一昨日の日曜日、次女と一緒にぐんま昆虫の森へ
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秋も深まり、元気に飛び回っている昆虫はめっきり少なくなってきました。
昆虫といえば「真夏」というイメージがありますが、実は晩秋から初冬にかけての昆虫観察も夏に負けず劣らず面白いんです。
ミヤマアカネ
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真夏から晩秋まで見られる赤とんぼ。翅の先端部から少し中寄りに褐色の帯があるのが特徴で簡単に見分けられます。
マユタテアカネ ♂
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小型の赤とんぼ。頭部に眉斑があるのが特徴で、「眉を立てた」ように見えるのが名の由来ですが、眉というより“豚の鼻”のように見えるので、私と子供は「子ブタちゃん」と親しみを込めて呼んでいます。
マユタテアカネ ♀
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マユタテアカネのメスは羽の先端に薄い褐色の斑紋のあるものがいます。
トンボの写真を撮っていたら、後ろの方から次女の「お父さん、見て、見て~」と呼ぶ声が。
振り向くと、指にマユタテアカネ♂を止まらせています。
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「え、えーっ?! おまえ、そんなことできるの!!」
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私が毎日拝見している生き物系のブログに、よくトンボを指に止まらせている写真が出ているのですが、この人はトンボを手なずける不思議な力のある超能力者だと思っていました。
しかし、自分の子供にも同じ超能力があったとは・・・・。びっくり(^^;)
(子供にやり方を教えてもらったので、今度自分でもやってみよっと)
林縁を散策していると歩道をトコトコと横切って歩いている小さくてきれいな甲虫を発見。
センチコガネです。
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「わぁ~、きれいな虫だねぇ」と言いながら、次女が手を伸ばしたので、
「これって、センチコガネっていう虫で、動物のウンコを食べるんだよぉ」と言ったとたんに次女は「ぎゃっ!」と叫んで、1mほど瞬間移動(^^;)
センチコガネを漢字で書くと「雪隠黄金」。
動物のふんを食べるいわゆる糞虫の一種です。土中に糞をためてそこに産卵し、幼虫は糞を食べて成長します。成虫は糞のほかに動物の死体やキノコなども食べます。
タカアザミの綿毛
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大きくてふわふわの綿毛です。風に乗ってよく飛びそう。
ヤマノイモのムカゴ
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炒ったり、ご飯に炊き込んだりして食べると美味しいムカゴですが、生でそのまま口に入れても結構美味しいです(^^)
翅がだいぶ痛んでいるウラギンシジミ ♂
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収穫が済んだ田んぼに降りて吸水していました。
ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)は名前の通り、翅の裏が一面銀白色です。幼虫はマメ科のクズ、フジなどの花を食べます。成虫で越冬しますが、この個体は越冬できるのかな?ちょっと心配。
かやぶき民家の近くでオオカマキリ発見
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カマキリって見ていて飽きないですよねぇ(^^)
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頭を自由に動かし、ジロリと相手を睨みつける。昆虫界広しといえどカマキリにしかできない芸当ですね。
なんて可愛いんでしょう(^^)
私の大好きな昆虫の一つです。
フィールドを見て回った後、ちょうどチョウの幼虫の飼育室内を見学できる時間だったので食草・育成温室へ。
ここでは生態温室に飛んでいる亜熱帯のチョウを育てています。
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黄金色に輝くオオゴマダラの蛹
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オオゴマダラの食草はアルカロイドを含んでおり、幼虫や成虫もその毒を体内にため込んで、敵からの捕食を避けています。
毒があるのでそれを誇示するために金色に輝く美しい蛹をつくるのでしょうか? また、逆に鏡のような光沢をもっているので、周囲の色が映り込んで目立たないとも聞いたのですが、実際に自然の状態で木にぶら下がっているオオゴマダラの蛹は見たことがないので、なんとも判断がつきかねます。
西表島で自然のオオゴマダラの蛹を見てみたいなぁ。
