函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

被災者不在の漫才劇場

2011年06月15日 04時53分06秒 | 政治
漫才劇場は一難去ってまた一難、抜きつ抜かれつ草競馬の景色である。
言ったとか言わないとか、滑った転んだ、ヘチマだハチの頭だ・・・。
日替わり定食のように、政争の目玉商品が毎日のように入れ替わる。

未曾有の国難なのに、更なる国難が登場という盛況ぶり。
缶親方は、新成長戦略実現会議で原発政策維持を鮮明にした。
会議の議長でもあるこのお方は、何を考えているのだろうか。

大暴れ中の福島原発押さえ込み作戦は、民間任せ・・・。
日本が滅びる瀬戸際だというのに、ノンキな政治采配。
おまけにポスト缶だとか、解散・総選挙の話題まで飛び出す始末。
ポスト缶に名前の挙がったセンセイは、喜びを抑えるのに必至。

さて一方では、義援金の第1次配分は決まったらしいが・・・。
死者、不明者、住宅全壊世帯に35万円、半壊世帯に18万円とする。
第2次の配分は、日本赤十字社と15の都道県の担当者らの委員会で相談。

死者や行方不明者、家屋の全壊は1ポイント、半壊は0.5ポイント。
なんと被災の程度をポイント化して、都道県に配分するとか・・・。
1ポイントは、いくらの金額に設定するのだろうか。

これまでに15の都道県への送金額は、823億円にのぼるらしい。
それなのに、被災者への支給は370億円にとどまる・・・。
残りはどうしているのだろうか?銀行へ預金?その利息の行方は?

さてさて、もう一度話題を漫才劇場に戻そう・・・。
役に立たない缶親方には、大方が早く辞めて欲しいという意見。
それなのに未練タラタラ、総理の椅子にしがみつくしぶとさ。

かくして、被災者不在の永田劇場は、駆け引き合戦で大いに盛り上がる。
延々と続く大根役者たちの漫才は、実に腹立たしく小憎たらしい・・・。
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我が家の政治劇場

2011年06月14日 05時26分35秒 | 暮らし
我が家の大蔵大臣が、怒りの声をあげた。
「腹が立つねぇ、今度のK函館市長は!・・・」。
理由は、今年4月から市民税が、前年より7千円もアップしたことにある。

ここで団塊オヤジは、日頃の市政に対する不満が炸裂!

お前、それは違うよ。4月に落選したN市長がやった仕事だよ。
市議会議員も加担して値上げを決めて、財源を市民の懐に求めているということ。
固定資産税だって、毎年十ウン万円を催促されているぞ・・・。
毎年だぞ、毎年。市民にすれば、固定資産税の使い道も??でないか。

納税が遅れれば、すかさず督促され、延滞金まで要求される。
突き詰めれば、市長や議員そして市役所の職員たちの暮らし。
それを庶民が、シッカリと支えていることにほかならないの!

K市長は、函館市民会館の新築で合併特例債を当て込んで35億円を使う構想もある。
函館市は、2千億円を超す借金があるようだが、借金の上積みだ。
北海道だって、知事の迷采配で第二の夕張めがけて突進中だろ。
東北の被災地を見てみれ、被災者は税金なんて払えないど~。

と言うことはこれからの時代、自治体が倒産整理されると言うこと。
自治体の放漫経営は、借金を雪だるま式に膨らますだけ。
これらはすべからく、市民に借金の割り勘請求をしているということなんだ。

いや~ぁ、団塊オヤジも、日頃の不満を一気に吐露してスッキリ。
それを聞いていた政治オンチの大蔵大臣も、目からウロコ。
納得、ナットク、なっとく・・・我が家のいいお勉強会デスた。

久しぶりに我が家の政治劇場は、大いに盛り上がった次第である・・・。
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メルトスルー

2011年06月13日 04時49分44秒 | 政治
福島第一原発事故に関して、国際原子力機関へ提出の報告書。
政府が明らかにした内容は、ただただ驚くばかりである・・・。

破損した1~3号機の原子炉圧力容器の底部からは、溶融した核燃料が漏れ出し。
これをメルトスルーと言うらしいが、格納容器内にこれらが堆積しているらしい。
要は、原子炉貫通と言って、メルトダウン(炉心溶融)を上回る最悪の現象とか。

散々、圧力容器底部で制御棒の貫通部などが破損したとか・・・。
高濃度放射性物質の汚染水が漏出した、との言い訳で時間稼ぎ。
気休め的な情報を流していた国と電力会社の姿勢は、何だった?
最初からメルトスルーを知っていたのに・・・卑怯じゃないか!

