カンパーニュ

　レーズンと胡桃入りです。健康的だ。
　堅めのパンなんですがレーズンが程より甘みを与え、お菓子感覚でいただけます。

　これ、レーズンとか入ってないと、きっとヨーロッパに来た気分になれそう。
　スープとスクランブルエッグなんかと合わせたら、素朴だけど味深いごく普通の家庭の朝食の風景だろうね。

　雰囲気だけいただきました。

隔離

　ＰＣのスキルチェックテストってあるじゃないですか。

　あれって、出てくる単語、会社の経理とか人事で使うような言葉じゃないですか？

　そう言う所にいたことがそもそもないので、ここで例を出そうとした時、思い浮かばないけど、「決算」とか「給料明細」とかそんな感じの単語。

　・・・なんか違う気がするけど。
　縁がないから例すらも思い浮かばない、と。

　それをスタートで打ち始めましてもね、「え？」って単語の羅列だから、意味がそもそもとりづらい。だから私はいつもこの手のチェックはランクが低くなってしまう。

　いっそのこと、打ち込む文字を「殺人」とか「腐乱死体」とかにしていただけませんか？
　じゃなきゃ「その時、刑事が言った」とか「そこに死体があった」とか。
　その方が個人的には親しみの持てる内容です。

　どんな親しみだろうか。

　と、下界からは隔離された世界に生きてるのが、私にとっての現実なのかしら。

珈琲を飲むだけなんだけど

　夜中に珈琲が飲みたくなった。
　私の場合はインスタントですけどね。それオンリーです。

　粉がちょうど切れていて買い置きのインスタントの粉を容器に移そうとしたのですが、元々容器の出入り口が紙で出来ていて、そこに小さな三角形の穴を開けてるだけなのでそこへ詰め替え用を移そうとすると、これはもう溢れるは溢れるは、山のようにただ粉が外へこぼれていく。
　
　勿体無いからそれを防止しようと時間がある時はゆっくり時間をかけて入れ替えをするんですが、ジャリジャリジャリ・・・砂時計の砂が上から下へ落ちるように少しずつ落ちていくのに付き合っているのは・・・なんていうかまどろっこしい。

　まどろっこしいがしょうがないからそれに付き合う。

　ジャリジャリジャリジャリ・・・音を立てながら落ちていく粉はなんかその音のせいなのか、ふいに砂かけ婆にでもなったような気分にさせてくれた。

　移し変える・・・専用の・・・名前が判らない・・・水状の物を移し変える容器があるんだけどああいうの１つ置いといた方が楽なのかしら。

　そんなことを思いながら珈琲の匂いに包まれて夜中キッチンに立ち尽くしたまま、ジャリジャリジャリジャリ・・・粉の移し変えは続いた。

生き急ぐ

　今朝起きて思ったの。
　私、そんな感じだと思う。

　いろいろ手を出して結局全部こなしきれず行き往生するような性格。

　行き当たりばったり、アバウト・・・と表現しておりますが。

　前に占い師の方に、妻、母、仕事と、こなせるタイプと言われたことがあります。
　家の母もそんなもんだったし、仕事してるの当たり前って家庭で育ったからできないことはないでしょう。

　ないでしょうが。それは１つ１つを完璧にこなそうとすると言うより１つのことだけ考えてやってると息が詰まるからあっちこっち逃げながらやって行くタイプ・・・と言う捕らえ方の方が当っていると思います。

　分散するじゃないですか、気持ち的には。１つのものにこだわらないって。
　けれどその分その役割を果たしきるストレスは溜まるってものよね。

　それをどう解決するかが幾つもの顔を演じ分ける分かれ目なんでしょうが・・・。

　私の生き急ぐって言うのとはちょっと違うけどね。
　私の場合はある出来事を通して、できることはできる内にやらないとダメだと思ったこと。
　そして本人のもともとの性格、動き出したら動きっぱなし。止まり出したら止まりっぱなしって性格がいい意味でも悪い意味でもリンクして急いでる。

　とにかく急いでる。今じゃなきゃ全てがダメになるような気分で焦ってる。

　必要ないと思うけどな・・・。
　もっとのんびりやって何が悪いんだろう。

　どこか完全主義だからね、完璧でなければいけない気持ちがそうさせちゃうんだろうね。

　自分で自分の首を絞めて楽しい？って感じだけど。

　締めるのよねー、性格が。

　そういう意味では１５やそこいらの頃から意味もなく生き急いでおります。
　
　そしてその意味を未だ見出せずいるのです。