大阪市長の態度急変に思う

この人の考えが、イマイチ良く分からない・・・。
時の人・・・橋下大阪市長のことである。
その変わり身の早さには、違和感さえ覚え始める・・・。

あれほど原発再稼働に反対、それが土壇場で賛成に回る。
打倒民主党と叫び批判・・・それが態度を急変してヨイショする。
と言うことで、大阪市長の言葉を拾い集めてみた・・・。

野田首相、すごいですよ。
集団的自衛権はこれから議論されて、ＴＰＰも参加表明するとかね。
当初言ってたことを、着実に進めてるじゃないですか・・・。

民主党の支持率は、急回復すると思いますよ・・・。
税も上げて、これから社会保障の議論もして行く。
確実に決める政治をされてると思う・・・。

消費税は、最終的には地方税化だと思っている。
首相は、道州制にするのなら消費税は道州に渡すしかない。
そう、認識されていると思う・・・。

これまで、散々批判してきた政権与党を絶賛し始めた。
政策では、大阪維新の会と大筋で一致するとの見解を示す・・・。
消費税、原発再稼働と、何が彼の心を急変させたのだろうか。

底意を知りたい・・・。

立入り禁止場所への立入り

話題が目白押しにつき、本日も２題目の投稿。

クライマー３人が、那智の滝を登って現行犯逮捕。
逮捕の理由は、軽犯罪法の「立入り禁止場所」への立入りである。
立入り禁止場所に、山菜採りで入るのと同じで、違和感を覚えた。

罰則は、情状により、その刑を免除し又は拘留及び科料を併科。
拘留とは、受刑者を２９日以内の範囲で一定の場所に拘置する。
科料とは、９，９９９円以下を強制的に徴収する処分。
世界的に著名なクライマーも、軽微な犯罪での逮捕にトホホな気分？

一方、世界遺産の熊野那智大社の宮司は、こう怒る・・・。
那智の滝は、ご神体として同敷地への立入りは禁止。
ご神体を祭っている所に入るとは、宗教を侮辱されたようなもの。

２７００年の歴史上、こんなことは初めて・・・。
絶対に許せないとするが、２７００年には、いささか疑問。
日本には、そんな長い歴史はあったのか？・・・。

ともあれ３人は、滝つぼの立入禁止柵を乗り越えたのは事実。
那智の滝を、約３分の２の高さ・・・約１００メートルまで登った。
しかし登りきれば良かったのに、警察官の警告で降りてしまった。

と言うことで、折角の新記録も幻に終わった次第・・・やれやれ。
もう一つ気になるのが、逮捕の身柄措置？・・・。
こちらは、逃走のおそれがないので即釈放である。

警察には、こんな軽微なことを事件化するほど余裕があるノダ。
これで良いノダ、そうなノダでしょ！ねっ、野ダメ君。
大事な仕事はかまけて、余計なことで汗する姿は、どこか似ている。

でっかいどう！北海道！涼しいどぉ～！

７月１６日は海の日で祝日・・・しかし全国の猛暑には驚くばかり。
テレビでは、強い日差しが照りつけて汗だくになる人・ひと・ヒト。
多くの都市では、今年一番の暑さだそうな・・・。

午後１時現在、全国９２７地点ではこんな塩梅。
３０℃以上の真夏日は５２５か所・・・。
３５℃以上の猛暑日は３１か所と、いずれも今年最多。

最高気温は、群馬県館林市で３７.６度、２位が魚津市の３６.９度。
金沢市と鳥取市で３６.８度、八王子市で３６.５度と続く。
多くの都府県では、高温注意情報や熱中症の注意喚起・・・。

そこでフト思ったのが、生活防衛対策としてのアイデア？・・・。
家にじっとして居て、エアコンで電気を消費する必要はあるまい。
デパートや図書館等、冷房が効いている所へ出かけて過ごす策。

最近の北海道では、灯油代の高騰で市井の生活者の防衛は・・・。
公共施設等など、暖房のあるところで長時間過ごしす。
そんな人々も多いと聞くが、それの夏型版である・・・。

それにしても、函館地方のこの涼しさは、何だろう。
朝晩は、ぐっと冷え込んで暖房が欲しいほどに寒いこともある。
できることなら猛暑の地域へ、この涼しさを分けてやりたい。

