昨日、夏鳥ウォッチングの後に向かったのは『ぐんま昆虫の森』。
前回の訪問から1週間も経っていませんが、この時期は数日で景色も見られる生き物も、劇的に変化しますので、フィールド歩きは飽きることはありません。
雑木林に咲いていた
キンラン
今回、一番会いたかったのが、この蝶々
ウスバシロチョウ
雑木林に隣接する原っぱで優雅に飛びながらタンポポやハルジオンで吸蜜していました。
年1化で、成虫が見られる時期は限られています。
名前に「シロチョウ」と付いていますが、分類上はシロチョウ科ではなく、アゲハチョウ科です。そのため、「ウスバアゲハ」と呼ばれることもあります。
でもねぇ、身近な生き物の名前は“名は体を表す”のがベストなので、半透明で薄く感じる翅を持つ白い蝶と意味の「ウスバシロチョウ」は良い名前だと思います。分類の位置づけに拘るのなら、学名の
Parnassius citrinarius を使えばよいのです。