グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

久しぶりにキラキラ輝くヤマトタマムシに出会う  高崎市染料植物園

2013年07月20日 20時31分47秒 | 自然観察
少し前になってしまいますが、7月15日「海の日」に高崎方面に所用があったので、そのついでに高崎市染料植物園にちょっと寄り道。
高崎市染料植物園は観音山にあり、日本の染織文化やその魅力を伝えるために造られた植物染色のテーマパークです。園内には昔から衣服などを染める原料に使われてきた代表的な染料植物が、たくさん植えられています。
染色関連の展示などを行っている染色工芸館は入館料が必要ですが、屋外の植物園を散策するのは無料です。

園路を歩いていると、樹木の説明が書いてある看板に虫が止まっているのが目に入りました。近づいてみると・・・。
美しく光り輝くヤマトタマムシでした。

近くで見るのは久しぶりです。群馬県動物レッドリスト2012年版では「準絶滅危惧」に指定されています。
美しい色の昆虫はたくさんいますが、中にはルリボシカミキリやアカスジキンカメムシなどのように、死ぬと生きていた時の美しさが失われてしまうものも少なくありません。でもヤマトタマムシは死んだ後も生きていた時の輝きを失うことがありません。そのため、ヤマトタマムシの翅は古くから工芸品などに利用されてきました。国宝の玉虫厨子は有名ですね(ただ、現物にはタマムシの翅はほとんど残っていないそうですが)。
さて、植物園で出会ったこのヤマトタマムシですが、手に取ってもっとじっくり観察してみよう思い、近づいたら、木の高いところに飛んで行ってしまいました。残念 (^^;)

アカハナカミキリのペア




コオニヤンマ


コオニヤンマとは文字通り“小さなオニヤンマ”という意味ですが、このトンボはオニヤンマの仲間ではなく、サナエトンボの仲間です。
止まり方がオニヤンマとは違うので、遠くからでも見分けがつきます。(オニヤンマはぶら下がるように止まる


ウラギンシジミを何匹も見かけました。

この個体はオスです。

翅の裏側が白いのが「裏銀シジミ」の名の由来



高崎市染料植物園



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嶺公園虫見散歩 ノコギリクワガタ、オニヤンマ、アゲハ、タマゴタケ等々

2013年07月19日 21時26分04秒 | 自然観察
先日の連休中に嶺公園で出会った虫たちから
ノコギリクワガタ


オスがメスの上に覆い被さるようにして守っています。メイトガードと呼ばれる行動です。


「俺の女に手を出すな!」とでも言っているのでしょうかね (^^;)




羽化直後のオニヤンマ


オニヤンマの羽化の時期はそろそろ終了。これからは小さな流れに沿って颯爽とパトロールする姿がよく見られる時期になりますね。


お馴染みさんのモノサシトンボ




モノサシトンボは、水辺よりも下の写真のような水辺の周りのやや薄暗い林や草むらでよく見られます。


キタキチョウ




オオチャバネセセリ


アゲハ(ナミアゲハ)

春型に比べて、夏型は残念なくらい地味ですよねぇ (^^;)

キアゲハ


ヤブキリ


生意気そうなカマキリ(オオカマキリ?)の幼虫





タマゴタケ


見た目はきれいで毒キノコみたいですが、食用になり、しかも美味しいらしい。食べたことはありませんけど (^^;)



空蝉

ヒグラシの抜け殻です。



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週末虫見  マイコアカネ

2013年07月18日 20時51分45秒 | 自然観察
先週末、いつも雑木林で虫見散歩
林縁で、1匹のトンボを見つけました。遠目にはマユタテアカネか?と思ったのですが、
デジカメのモニターで拡大してみると、胸の黒条が違うぞ・・・?
帰宅後、図鑑で確認すると、マイコアカネだと分かりました。
マイコアカネ

この個体は未成熟のオスですが、オスは成熟すると、腹部が赤く、顔面が青白くなり、その様が舞妓さんを連想させるというのが、マイコ(舞妓)アカネの名の由来。
マイコアカネは、ほぼ全国的に分布するものの、生息地は限定的で生息数も多くありません。
群馬県動物レッドリスト2012年版では「準絶滅危惧」に指定されています(旧版では「絶滅危惧Ⅱ類」)。
以前から会いたいなぁと思っていましたが、なかなか出会えず。ここで会えるとは予想外だったので、ビックリ!
成熟した個体にも是非会いたいです。

アキアカネ


樹液酒場も賑やかです
ノコギリクワガタカナブン


オオスズメバチも来ていました


ここにもハチが・・・ と思ったら
ん? ハチにしては何か変?