心配ないとか大丈夫の甘い言葉で、事実を隠蔽し続けて3か月。
マスゴミと御用学者、彼らをして八面六臂の活躍をさせた。
国民を騙して放射能づけにしたその罪は、極めて重い・・・。

そこに来て今頃、原子力安全規制の行政組織が縦割りだったとか・・・。
安全を確保する責任が、不明確であった等など、これまたノンキな言い訳。
今後は、原子力安全・保安院を経済産業省から独立させる・・・。
原子力安全委員会等、体制を抜本的に見直す方針だと言う。

そんな最中に、福島第一原発の1、2号機周辺の地下水から・・・。
放射性物質のストロンチウム89、90が検出されたとの情報である。
それが、どんな危険を及ぼすのか分からないために、調べたらこんなあんばい。

骨に蓄積し、長期間にわたって放射線を出し続けて、癌を引き起こすおそれがある・・・。
日本は沈没に向けて突き進んでいるのに、ポスト缶にかまける永田劇場。
小田原評定と政局がお好きなようで、センセイ方は綱引き大会に一生懸命。

オイ、缶!国民はモルモットなのか!舐めてんのか!腹が立つなぁ~・・・。
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放射能汚染の廃棄物

2011年06月12日 04時10分53秒 | オヤジのつぶやき
環境省による福島県内の放射性物質に汚染された瓦礫処理の問題。

排ガス処理用のフィルターがあれば、既存施設で焼却処理を認める方針らしい。
金属スクラップなどリサイクルされる廃棄物は・・・。
一般の市場に流通しない形で再利用を模索。

ヘドロやコンクリート殻などの不燃物は・・・。
一般廃棄物の最終処分場での埋め立て処分も検討する。
専門家を集めての検討会で、最終的な処理方針を決めるようだ。

膨大な放射性物質に汚染された気の遠くなるような瓦礫の山。
それを焼却炉で燃やして処理する、と簡単に言うが・・・。
焼却した灰には、濃縮された放射性物質がてんこ盛りの状態。

漏出防止策を取った処分場で一時保管し、最終的な処分場所を別に決める。
この間は、周辺や排水の放射線量を監視する・・・。
というお役所得意の、気休め的なロングランの廃棄物処分計画。

汚染瓦礫リサイクル可能な基準は、原子炉等規制法に定めがあり・・・。
放射性物質として扱う必要がないものは、年間0.01ミリシーベルトとか。
現実には、この基準を軽くオーバーする瓦礫の山々。

現実を見つめないで、バラ色の復興計画案・・・。
でも福島県は、2万4千年も人が住めない地区。
それなのに、瓦礫を燃やしたり、ヘドロやコンクリート殻を埋め立てる。

おまけに被災地の仮設住宅では、気温の上昇に伴い腐敗臭が深刻化。
体長2cmほどの大型ハエが大量に飛び回る・・・。
生活環境の劣悪化は、目を覆うばかりのひどさである。

こんな施策ばかりで、果たしていいのだろうか・・・。
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大臣からのラブレター

2011年06月11日 05時07分50秒 | 政治
平成23年6月に、厚生労働大臣から届いたうれしい?ラブレター。
ありがたい?国民年金等の年金額改訂通知書。
内容は、私もババギャルも毎月50円を減額するお知らせの手紙である。

仕組みを調べたら、平成23年度の年金額は0.4%の引き下げとある。
現在支給の年金は、直近の年金額引き下げの年よりも物価が下がった場合・・・。
これに応じて、年金額を改定することとしている法律に根拠を置く。

だから、平成23年度の年金額は、平成17年の物価と対比。
平成22年の物価は、対前年比では▲0.7%であった。
しかし基準となる平成17年の物価と比較すれば、▲0.4%である。
だから、平成23年度の年金額は、0.4%の引き下げとなる。

