グッドぐんま 2

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ぐんま昆虫の森 蝶たち

2013年05月21日 21時56分05秒 | ぐんま昆虫の森
ぐんま昆虫の森のつづき
フィールドで出会った蝶たちから。

ウスバシロチョウ

ウスバシロチョウが見られる時期は短く、すでに時期が遅かったようで、この日はこの1個体しか見られませんでした。

プランターの花に来ていたアオスジアゲハ

青く煌めく斑紋がきれいです。

南方系のアゲハ類で、私の印象では最近増えているような気がします。幼虫の食草はクスノキの仲間。


雑木林の中では、モンキアゲハを何匹か見かけましたが、素早く飛び回り、止まる気配がなかったので写真は撮れず・・・。

キタキチョウ


ダイミョウセセリ


トラフシジミ


クモガタヒョウモン




豹紋蝶の仲間はよく似ているので、見分けにくいですね。このグループの同定のポイントは翅の裏の模様。
豹紋蝶の中で裏面の模様がほとんどないのは本種のみです。


クモガタヒョウモンはこの時期に現れ、夏にいったん姿を消し、秋になると再び現れます。






コミスジ




アカボシゴマダラ Hestina assimilis

最近問題になっている外来種。日本にも奄美大島とその周辺に亜種H. a. shirakii が分布していましたが、現在関東地方で分布を拡大しているは、中国大陸原産の亜種H. a. assimilis です。




アカボシゴマダラが関東地方に当然出現し、定着してしまったのは1990年代の終わり頃。蝶マニアによる放蝶が原因です。魚(釣り)でも昆虫でもマニアの中にはどうしようもないバカな輩がいるので困ります


つづく