ヒメアトスカシバでした。

毒針持つハチに擬態して天敵から身を守っています。このような擬態をベイツ型擬態と言います。

コミスジ




マメコガネのペア


ヘクソカズラの花

屁糞蔓とは、かわいそうな名前ですよね。マイコアカネとは大違い・・・ (^^;)



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アユ

2013年07月16日 20時36分59秒 | 釣り
先日の日曜日、沼田市内の薄根川で久しぶりにアユ釣り。
昨年は一度も竿を出さなかったので、実に2年ぶりです (^^;)

平瀬の流芯でギラギラとアユがコケを食む姿が見えたので、「こりゃぁ、入れ掛かりだぜ!」と、オトリをそこに誘導。
しかし(やはり?)、相変わらずアユの姿は見えるものの、なかなか掛からず・・・。
15分ほどさっぱりでしたが、その後はポツポツと掛かり始め、結果は10時~13時の3時間の釣りで15尾釣れました。
2年ぶりの釣りとしては、平均時速5尾はまずまずの釣果でしょう (^^)



薄根川は、アユがたくさんいるので、まだしばらくは良い釣りができそうです。




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トンボ、とんぼ、蜻蛉  ぐんま昆虫の森

2013年07月15日 20時51分25秒 | ぐんま昆虫の森
先週の「ぐんま昆虫の森」のつづき
水辺や林縁で出会ったトンボたちから

キイトトンボ
 

ちょっと太めで鮮やかなレモンイエローの体色が特徴的なイトトンボ。
ふらふらと不器用な感じの飛び方も可愛らしい(^^)




ペア


産卵


クロイトトンボ


モノサシトンボ


ミヤマアカネ

アカネ属のトンボは、ほとんどが止水性ですが、ミヤマアカネは流水性。

赤く色づき始めた個体もちらほら見かけました。


翅にある褐色の帯が特徴。このような翅をもつアカネ属のトンボ(赤とんぼ)は、ミヤマアカネのみですので、見分けるのは簡単です。




暑い日に、トンボが腹部を上に上げて逆立ちのような姿勢で止まっているのをよく見かけます。これは日光を受ける体の面積をできるだけ少なくするための姿勢で、「オベリスク姿勢」と呼ばれます。

でもね、暑さを避けるには、日陰で休んでいた方が良いと思うのだけど・・・ (^^;)

ノシメトンボ


ショウジョウトンボ
真っ赤なオス




金色のメス


見事な倒立!

だからぁ、日陰に行けば? (^^;)

シオカラトンボ


オオシオカラトンボ




コサナエ



おしまい







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国蝶オオムラサキ et al.  ぐんま昆虫の森

2013年07月14日 21時42分00秒 | ぐんま昆虫の森
昨日の記事の最後にも登場させましたが、真夏の雑木林といえば、オオムラサキも忘れてはいけませんね。
オオムラサキ




日本の国蝶。 英語名はGreat purple emperor
樹液酒場では、カブトムシやクワガタがそばにいても、臆することなく堂々としている姿は威厳さえ感じます。




人をあまり恐れないので、ぐっと寄って撮ることができます (^^)
下の2枚はCOOLPIX P7100の広角端で撮ったものですが、ノートリです。



カメラを持った人間がすぐそばまで近寄っても、偉大な紫の皇帝はお気になさらないようです。


オオムラサキ以外のチョウたち
キタキチョウ


キマダラセセリ


イチモンジセセリ



蜂や虻
ジガバチの1種(サトジガバチ?)