と言うことで、今年のキャッチフレーズも・・・。
でっかいどう！北海道！涼しいどぉ～！・・・デスね。

綻び始めた八百長談合

社会保障と税の一体改革関連法案の３党合意。
それを巡って自民党からは、破棄もあり得るとの発言が相次ぐが・・・。
その背景には、こんな理由があるらしい・・・。

参議院での審議が遅れて、衆議院の早期解散の環境が整わない。
おまけに野ダメ君が、解散先送りに言及し始めた・・・。
首相がこのような態度を続けるならば、決別することもある・・・。
こんな脅しめいた言動で、不信感をあらわにする自民党幹事長。

自民党総裁に至っては、こんな塩梅・・・。
基礎が完全におかしくなったら、合意には縛られない。
自民党の元幹事長も「必ずしも３党合意は守らなくて良い」とする・・・。

もはや八百長談合は、綻び始めた景色である・・・。
消費税増税法案成立への協力と引き換えに衆議院解散。
国民不在の芝居劇場は、大根役者が数多・・・。

しかし所詮、八百長劇なのだから、国民は合意ご破算大歓迎。
強がる自民党が、自らの合意を破棄すれば国民に笑われる。
そして民主党は、決められない政治は自民党のせいにする？

公債発行特例法案や衆院選挙制度改革関連法案等などetc・・・。
それらを口実に重要案件は多々ある、と早期解散を引き延ばす野ダメ君。
と言うことでここは、駆け引きという我慢比べか？・・・。

両党のしぶとさと狡猾さだけが、ひときわ輝く劇場舞台である・・・。

控室のぶんどり合戦

イチロー君は、「国民の暮らしが一番」なる新党を立ち上げたが・・・。
民主党と国会内の控室を巡って、「ぶんどり合戦」を展開。
国会活動の拠点となる控室は、所属議員数に応じて各会派に配分。

と言うことで新党は、民主党に対してこんな要求・・・。
国会議事堂正面側の党幹事長室（６６㎡）の明け渡しを要求。
この部屋は、自民党が長く幹事長室として使っていた部屋。

’０９年の政権交代に伴い、当時民主党幹事長だったイチロー君が・・・。
自民党に明け渡しを実現させた経緯がある部屋だとか。
おまけに新党は、民主党が代議士会等で使用する衆院第１４控室も狙う。

こちらは約１８２㎡の広さらしいが、この部屋の明け渡しも迫る。
この部屋は、本会議場に最も近い一等地という。
民主党にとっては、いずれも到底受け入れられない話のようだ。

更に、元総務副大臣である新党の国対委員長は・・・。
野ダメ君や副総理の国会答弁にケチをつけ、政権与党を酷評。
彼らの答弁は、「子供だまし」「稚拙」とバッサリ切り捨て。

早くも政権打倒を宣言して、ジャブを入れ始めた・・・。
と言うことで劇場は、控室のぶんどり合戦を皮切りに熱くなって来た。

政治屋のファミリー企業が潤う

政治屋のファミリー企業が、補助金を貰ってにっこりニコニコ。
そのニュースを読めば読むほど、腹の立つ話である・・・。

愛媛４区選出のセンセイの妻が、社長として仕切る海運会社。
高速船２隻と貨客船１隻を保有し、宇和島や周辺離島を結ぶ・・・。
しかし経営が苦しいらしく、赤字航路になっているそうな。

’１０年９月期は、売上高が１億３千万円、営業赤字は１億７千万円。
３億５千万円の債務超過に陥りながら、役員報酬はしっかりゲット。
おまけに昨年１１月には、バリアフリーの新高速船まで就航させた。

その背景には、年間２億円の補助金があるというから、更に驚く。
国や県が、地域住民の足を確保するために税金を使う。
船やバスの企業に、補助金を出すのは理解できなくもない。

しかし年間２億円の補助金は、ちょっとクレージー過ぎやしまいか。
前掲の新造船は、鉄道建設・運輸施設整備支援機構とかと共有。
建造費の９割を同機構が負担するが、これも国の補助金が原資。
よくまぁ、こんな裏技を考えるものである、と感心しきり。

そして補助金の使途は、労務費と人件費に１億５千万円ちょい。
おまけに、役員報酬が２，６００万円・・・。
センセイの妻、長男、そして長男の友人の３人で山分け。

通常、債務超過であれば、役員報酬は支払えないらしいが・・・。
それが、大手を振って罷り通る現実も悔しい限り。
政治屋が補助金を私物化し、ファミリーを養う・・・。
それが、政治屋の言う身の切る改革と言うことなのか・・・。

