収穫の手順、昔は・・・
鎌で稲を刈り取る。
刈り取った稲を干す。
手動やエンジン付きの脱穀機で籾(もみ)にする。
手動やエンジン付きの籾すり機で籾の皮をむく。
農家は通常、ここまでの行程を経て出荷に至る。
時代は変わって、今ではコンバイン一台で全て終了。
次に精米となるが、この作業は米販売所や消費者の仕事となる。
刈り取り後の田んぼ
切り株から新芽が出始めている。
昔は切り株を鍬(くわ)を使って掘り起こした。
掘り起こした切り株が乾くと、特殊な手動の道具を使って土を落とすと共
に切り株を細かく砕く。
そのまま放置すれば、やがて土に返る。
今はトラクターでかき回す
切り株を掘り起こしたり、 砕いたり、土と混ぜたり、一度に全部できるす
ぐれもの。
昔は、農業だけでは生活が苦しいので、 一家の大黒柱が勤めに出たり、
遠方へ出稼ぎに行く事が多く、 残されたじいちゃん、 ばあちゃん、か
あちゃんが農作業の働き手だったため、3ちゃん農業などと言われて
いた。
最後に稲藁(いなわら)の処理だが、今は特殊な機械でビニール袋に詰
める。
このように
稲藁は飼料になるので、牛の餌などに販売もできる。
以前、1袋5,000円ぐらいになると聞いたことがある。
昔は、 サツマイモや里芋などを畑に穴を掘って保存する際、 芋の上に
敷いたり、しめ縄を作ったり、堆肥作り、 野菜の根元への敷き込み、 荒
縄(稲わらで作った紐)の作成などに利用していた。
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