でもねぇ、市井の生活者としては、昨年度の物価の上下が分かる訳がない。
0.7%下がったとは思えないし、ましてや6年前の平成17年のこと。
そんな物価の上下も、知る術がない・・・。

それを今頃になって、手品まがいの算術を駆使する国と日本年金機構。
お一人様50円の切手代を使って年金減額通知・・・。
騙しごっこの政治に、庶民はいつも騙されっ放し。

国民一人から毎月50円を巻き上げる・・・おっと失礼・・・。
しかし、たかが小銭、されど小銭、結構な額になるはず。
狡猾な官僚たちが編み出す、あの手この手の集金システム。

憎ったらしいなぁ~、悔しいなぁ~、腹が立つなぁ~・・・。
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イベントの開催

2011年06月10日 04時52分18秒 | 治安
市民の目フォーラム北海道」という市民団体が、札幌でイベント開催を企画。
タイトルは、「今どき、こんな裁判が!弁護士が語る国賠訴訟のヤミ」。
開催の趣旨は、以下の通りである。

茨城の布川事件でも冤罪判決、無罪まで43年もかかった。
冤罪が確定した鹿児島の志布志事件、富山の氷見事件は、国(検察)、県(警察)の責任を追及
する国賠訴訟が行われている。

しかし、冤罪なのに検察、警察は違法捜査を認めない。
冤罪国賠だけではなく、最近、全国的にも警察官の職務執行をめぐる国賠訴訟が増えている。
しかし、警察は決して謝らない。
被害を受けた市民は、訴訟費用もない。相談する人もいない。泣寝入りするだけである。

ようやく奇特な弁護士を探して提訴、長い時間をかけて争っても、残念ながらほとんど勝てない。
この10年で勝訴率6%という数字もある。
圧倒的に警察側が勝訴し、結局、市民は再びダメージを受ける。
一方、警察は税金で弁護士を雇い、組織を挙げて対抗する。

原告に有利な証拠は提出されず、警察官の証言は期待できない。
万が一、警察が敗訴しても賠償金は税金で払われる。
これは、究極の税金のムダ遣いである。警察官個人の責任も追及されない。

だから、冤罪は繰り返され、警察官の不祥事、違法行為はなくならない。
まるで明治憲法下の国家無答責の法理が、今も生きているようである。
「国家無答責の法理」とは、公務員は天皇に対してのみ責任を負う。
公権力の行使によって市民に損害を加えても、国家は損害賠償責任を負わないとする。

この現実を、わが身に降りかかるまでほとんどの市民は知らない。
そこで「市民の目フォーラム北海道(略称:CEFH)」では、国賠訴訟の現状、ことの重大性等、国賠訴訟を巡る
諸問題を広く市民に理解して貰うため、2人の弁護士による講演会を開催する。

平成23年7月9日(土) 午後2時~午後5時
札幌市北区北8条西3丁目 エルプラザ3階ホール
 1 市川守弘弁護士の講演(1時間30分) 「謝らない警察、泣き寝入りする市民」
 2 今暸美弁護士の講演(1時間)  「法の不知を許さず!」って何?「裁判官! それは、あんまりです!」
 3 質疑応答(30分)・・・。 

司会は、「市民の目フォーラム北海道」代表の原田宏二である。
多くの方が参加してくれることを期待したい・・・。
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忍び寄る恐怖・・・再考

2011年06月09日 04時21分16秒 | オヤジのつぶやき
原発がメルトダウンで、容器は早々と壊れてて放射能がジャジャ漏れ。
隠蔽し続けて来た原発事故は、各方面で放射能の影響が表面化。

バタバタと亡くなる方が出てくるという、厳しい現実も口を開けて待ち構えている。
放射能に汚染された遺体は、そのまま火葬に・・・。
そうすれば放射性物質は、更に散らばるらしい・・・怖い、コワい。

加えて危険なのは、河川と瓦礫の処理だとか・・・。
河川は、放射性物質が溜まって流れて蓄積するようだ。
飲み水は大丈夫だというが、果たしてそれを信じていいのだろうか。

瓦礫の処理では、小っころまでが高濃度の放射能で汚染されているとか。
そんな現場で、放射能の知識もないオジさんたちが活躍。
ユンボやブルト-ザーを駆使して、放射能まじりの粉塵を舞い上げる・・・。
被災地の瓦礫処理を想像しても、お~ぉ、怖っ・・・。