隗（かい）より始めよ、とは良く言われるが・・・。
それを知らない政治屋には、暖簾に腕押しの感。
センセイの暮らしを守ることが一番、しか頭にないのだろうが・・・。

こんな政治屋が、国をダメにするということである。

大人のイジメｖｓ子供のイジメ

田舎警察の滋賀県警が、今頃になって大慌て。
大津市で昨年１０月、イジメ被害の中学２年の男子生徒が自殺。
それを９か月もほったらかしておきながら、今頃になって家宅捜索。

中学校や市役所をガサ入れし始めた・・・。
さて警察は、イジメの実態解明にどこまで迫れるのか。
隠ぺいを得意とする警察が、どこまで本気でやるのだろうか。

「逃げる・隠す・嘘をつく」という、お役所仕事であるのは常識。
メディアと言えば、強制捜査は極めて異例の事態と騒ぐが・・・。
所詮、三流メディアの真価を発揮するやじ馬取材。

それはさておき、政治の世界もこんなイジメで賑わう。
秋田３区の衆議院議員は、こんな決意。

党よりも、組織よりも大事な事がある・・・。
それは、自分が体を張って受け止めた生活者の声である。
こう言って、イチロー新党に参加したこの議員。

一方で秋田県連は、副代表の解任を決め空白とした。
そして、その3区に刺客を送ることを決めた・・・。
同県連の幹事長のコメントが、これまた振るっていて可愛い。
受け皿を提示するのが、政党の役割だ・・・。

馬鹿も休み休み言って欲しいものである・・・。
国民との約束を守った人を除籍、そこへ刺客を送る。
国民との約束を破った者が、政権与党に胡坐をかいて居座わる。

まさに、永田劇場版の大人のイジメごっこ。
いつになったら成熟した政治劇を演じてくれるのだろうか。
壊し屋の異名を持つイチロー君・・・。
キミは、永田劇場を本気でブッ壊す使命に燃えるべきである。

イチロー君の新党

民主党を離党したイチロー君は、意気軒昂・・・。
長い党名だが、新党は「国民の生活が一番」とした。

いまの政治は、国民の暮らしを散々痛めつけて来た。
イチロー君は、その不健全な実績を反省して？党名に拘った？
１丁目１番地に位置づけて、これまでにない斬新なもの・・・。

でもねぇ～、「国民の暮らしが一番」は・・・。
何か、取って付けた生煮えの党名に見えなくもない。
それはさて置き政治屋の運命とは、実に面白いと思う。

民主党を離党した議員の選挙区に対立候補を立てれば・・・。
民主・自民の候補が、共倒れする可能性は高いらしい。
公明が候補を立てる選挙区でも、同様の現象が起きるようだ。

消費税増税賛成議員を支持するのは、ごくわずかの国民。
と言うことで選挙情勢の分析では、民・自・公の執行部はまっ青？
ましてや候補者自身は、更にまっ青になるに違いない！

そんなことが、まことしやかに囁かれ始めた昨今・・・。
イチロー君が、「必ず勝てる」と言い切ったこととも一致する。
そして新党では、自らが選挙対策委員長に就任する予定とか。

頭の中には、全国３００選挙区のデータが満載インプット。
選挙の神様は、既に８月解散、９月総選挙という想定で・・・。
総選挙の準備は、着々と進行中のようである。

あぁ、それなのに民主党愛知県連は、何を勘違いしているの？
イチロー君と一緒に離党届を出した２人の議員。
その議員の選挙区に、公認候補を擁立するのだとか・・・。

政権交代をした前回選挙からこれまでの成果を・・・。
有権者に総括して貰い、選択肢を示すためにも擁立を急ぐとする。
でもねぇ～、本気で立候補に名乗り出る者がいるのだろうか。

負け犬の遠吠えとはよく言うが、負け犬になるのは誰？どの党？
せいぜい対抗馬の駄馬諸君は、負け犬とならぬように・・・。
フンドシを締め直して頑張って下さいナ。

身を切る改革というまやかし

国民へ負担を強いる前に、政治屋が手本を示すべきなのだが・・・。
そんなことを尻目に、消費増税関連法案は衆議院を通過した。
しかし、そのセンセイたちの言う、身を切る改革が全く見えない。

彼らは年間、歳費と賞与で２,１００万円を貰えるそうな。
しかし不景気のため、２年間に限って５４０万円を削減・・・。
でも、折角身を切るのなら、永久に削減して欲しいものである。

月１００万円の文書通信交通滞在費・・・。
そして会派宛の月６５万円の立法事務費。
はたまた、公設秘書３人分の給与も支払われると来た・・・。

政党交付金は、ナント年間３２０億円・・・。
こんな大金を、共産党を除く各党で山分け。
そもそもは、企業等からの献金弊害を避ける目的で制定。
それがどうしたことか、いつまでも二重取りの景色。

