たすきだけでも外します

　さっき、宅配便がきた。
　着払いだった。
　来るのは知っていた。

　しかし今日だと言うのは忘れていた。良かったわ～。家にいて。

　ドアを開けるなり
　「着払い」
　と言われる。

　目的が明確ですね。

　料金払って判子押す。
　着払いって受け取るの初めてだった。

　料金とサインって結構やること一杯あるわ～。

　そして何より忘れてて突然でたから、私の格好が凄い。
　
　たすきだけ外した。
　
　別にたすきしてても違和感ないかもしれない。きっといろいろな家庭を訪問してるからいろいろな生態をごらんになってることでしょう。
　でもさすがにたすきして出る気にはならない。

　最近、家でＰＣいじってる時は、肩こり防止でたすきがけをしてるのです。

　これがね～。効くんですよ。かなり身体が固定されて肩こりと言わず頭痛が半減した。

　けどね、拘束ベルトみたいなもんだから、たまにきつくて外したくなります（笑）
　そこをぐっと我慢して拘束してます。

　巻くだけダイエットと言うのがありまして、その１つとして紹介されているのをテレビで観たのが最初です。
　これは……肩こり防止の為、ですから、痩せるとは関係あるのかしら？
　今のところ、痩せてる感じはゼロです。

　しかし、中身を知ってる宅配便、しかも着払い。
　嬉しくない贈り物です。

秋の川べり

　思い出したように暑いですね。
　今更半袖着てもねって長袖着てるせいかしら。

　家に帰ると軽く汗ばんでいる。
　夏の残り、そんな汗だ。

　川べりをゆっくり歩きたいですね。
　夜なら虫も心地よい声を上げているだろうか。

衣擦れの音の向こう

　衣擦れの音が気になります。

　スカートを穿いていてリボンをきゅっと結ぶ時気づきました。
　きゅっと結ぶ音が何故か耳につく。

　心地いいんです。

　日本の文化ってそういうのありますよね。
　衣擦れの音など、昔からいろいろな表現に取り入れられています。

　気が引き締まる。意識が変わる象徴なんじゃないでしょうか。

　きゅっと結ぶと気持ちも締まる。
　そんな感じなのかな。

　自分の覚悟を、場合によっては他人の覚悟をその音で感じる。

　衣擦れの音さえ人の心の変化を物語っている。