夏鳥を探しに行く、いつもの雑木林にはシジュウカラやヤマガラなどの所謂カラ類がたくさんいます。
彼らは若葉の伸びた木々で、賑やかに歌いながら餌を探しています。この時期、カラ類の主な餌は蛾や蝶の幼虫(芋虫、青虫)です。
彼らを観察していると、木にはこんなにたくさんの虫が付いているのか?! と驚くくらい、次から次へと虫を捕まえて食べています。
餌を探しているヤマガラ

尺取虫発見!

「いえ、私、虫じゃありません。ただの小枝ですから」なんて言っても、鳥の眼は騙せません (^^;)


いただきま~す

ぐんま昆虫の森において、2005年に行われたシジュウカラの餌資源調査によると、17日間の育雛(いくすう)期間の親鳥の雛(11羽、途中から5羽)への給餌回数は3,451回で、一日の最大給餌回数は309回だったそうです。そして、餌の種類は、50%以上が蛾や蝶の幼虫だったそうです。
私がよく行く雑木林に何羽のカラ類がいて、いくつのペアが繁殖しているかは不明ですが、この雑木林から、突然、カラ類が姿を消してしまったら、木々の若葉はあっという間に青虫、芋虫に食い尽くされてしまうでしょう。
この時期、私がこの雑木林に通うのは、オオルリやキビタキなど、この時期だけに見られる夏鳥に会うのが目的。だから、いつも見慣れたシジュウカラやヤマガラが近くの枝に止まっても「なんだ、シジュウカラか」、「なんだよ、ヤマガラかよ~」なんて、失敬なことを思ってしまいます。
しかし、この雑木林の生態系にとっては、短時間滞在するだけで、すぐに去ってしまうオオルリやキビタキなどよりも、いつもそこに暮らしていて、数もたくさんいるシジュウカラやヤマガラ、エナガなどの方が重要な種ということになります。
いつでも普通に見かける生き物には、あまり関心がわかないものですが、ごく普通の“つまらない”生き物たちにも目を向けてあげたいと思います。
彼らは若葉の伸びた木々で、賑やかに歌いながら餌を探しています。この時期、カラ類の主な餌は蛾や蝶の幼虫(芋虫、青虫)です。
彼らを観察していると、木にはこんなにたくさんの虫が付いているのか?! と驚くくらい、次から次へと虫を捕まえて食べています。
餌を探しているヤマガラ

尺取虫発見!

「いえ、私、虫じゃありません。ただの小枝ですから」なんて言っても、鳥の眼は騙せません (^^;)


いただきま~す

ぐんま昆虫の森において、2005年に行われたシジュウカラの餌資源調査によると、17日間の育雛(いくすう)期間の親鳥の雛(11羽、途中から5羽)への給餌回数は3,451回で、一日の最大給餌回数は309回だったそうです。そして、餌の種類は、50%以上が蛾や蝶の幼虫だったそうです。
私がよく行く雑木林に何羽のカラ類がいて、いくつのペアが繁殖しているかは不明ですが、この雑木林から、突然、カラ類が姿を消してしまったら、木々の若葉はあっという間に青虫、芋虫に食い尽くされてしまうでしょう。
この時期、私がこの雑木林に通うのは、オオルリやキビタキなど、この時期だけに見られる夏鳥に会うのが目的。だから、いつも見慣れたシジュウカラやヤマガラが近くの枝に止まっても「なんだ、シジュウカラか」、「なんだよ、ヤマガラかよ~」なんて、失敬なことを思ってしまいます。
しかし、この雑木林の生態系にとっては、短時間滞在するだけで、すぐに去ってしまうオオルリやキビタキなどよりも、いつもそこに暮らしていて、数もたくさんいるシジュウカラやヤマガラ、エナガなどの方が重要な種ということになります。
いつでも普通に見かける生き物には、あまり関心がわかないものですが、ごく普通の“つまらない”生き物たちにも目を向けてあげたいと思います。