ＪＲや飛行機も、タダで乗れる特権がある・・・。
すべからく、自分の財布から支払うという発想はゼロ。
おまけに、国会や政党用の公用車も運行されるとか。

東京・赤坂の衆院議員宿舎家賃は、４月から月８千円引き下げ。
月３５万円の家賃相場の物件が、８万円そこそこの超格安。
国民に消費税増税を強いていながら、家賃までも値下げ。

と言うことで、身を切る改革は所詮まやかしの風景。
何とも困ったセンセイたちは、毎日が政局でお忙しく・・・。
自分の暮らしが、一番大事な夏模様である・・・。

若さと美貌に痺れる

この若さと美貌は、どこから来るのだろうか？
とは言っても、我が家のババギャルではない・・・。
大女優・・・吉永小百合さんのことである。

とある日、テレビに大写しの小百合さん。
若さと美しさが変わらないことに、まずビックリ。
おまけに、６７歳という年齢には、２度びっくり。

テレビでは、小百合さん主演の映画「北のカナリアたち」を紹介。
現場で映画をやらせて貰える幸せを感じる・・・。
一瞬一瞬の映画に懸ける思いを、この撮影に込めたい。

撮影の舞台は北海道の利尻島で、１１月３日公開予定。
小学校教師の役だが、海に飛び込んだり自転車に乗る等など。
そのために、足腰を鍛えておかなければいけないとして・・・。
毎晩、腕立て伏せを３０回、おまけに腹筋と背筋を鍛える。

顔やスタイルだけかと思ったら、心や言葉までが美しい。
どこかの政治屋には、聞かせてやりたいものである・・・。

ところで映画は、北海道の綺麗どころ満載になるようだ。
是非とも映画館へ駆けつけたい・・・。

火災を起こした消防士

いやぁ～、驚いたねぇ～、消防士の悪ふざけ・・・。
霧島市中央消防署員が、火災事件を発生させた。
６月末、同僚宅で仲間約１０人が酒を飲む・・・。

飲み会は、前日の水上訓練選考会の反省検討会。
酒に酔った後輩が眠ったため、消防士（２９歳）は起こそうとして・・・。
ふざけて、後輩（２４歳）のシャツに消毒用アルコールを吹きかけ。

おまけにライターを着火させて近づけたらシャツに引火。
悪さをした消防士は、予想外の展開にびっくり。
悪行の結果は、腹部に全治１か月の火傷を負わせた。

いくら過ってとは言え、消防士としてあるまじき行為。
市消防局は、この消防士を自宅謹慎とし・・・。
近く正式に処分するようだが、どんなお灸をすえるのか？

上司は、二度とないよう指導したいと言うが・・・。
火気の取扱いに慣れているはずの消防士。
それがこんなことじゃ、市民は安心して眠れまい・・・。

オスプレイの配備計画に思う

オスプレイの沖縄配備計画が、慌ただしく動く・・・。

いわゆる垂直離着陸輸送機のことである・・・。
沖縄県の米軍普天間飛行場に、何としてでも配備したい米政府。
日本政府への正式通告には、接受国通報と言うのがあるそうな。

それを巡って野ダメ君は、外務、防衛両省に先延ばし要求を指示。
しかし米国はこれを拒否、通報は６月２９日に予定通り行われたが・・・。
こんな強引な行状が、沖縄県民の感情を逆なでする・・・。

問題のオスプレイは、事故が多過ぎるようだ。
４月にアフリカ・モロッコで、６月には米フロリダ州で墜落。
しかしフロリダの事故調査結果は、いまだに出ていない状態。

事故原因が判明するまでは、通報を遅らせることができないか？
そんな野ダメ君の胸中は、察するに余りある・・・。
そして事故った場合の言いわけは、こんなはずじゃなかったか？

こんな言葉を用意して、危険なヘリを市街地上空で飛ばす。
その神経が理解できない・・・。
いっそのこと、永田劇場の上空をフライトすれば良いのに・・・。

操縦の難しさが事故原因とも伝わるオスプレイ。
永田劇場の政治ごっこ運営の難しさにそっくりである・・・。

続いて栃木県警のチョンボ

続いて、栃木県警の杜撰なお仕事の発覚・・・。

速度違反を取締まる「レーダ式車両走行速度測定装置」。
この電波投射角度を誤って設定して、取締まりに汗する。
約１０カ月間で、約４,２００件を検挙した可能性があるらしい。