ぐんま昆虫の森
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秋も深まり、元気に飛び回っている昆虫はめっきり少なくなってきました。
昆虫といえば「真夏」というイメージがありますが、実は晩秋から初冬にかけての昆虫観察も夏に負けず劣らず面白いんです。
ミヤマアカネ
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真夏から晩秋まで見られる赤とんぼ。翅の先端部から少し中寄りに褐色の帯があるのが特徴で簡単に見分けられます。
マユタテアカネ ♂
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小型の赤とんぼ。頭部に眉斑があるのが特徴で、「眉を立てた」ように見えるのが名の由来ですが、眉というより“豚の鼻”のように見えるので、私と子供は「子ブタちゃん」と親しみを込めて呼んでいます。
マユタテアカネ ♀
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マユタテアカネのメスは羽の先端に薄い褐色の斑紋のあるものがいます。
トンボの写真を撮っていたら、後ろの方から次女の「お父さん、見て、見て~」と呼ぶ声が。
振り向くと、指にマユタテアカネ♂を止まらせています。
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「え、えーっ?! おまえ、そんなことできるの!!」
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私が毎日拝見している生き物系のブログに、よくトンボを指に止まらせている写真が出ているのですが、この人はトンボを手なずける不思議な力のある超能力者だと思っていました。
しかし、自分の子供にも同じ超能力があったとは・・・・。びっくり(^^;)
(子供にやり方を教えてもらったので、今度自分でもやってみよっと)
林縁を散策していると歩道をトコトコと横切って歩いている小さくてきれいな甲虫を発見。
センチコガネです。
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「わぁ~、きれいな虫だねぇ」と言いながら、次女が手を伸ばしたので、
「これって、センチコガネっていう虫で、動物のウンコを食べるんだよぉ」と言ったとたんに次女は「ぎゃっ!」と叫んで、1mほど瞬間移動(^^;)
センチコガネを漢字で書くと「雪隠黄金」。
動物のふんを食べるいわゆる糞虫の一種です。土中に糞をためてそこに産卵し、幼虫は糞を食べて成長します。成虫は糞のほかに動物の死体やキノコなども食べます。
タカアザミの綿毛
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大きくてふわふわの綿毛です。風に乗ってよく飛びそう。
ヤマノイモのムカゴ
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炒ったり、ご飯に炊き込んだりして食べると美味しいムカゴですが、生でそのまま口に入れても結構美味しいです(^^)
翅がだいぶ痛んでいるウラギンシジミ ♂
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収穫が済んだ田んぼに降りて吸水していました。
ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)は名前の通り、翅の裏が一面銀白色です。幼虫はマメ科のクズ、フジなどの花を食べます。成虫で越冬しますが、この個体は越冬できるのかな?ちょっと心配。
かやぶき民家の近くでオオカマキリ発見
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カマキリって見ていて飽きないですよねぇ(^^)
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頭を自由に動かし、ジロリと相手を睨みつける。昆虫界広しといえどカマキリにしかできない芸当ですね。
なんて可愛いんでしょう(^^)
私の大好きな昆虫の一つです。
フィールドを見て回った後、ちょうどチョウの幼虫の飼育室内を見学できる時間だったので食草・育成温室へ。
ここでは生態温室に飛んでいる亜熱帯のチョウを育てています。
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黄金色に輝くオオゴマダラの蛹
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オオゴマダラの食草はアルカロイドを含んでおり、幼虫や成虫もその毒を体内にため込んで、敵からの捕食を避けています。
毒があるのでそれを誇示するために金色に輝く美しい蛹をつくるのでしょうか? また、逆に鏡のような光沢をもっているので、周囲の色が映り込んで目立たないとも聞いたのですが、実際に自然の状態で木にぶら下がっているオオゴマダラの蛹は見たことがないので、なんとも判断がつきかねます。
西表島で自然のオオゴマダラの蛹を見てみたいなぁ。
ぐんま昆虫の森