そこが天国

　心のままに動けばいいんだろうか。

　自分より若い人の頑張りを見ていると思うことがあります。
　その頑張ってる若い人の年齢の時、私は何をしてただろう？

　いくつになっても物事って難しいものですね。その年齢年齢でぶつかる問題が変わりますから、大変なことに変わりはないみたい。

　昔、年上の人から、若い時はがむしゃらにやればいいけど、年をとったら経験がそれの変わりになる。いちいちぶつからなくても経験が知恵となって先に答えをだしてくれるものだ、ということを言われました。

　そうだなって、思います。

　蛇口が弱くなっていて、ぽとんぽとんと水が落ちます。
　その規則正しい音がイライラさせる。
　勿体無いと思わせる。
　何度きつく締めてもなかなか止まってくれない、その繰り返しに、もうどうでもいいやって気にもなる。

　水は、口が開いているからぽとんぽとんと落ちてくるだけなんだけど。

　私もそれでいいのかな。利口になろうとして要領よくなろうとして考えすぎているのかもしれない。

　悩みなんて自分で作り出すだけ、か。
　開いているからぽとんぽとんと落ちる。

　それでいいのかもしれない。

　いいと思えば、そこが天国だものね。

幸福な眠り

　だいたいみなさん１年間のパターンというものがあると思います。

　この時期は嬉しいことが重なる。
　この時期は体調が思わしくない。

　私はここ数年、１０月３月が体調がまず思わしくない。
　劇作家コースの〆切のある翌月だからでしょう。
　
　もちろん突然おかしくなるわけじゃないから、前月から少しずつ重なってきている。
　ってことは今月、体調がおかしいのは予定通り？

　年中行事の１つだったわけだ。

　今日はなんでかずっと眠ってしまいました。こんなに穏やかに眠れることも少なくなっています。
　気持ちが緊張してるんでしょうね。

　眠れることは幸せですね～。
　
　思いがけず眠れると少し嬉しい。
　
　体調自体は年中行事発動中で、あまりいいとは言えない。週末、内科へ行ったら医師に薬を「飲んどく？」と聞かれました。

　飲んでますよ、すでに。
　しかも倍。

　だから悪い方へ引っ張られないんじゃないかしら。

　９月にこれだけよくないんなら、意外と１０月は元気かもしれない。
　例年通りじゃなくなるわけか。

　そういうのは歓迎ですね。

　そしたら本当に、今度こそ、予防の体力作りしよう。完全な体力負けだものね。

ある人はサプライズだらけ

　今年の私の周囲は３ヵ月後の自分が
　「まさかこんなことをしているとは？」
　と思っている人が多いと思う。

　それくらい、突然の展開を迎えている方が多い。

　こうなったと結果だけ聞かされて私は驚くだけです。

　私は去年、今年の初めに決まった通りの現実を歩んでます。
　その私の方が損をしている気分になるんだから……不思議だわ。

　予定通りに物事が進む方がまっとうの筈なんですけどね。

　つまんないですよ～。
　サプライズのない１年は。

　年の初めだけサプライズにあってパニックだったけどね。
　確かにあの「感じ」は歓迎できないわ。

　悲しいことじゃなかったんだけど、サプライズって、アッと驚くことだからね～。ある程度のショックは隠しきれないわけさ。

　１ヵ月も過ぎない前、こういう仕事につくことになってたと言っていた友人はその後、１ヵ月もしないうちに田舎へ帰りまるで違う道を歩み出している。
　彼女にとっては１番クリアしたかった、安定が得られたということだろう。
　１番いい結果が得られたということだ。
　
　ある意味羨ましいぞ。
　
　しかし散々、私の忙しい時に振り回された結果が、それなんだ。ここ１ヶ月何度となく触れてることですが、結構、こっちもいろいろ悩んだわりにあっさり報告された。
　
　まるでこうなる影すら感じなかった、１ヶ月前の話の結論が、田舎で就職か……。
　私も頑張ればたった１日で自分を変えることができるだろうか。

　是非、変えたい。