そんな被災地では、こんな雇用で心のよりどころを模索する・・・。
被災者の避難所で、被災者が自ら調理、配膳を行うことで雇用を生み出す。
発案者は、賃金を得ることで生活基盤が出きて生きがいになる、と語り・・・。
自立への一歩につながればと期待するが、そんな気休めでいいのだろうか。

おまけに被災地の仮設住宅は、プレハブの物置風にエアコン付き。
それが、1棟500万~750万円もする・・・これも高過ぎない?
復興という美名に隠れた、ぼったくりバーそのものと言ったら言い過ぎか。
人の不幸に乗じて、マネービルに励む企業もひどい・・・。

おまけに、「今すぐに」とか「直ちに」健康への影響はない等などと・・・。
口から出まかせで、国民を騙し続けてきた民ス党と電力会社。
1号機建屋からは、毎時4千ミリシーベルトの放射性物質が噴出。

そのレベルは、もはや人は近づけず、数百年も放射能を垂れ流し・・・。
こんな政治屋や企業に命を脅かされ、ぼったくり企業に税金をむしり取られる。
情けない景色ばかり見せられる毎日が、とても辛く悔しい。

ウン万年後の人たちは、こう詠むのだろうか?・・・。
夏草や政治屋どもが夢の跡・・・。
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豆腐コロッケ

2011年06月08日 04時33分57秒 | 海・山・畑の幸
函館の街、探せば結構うまい食べ物があるものだ。
ある日、函館の豆腐屋さんでコロッケを揚げていた。
珍しい光景であるが、たまたま、ババギャルと中島れんばいにお出かけ。

「今晩のおかず何にする?・・・」
「豆腐屋さんで売っているコロッケを食べたい・・・。」
「何を言っているの?豆腐屋にコロッケなんてあるわけないでしょ!」

「確かにコロッケだったはずだが?・・・」
「がんもどきを揚げていたのと見間違っていないの?」
団塊オヤジは「・・・・・・・・」、返す言葉もなく凹むだけ・・・。

ところが豆腐屋さんに着いたら、目指すコロッカがありマスた・・・。
今度は、ババギャルが目が点になる・・・「あぁっ~、本当にコロッケだ!」
お店の主人いわく・・・「当店自慢のコロッケです。中は豆腐です」。

団塊オヤジの気分爽快は、言うまでもない・・・ガハハ。
とにかくうまいデス、百聞は一見にしかず。
皆さんも「函館の中島れんばい」にレッツゴー。

豆腐屋さんは、函館市電通りを背に、れんばい中央通りの左側奥。
手作り豆腐、さつま芋やかぼちゃの天ぷら、おから和え等など。
どれも美味しい・・・私は政治屋と違って嘘を言わない・・・。
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西日本の困った人

2011年06月07日 04時42分16秒 | 政治
「君が代」は、国旗国歌法によって公式に国歌とされているそうだが・・・。
大阪府では、入学式等での君が代斉唱時、教職員に起立・斉唱を義務付ける。
全国初の乱暴過ぎる条例が、3日、大阪府議会本会議で賛成多数で可決成立。

思うに何人の府議らが、歌詞の内容を理解しているのだろうか。
おそらく多くの府議は知るまい、知っていてもごく少数ではないだろうか。
偉そうに言う団塊オヤジも、国歌の正しい意味を知らない・・・。

しいて言えば、磯辺の歌に聞こえてくる程度である・・・。
国歌を冒涜するわけではないが、多くの国民もそんな感じではないだろうか。
よく歌われていたのは、八百長相撲の千秋楽に賜杯を授与する場面である。

ところで、大阪府知事が代表を務め、議会で単独過半数を占める「大阪維新の会」。
同会が、国歌に関して条例制定の議員提案をしていたが、他の会派はいずれも反対。
慎重審議を求めたものの、維新の会が押し切って、1カ月足らずで条例を制定。

同知事は、起立を求める職務命令を拒み続けた教職員がいれば・・・。
懲戒免職処分とする方向と鼻息も荒い・・・チョット強引過ぎない?
おまけに処分基準を定める別の条例は、9月議会での制定を目指している。