栃木県下の県道や国道等で１１０回、この装置を使用。
電波投射角度を２７度に設定すべきところを５度に設定・・・。
角度を低く設定すると、速度が約８％高くなる可能性があるとか。

間違いの発覚は、今年２月に速度違反で検挙された運転手の否認。
そのため調査した結果、６月中旬に誤設定が判明・・・。
警察署の交通捜査課員が、使い方を理解しないまま使用。
そんな初歩的なことが、ミスった原因だという。

県警は、１件１件精査して適切な方法で処理したい、とする。
県警本部長は、誠に遺憾で、深くおわび申し上げると陳謝。
あわせて、再発防止対策に組織を挙げて取り組みたい・・・。

緊張感のない謝罪姿勢・・・。
また、再発防止という言葉の陰に逃げるのか？
それが、そもそも遺憾というよりもイカンのだ。

警察の語る再発防止という言葉も、聞き飽きた感である・・・。

久しぶりのチョンボ事件

久しぶりの道警によるチョンボ事件である・・・。

道警は、２４年１月に「きずなプロジェクト」を発足させた。
道警刷新強化委員会では、現場からのボトムアップで再発防止。
そして、不祥事案を非違事案として、言葉をすり替えて胸を張る。

そんな彌縫策を続ける道警が、またまた大チョンボ。
家宅捜索というのは、裁判所に捜索差押許可状を請求し・・・。
裁判官から許可状の発付を受けて行われる。

道警から、身に覚えがない疑いをかけられた札幌の男性。
容疑は、去年１２月に深川市内で発生の窃盗事件。
その違法な家宅捜索に対して７月４日、旭川地裁に訴訟提起。

１５０万円の損害賠償を求める裁判を起した。
これがいわゆる国賠事件・・・国歌賠償訴訟である。
裁判費用も賠償金も税金で賄うが、・・・。
今回のチョンボ劇は、こんな塩梅らしい・・・。

容疑者の父親に防犯カメラの画像を見せて署名を迫る。
不鮮明な映像に父親は、「何とも言えない」と答えるが・・・。
息子であるという供述調書に署名をさせて、令状を請求したらしい。

そしてその後、息子は事件当日のアリバイが証明された・・・。
一方、道警の深川警察署は、捜査中でコメントできない・・・とする。
これも警察の常套手段であり、確かに沈黙は金。

しかし逃げ回るだけでは、道民の信頼はますます遠のき・・・。
仕事のミスは、税金でしっかりと守られる素敵な職場である。

札幌まで延伸の北海道新幹線

６月２９日、北海道新幹線の札幌延伸が正式に決まった。
とは言っても開通するのは、２４年後の２０３５年という気の遠い話。
札幌～東京間は５時間１分で結ばれ、想定料金は約２万１千円。

２４年後の開通に自治体や経済界関係者らは、はしゃぎ喜ぶ。
しかし、道民の財政負担や並行在来線問題等など。
残された課題は、山積しているという・・・。

札幌市長は、「やっと今日を迎えられた」と感慨も一入。
新駅ができる小樽市長も「大変喜ばしい」との談話を発表。
函館市長は、「順調に認可されてよかった」とする・・・。
北海道知事は、「大きな悲願だった」と記者会見で語る。

各人各様の喜びの声であるが、現実を見てみよう・・・。
財政負担の平準化により、新たな財源の必要性も浮上。
総工事費は１兆６,７００億円とか、おまけに平行在来線の問題。

北海道の負担試算は、金利を２％と仮定して２,９００億円。
更に並行在来線としてＪＲから経営分離の第三セクター。
小樽～函館間を残せば、３０年間で５１億円強の赤字。
これを北海道が８割、沿線自治体が２割負担するらしい。

本当に意地の言う、新幹線開業の効果は出るのだろうか。
国は北海道内の最高速度を時速２６０ｋｍと想定。
貨物列車と線路を併用する青函トンネルでは、１４０ｋｍとする。

おりしも７月３日には、成田～新千歳にジェットスターが就航。
こちらは、格安料金でフライトする・・・。
既に飛んでいるピーチの関西～新千歳は、２時間弱で５千円台。
こんな格安航空会社が、次々と新千歳空港路線に就航。

あぁ、それなのに知事は、道民の税金負担を語る・・・。
新幹線の効果が、全道に広がれば理解いただける・・・。
何とも、呑気で気の抜けたサイダーのようなお話。

線路を創るも走らせるのも、鈍行列車並みの北海道新幹線。
２４年後の北海道新幹線、乗客は居るのか？・・・。