだけ真価を発揮してくれることか・・・。
まあ、与党と一緒に沈没するよりマシ、と言った我慢比べか・・・。

それにしても今回の騒動を見れば、必殺仕事人・・・絶対にいるな。
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イベントの結果

2008年09月02日 08時23分11秒 | 
「第2回やきとリンピックinむろらん」の結果・・・。

投票コンテストの結果、地元室蘭の「やきとりの一平」が、昨年に続いて金メダルを獲得した。
地元の強みがあるのでは・・・と思っていたら、やはりそうなった?
全国の名物焼き鳥店18店が集まったイベントに、2日間で焼き鳥約15万本が売れたらしい。

粋なビジネスとしては、誠に喜ばしいのだが・・・。
気になっていたのは、審査するといおうか、投票のあり方のこと。
18店のお店をすべて味見しての投票ではない・・・?

財布の懐具合と相談しながら、知名度のあるお店のやきとりに集中?・・・。
仮に1本100円としても、18店の味を見比べるには、1,800円かかる計算。
しかし、テレビに映る待ち時間30分という長蛇の列を見れば、所詮それは無理というもの。

まあ、団塊オヤジの意見は、ひねくれた考え・・・。
それよりも、食の偽装に辟易している昨今のこと、遊び心の入った豪快なイベントに拍手を送ろう。
こんな食の文化が、地域に根づき始めたことがうれしい。

来年は、山口県長門市で開かれるらしいが・・・。
いろんな焼き鳥の食べ比べを楽しむイベントなんだから、勝った負けたと一喜一憂するよりも・・・・。
参加した市民がどれだけ楽しみ喜んだか、それが大事。

と言うことで味の真剣勝負、真心のこもった食の安全が一番!
参加店にすれば、たくさん儲けることが一番!
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定額減税

2008年09月01日 06時56分19秒 | 政治
政府・与党の発表した総合経済対策のこと。

11兆7千億円を使い、2008年度内に所得・住民税の定額減税を「特別減税」として実施するらしい。
いくら減税になるのかはこれから詰めることだが、庶民としては悪い気はしない。

財源について福田首相は、「財政規律を堅持し、赤字国債発行は行わない」と明言。
07年度予算の余剰金や予備費、税外収入などを充てる方針。
定額減税にはさらに数兆円の財源が必要となる。

しかし、これについても赤字国債で財源を手当てすることは考えていないと断言。
いいぞ、いいぞ、立派なこと言うぞ。
これで埋蔵金を吐き出させたら言うことナシなんだが・・・。

対策の正式名称は、「安心実現のための緊急総合対策」。

生活者の不安解消では、主に物価対策として4千億円を計上。
母子家庭などへの生活資金貸し付け拡充、輸入小麦価格の値上げ幅圧縮。
更には、燃料高騰に苦しむ運送業者向けの高速道路料金の引き下げなども視野に入れている。

選挙も真近でもあり、ばらまき大判振る舞いで人気を回復したいのも解かるのだが・・・。
うがった見方をすれば、こんな彌縫策で選挙は勝てるのかな?
政策さしずめ「定額減税」は、票を獲得するための「合法的な現金買収」?

人の気持ちは、お金では買えない、と思うのだが・・・。
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