「君が代は、千代に八千代に」の意味するところは・・・。
日本及び日本国民が、いついつまでも平和で栄えますように、という意味とか。
でもねぇ、今の時代に、天皇を讃える歌を唄うことを義務づけ・・・。
それを条例で制定して府民に強制する・・・何か違和感があるなぁ~。

更に暴走しそうな大阪の景色・・・である。
暴走に怒った福島原発の炉心が、ある日突然に爆発。
平和に栄える前に、日本が沈没しなければいいのだが・・・。

東日本のアキ缶くんだけでなく、西日本にも困った人がいた・・・やれやれ。
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大人4人でする仕事なのか?

2011年06月06日 04時29分28秒 | 治安
とある日の夕方、自転車で走行中、道路脇に制服のお巡りさんが3人。
見て、すぐにピ~ンと分かった・・・シートベルト着装違反の取締りだ。
案の定、自転車の進行方向の物陰に、もう一人のお巡りさん。

無線機を片手にネズミを狙う姿が、とてもいじらしくかわいい・・・。
相変わらず、陰に隠れての交通違反取締り風景である。
こんなことを、制服のおまわりさん4人で昼間からやる仕事なの?

その時である・・・若い女の子が、携帯電話をかけながら運転走行してきた。
あっと思ったが、時すでに遅しである・・・。
振り返ったら、待機中のお巡りさんが道路に飛び出して「とまれ」の合図。

この女の子は、検挙されたに違いない・・・トホホ、やれやれ。
かくして4人のお巡りさんは、0.25件ずつの違反取締り成績のポイントをゲット。
こんなことの積み重ねが、警察官の勤務成績に反映される・・・。

でもねぇ、もっとほかにやることはないのだろうか?函館のお巡りさん。
昼間の空き巣狙い等の泥棒を捕まえるためパトロールを強化するとか。
机上での巡回連絡よりも、足で働く本当の巡回連絡を行うとか・・・。

巡回連絡とは、各家庭等を訪問する活動である。
しかし多くの家庭では、警察官が来たことはない・・・それが実態。
だが交番の勤務日誌では、巡回連絡をしたことになっている不思議さ。

ところでとっさに思い浮かべたのは、昨年8月3日に書いた「お巡りさんを一喝」の場面。
タバコを吸いながら、シートベルト着装違反を取り締まっていた困わりさん。
それを見かねて、団塊オヤジが現職警察官に気合を入れた・・・。

それを読んだブログ訪問者は、こんなユーモアなコメント。
団塊オヤジが逮捕されていれば、本の売上げが伸びたかも・・・。
くしくも翌日の8月4日は、私の拙本「実録 くにおの警察官人生」の発売日であった。

警察もカッとなることが多い昨今、危ない橋はもう渡りたくない。
お巡りさんの前を静かに通過した次第である・・・。
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永田劇場「夏の陣」

2011年06月05日 05時01分08秒 | 政治
不信任案否決でホッとした缶ちゃんは、益々、政権維持への意欲を見せる。
「うそつき」「詐欺師」「ひきょう」等の厳しい批判は、何するものぞ!の心意気。
やはり政治屋は、これくらいの厚顔無恥で度胸がなければ務まらない。

そして缶ちゃんが、自ら退陣する時期のメドは福島第一原発の「冷温停止」。
政治屋たちが、今頃になって原子力のお勉強をするらしい。
首相補佐官とかいうエラいセンセイは、こう語る・・・。

原子炉の水温が100度を下回るという通常の条件に加えて・・・。
安定的な冷却や放射能の拡散停止等も含め、改めて定義し直す。
しかし冷温停止の定義は明確でなく、解釈を巡っての混乱も予想される。
専門家の検討を踏まえ、早い時期に示したい・・・。

どうせそんな考えは、首相補佐官の言葉ではあるまい。
電力会社に頼まれてのコメントでしかない?・・・。
それにしても、いまさら原発の定義づけをお勉強してどうするのだろう?

