山菜の蕨(わらび)、 難しい漢字ですが、 地名にも埼玉県蕨市がある
ので書ける人は多いと思う。
自慢じゃないが私は書けない
蕨はシダの1種で、日当たりの良い山などに群生している。
新芽を摘み取って食用にするが、基本的には灰や重曹などでアク抜き
をする必要がある。
アク抜きをしないと、苦くて食えたもんじゃないし毒性もある。
しかし、苦いのを我慢して食っても病院へ行くような事はない。
以前は4月~5月になると新潟県まで採りに行ったもんですが、 クマザ
サの中に1mぐらいの大きな蕨があり、相当下の部分まで柔らかく食べ
られた。
もう食えない
このような葉っぱになると硬くて食えない。
根っこからドンドンはびこるので、放っておけばどこまでも群生を続ける。
写真を撮るだけなら山まで行かなくても大丈夫
近所にも栽培しているのか、自然に生えたのかは知らないが見ることは
できる。
ここは蕗(ふき)と共生している
葉っぱがでかいので、競争すれば蕗にはかなわないだろうが、いい勝負
をしているように見える。
蕨はイノモトソウ科のシダ植物とあるが、全然イメージが湧かない
シダ科と言われれば分かるが・・・
わらび餅の原料は、 蕨の根から抽出したデンプン粉を使ったお菓子な
ので「わらび餅」という名前がつけられた。
だが、 蕨からデンプン粉を作るには手間がかかり過ぎるので、最近では
サツマイモやタピオカから作ったデンプンや、 くず粉を使用しているもの
がほとんどだそうです。
少し新芽が見えます
中心付近に、 少々葉が丸まっている部分がありますが、これならまだ食
えます。
時期になるとスーパー、 道の駅、 野菜の直売所などに行くと売っていま
すが、おひたし にする場合は、面倒でも生のまま買ってきてアク抜きを
し、鰹節でもまぶして麺つゆをかければ美味しくいただけます。
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