大きな顎。さすが狩人蜂ですね。


それにしてもウエスト細すぎ (^^;)


アオメアブ



コウゾの実

甘くて味は良いのですが、表面の毛のようなものが舌に刺さるような感じで、後味は悪いです。食べない方が無難 (^^;)

オオバギボウシの花



つづきます







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ノコギリクワガタ、カブトムシ ぐんま昆虫の森

2013年07月13日 20時33分11秒 | ぐんま昆虫の森
7月10日に出かけたぐんま昆虫の森のつづき。

なんだかんだ言っても、真夏の主役は樹液酒場のクワガタムシやカブトムシ。
ノコギリクワガタ




大顎が湾曲したノコギリクワガタは、カッコイイね (^^)




カブトムシ

この歳になってもカブトムシやクワガタムシを見つけると、ワクワクします(by 50歳男性)

樹液酒場での昆虫観察では、スズメバチに要注意。
オオスズメバチ


カブトムシにも攻撃を仕掛けます。


ヒメスズメバチ


おっと、国蝶のオオムラサキも忘れてはいけませんね。



つづきます







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ルリボシカミキリ  ぐんま昆虫の森

2013年07月12日 22時31分42秒 | ぐんま昆虫の森
一昨日、夏休みを頂けたので、一カ月ぶりにぐんま昆虫の森

真夏の主役と言えば、雑木林のカブトムシやクワガタムシですが、彼ら以外にもこの時期に是非とも会いたい昆虫がいます。
それは、ルリボシカミキリ


青地にくっきりとした黒紋が特徴的。体全体がビロード状の細かい毛で覆われているので、独特の上質感のある色合いがとても美しいです。
日本特産。






捕まえたら、指を咬まれた (^^;)



林縁では、ヤマユリが咲き始めていました。




キキョウ





つづきます







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涼しげなアオハダトンボ

2013年07月11日 21時20分02秒 | 自然観察
先日、前橋市田口町のアオハダトンボ発生地を再訪。




この日もかなり暑かったですが、美しいトンボの姿を見ていると、しばし暑さを忘れられます。




メス




ふわっと飛び立つ


産卵中





こちらはハグロトンボ



ところで、梅雨明け後、連日暑くて参りますねぇ。前橋の最高気温は、7月6日:34.8℃、7日:33.3℃、8日:36.7℃、9日:36.6℃、10日:36.7℃、そして本日は37.6℃。暑さで有名な、群馬県館林市ではなんと、39.5℃!
この暑さでは、トンボウォッチングで暑さを紛らわすという技も効かないでしょうね (^^;)





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ぐんまちゃんがギンヒカリPR隊長に!

2013年07月10日 08時31分45秒 | ニュース! & お知らせ
昨日、マス類養殖業者の団体である群馬県養鱒漁業協同組合から、ぐんまちゃんがギンヒカリ宣伝担当理事に就任したと発表がありました。

ぐんまちゃんのギンヒカリ宣伝担当理事就任を発表する戸部組合長(向かって右)と見城副組合長(左)


群馬の最高級ニジマス「ギンヒカリ」は、言うまでもなく日本一美味しいマスですが、県外では、その名はまだあまり知られてはいないのが現状。
そこで、群馬県養鱒漁協では、ぐんまちゃんに特任理事に就任してもらい、「ギンヒカリ」をはじめとする県産養殖マス類のイメージアップとブランド力の強化を図ろうというのです。



ぐんまちゃんは群馬県宣伝部長という県の重要な役職に就いていますが、民間団体の役員に就任するのは初めての経験です。でも、理事会では県宣伝部長としての知識と経験を活かし、ギンヒカリのブランド力強化に関して、有益な提案をしてくれるでしょう。ギンヒカリは最強のPR隊長を得た! ということです。

がっちりと握手をするぐんまちゃんギンヒカリ宣伝担当理事と戸部組合長



ぐんまの最高級ニジマスギンヒカリ






ギンヒカリ最高っ!



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