炉心がメトルダウンした1・2・3号機は、注水で何とか冷却を維持。
そのために、高濃度汚染水が大量に発生し安定には、ほど遠い状態。
専門家は、まだ冷温停止とは呼べない、と指摘する。

まだ「冷温停止」ではないとすれば、缶ちゃんの延命が続く一方で・・・。
そのあおりを受けて、国民の命は更に縮むという皮肉なストーリー。
一方の自民党は、死に体政権には協力できない、と対決姿勢を強める。

ということで永田劇場では、第2ラウンドが始まる模様。
缶ちゃんは、8月までに退陣する見通しらしいが、信用するに値しない。
センセイ方、せいぜい「夏の陣」を楽しんで下さいナ・・・。
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木戸銭なしの漫才劇

2011年06月04日 04時50分32秒 | 政治
アキ缶内閣不信任案のドタバタ劇は、日本の憲政史上に残る快挙。
素晴らしいと言おうか、談合と言おうか、見事な八百長劇と言おうか・・・。
不信任案可決は決まったも同然、との高揚感が漂っていた中でのドンデン返し。

大方の予想は、不信任案可決の流れであった・・・。
それをひっくり返したのが、ルーピーこと鳩ボンボンだとか。
2日の内閣不信任決議案の採決直前に、アキ缶くんが退陣を示唆。

おかげで、一郎くんの描いた不信任案可決のシナリオは、大きく狂ってしまった。
あらかじめ、アキ缶くんと鳩ボンボンが水面下で密談した効果は大きい。
お主もワルよのう・・・ふぉっふぉっふぉっと、お互いにほくそ笑んだに違いない。

一方、この密談を知らされていない一郎くんは、激怒したものの時すでに遅し。
そして鳩ボンボンは、今月中の退陣を思い描いていたらしいが・・・。
アキ缶くんは、東日本大震災の対応に一定のメドがついた時点で辞任とする。

敵もサルもの、引っかくもの・・・一筋縄ではいかない曲者である。
メドがついた時点という曖昧な言葉が、これまたミソ・・・。
メドがつかないとして、半年後、1年後と総理の椅子に座り続ける。

かくして、アキ缶座長の独演会が延々と続く眺めとなった・・・。
業を煮やした野党は、次なる一手として首相に対する問責決議案提出を検討。
不信任案が否決されたので、同じ国会の会期中に再び不信任を突き付ける。

それは、一事不再議の原則でできないのだとか。
仁義を重んじる893の世界と同じ景色である・・・。
こんなチンタラ劇が商売になるセンセイたちが、ステキでもあり羨ましくもある。

そして現首相と前首相は、言った言わないの泥試合。
鳩ボンボンの口からは、ペテン師という過激な言葉まで飛び出した。
木戸銭なしで漫才劇を演じる永田劇場には、絶句とため息の連続。

こんなことをしているうちに、被曝者はウン千万人に膨れ上がること必定。
被曝者が増え、放射能障害等など、悲惨な光景が出るというのに、この茶番。
被災者を弄ぶ政治はもう沢山、いい加減にして欲しいものである・・・。
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茶番劇場の裏側

2011年06月03日 04時45分10秒 | 政治
昨年6月8日に菅政権が発足したが、この1年は何だった?
総理の器でない者が、その椅子にしがみつき、政治を私物化・・・。
徐々にメッキが剥がれ、アキ缶とかバ菅とか散々皮肉られた。

ザ・エンドと思いしや、土壇場で内閣の不信任案は否決。
本会議直前に首相と前首相が会談し、覚書が交わされていたとか。
陰で動いたのが、鳩クンのようである・・・なんじゃ、こりゃ?

八百長そのものでないの?鳩クンは自分の言葉を忘れている?
総理たるもの、その影響力をのちのち行使しすぎてはいけない。
首相辞任後に議員辞職の意向を示していた男の八面六臂の活躍・・。

ダメ男とようやく別れることができると思ったのだが、やはり一寸先は闇。
しかし缶親方の安堵感は、いかばかりであろうか?・・・。

東日本大震災の被災者対策は、遅々として進まない・・・。
仮設住宅への入居者も少なく、仕事を見つけて自立する見通しも立たない。
多数の被災者は、避難所暮らしをせざるを得ない現実・・・。

