ロシア国内で戦死者の埋葬が、急ピッチで進んでいるらしい。
チョット古いが、5月6日時点で某メディアの集計は、こう。
ウクライナ戦争で亡くなったロシア兵は少なくとも2,099人。
そのため相次ぐ戦死に、ロシアの地元当局は慌てているようだ。
クレムリン(大統領府)は、3月にロシア兵の戦死者が1,351人と発表したきり、更新はなし。
正確な数字は不明だが、モスクワ・タイムズは、こう伝える。
ロシアの地元当局は、異常なペースで新たな墓を購入している・・・。
極東ハバロフスク当局は、業者に約700基の墓を用意するよう指示。
同様の契約を結んだ5年前は、当局からの発注は120基だった。
プーチンの戦争が要因で、大量の墓が必要になっている可能性が高いらしい。
ところでロシアでは、墓は基本的に個人単位で入る。
ソ連時代は、共産党が墓の面倒を見ていたとか。
その名残で、現在も地元当局が墓専用のエリアを決め、管理しているという。
ウクライナ戦争で行方不明になっていると言われるロシア兵は、約4万2,000人。
うち戦死者は、かなりの数に上ると予想。
当局が墓を大量に用意しているのは、想像以上に戦死者が出ているからと見られるようだ。
年齢が分かっている戦死者のうちでは、21~23歳の割合が最多。
20歳未満も74人含まれているという。
プーチンは若者を死地に追いやる一方、若手実業家との対話集会では、こんな語り口。
領土を取り戻し強化することは、我々の責務だ!
今後10年で生活の質は向上する!と軍事侵攻を正当化する佇まい。
プーチンの発言は、裏を返せば今後10年は我慢しろということらしい。
10年以上の貧困生活だろうなぁ。
若者は前線に送られて無言の帰宅か、生きて帰って来ても10年以上の貧困生活?
プーチンの戦争ごっこは、どこまでも罪深いねぇ・・・。