それを尻目に党利党略・・・政局優先の永田劇場が素晴らしい。
目の前にある喫緊の被災者対策は、蚊帳の外。
未曾有の大震災と真摯に向き合う政治家がいないのが悔しい。

菅首相は、東日本大震災への対応に一定のメドがついた段階で・・・。
自ら退陣する考えを示唆したが、これまでのチンタラ劇を見れば嘘くさい限り。
茶番と思った方がいいし、誰が宰相をやっても、日本は変わらない・・・。

まぁ、これで民ス党も終わるであろうし、日本も終わり・・・。
福島原発の爆発で腰を抜かす政治屋たちは、狼狽えて何もできない?
ただただ、それだけが心配である・・・。
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迷俳句と政治ごっこ

2011年06月02日 04時07分08秒 | 政治
EU大統領が、俳句で日本支援とはしゃぐ缶親方。
「嵐去り 後に残るは 優しき心」・・・。
「HAIKU(俳句)」愛好家の欧州連合(EU)の大統領の俳句。

首脳会議常任議長でもあるこのお方・・・。
日本・EU首脳協議後の共同記者会見の場で披露。
東日本大震災の被災者に思いを寄せた英語の俳句だそうだ。

これを聞いた首相や日本の報道陣は、痛く感動する・・・。
そして今回の首脳協議は、KIZUNA(きずな)サミット」と命名。
被災者への人道支援、救済も日本とEUの協力目標という。

まぁ、それはそれで結構なのだが・・・。
でもねぇ、そんな俳句に酔いしれている場合じゃあるまい。
放射性物質は、数多放出されているが・・・。
その中でも、プルトニウム241は半減期が、2万4千年という。

そんな放射能の怖さを忘れて、はしゃぎまくる缶親方も凄い。
そして台風2号は、大暴れして過ぎ去ってくれたが・・・。
「嵐去り 後に残るは 散布された放射能」の風情。

あぁ、それなのにそれなのに、永田劇場は政治ごっこにお忙しい。
今日は缶親方が、「缶ちゃん」に成り下がるかどうかの大事な場面。
内閣不信任案が提出されて、首相引きずり降ろし大作戦・・・。
ということで先生たちは、被災者不在の駆け引きで超多忙を極める。

原発事故まで政局に利用するバカ騒ぎである・・・。
だれが親方になっても政治が、急に変わるわけではない。
自分の暮らしが一番大事なセンセイたちのことだから・・・。

嵐去り 後に残るは 自分ひとり?・・・今日の缶ちゃんは、こうなるのか?
まぁ、政治屋としての心意気・・・せいぜい頑張って下さいな。
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のどかな政治劇場

2011年06月01日 05時45分13秒 | 政治
のどかな政治劇場に、呆れ返ってしまう・・・。

まずは、首相の私的諮問機関「東日本大震災復興構想会議」。
会議の議長さんは、防衛大学の校長センセイ・・・。
5月29日、官邸で第7回目の会議が開催された。

被災地での規制見直しや税財政上の優遇措置を認める「復興特区」の創設。
これを政府に求めることで合意したとか・・・。
そして特区の区域は、県単位と市町村単位の2種類での検討を要請・・・。
6月末までにまとめる第1次提言に盛り込む・・・おやおや。

市町村が消滅するというのに、「復興特区」・・・安全な街づくりに向けて夢を描く。
土地利用規制等など必要な措置は、都市計画法等の関連法一括改正で対応。
と、まぁ何とも緩やかで、のどかで、呑気すぎる会議の景色である。

なぜ呑気だって?・・・2万4千年以上も人の住めない地域。
そんな地域を復興してどうするのだろうか?焦点がボケていない?
安全な街づくりというくだらん会議をする前に、やるべき火急の課題は山積。

そこに来て劇場は、内閣不信任決議案の採決で大忙し。
党内から出る造反者を抑えるために、なだめや脅しの攻防戦。

賛成だけでなく、欠席でも除籍処分。
不信任案が可決されたら衆院解散、などと処分や解散に言及。
造反予備軍の切り崩しに懸命の景色である・・・。

国益と国民の生活を守る・・・そんな言葉遊びに酔いしれているうちに・・・。
原発4基が爆発して日本崩壊?
国が消滅しなければ、目を覚まさないらしい・・・。

そして内閣不信任案が否決すれば、缶親方は益々増長?・・・。
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