ファン・ジニ  第17話

2013-08-23 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 プヨンは宮廷で披露する鳴鼓舞の修練の励んでいた。

 しかしいくら仕置きをされてもミョンオルは、鶴の舞が舞えないという。

 愛する男、ジョンバンが都へ帰ってしまったせいかと言われるが、ミョンオルは違うという。
 ジョンバンは判書として都で自分の仕事を全うしていたが、みなからはミョンオルに袖にされたと思われていた。2人が結ばれたことを気付く者はいなかった。この機に乗じてピョクケツは再びミョンオルを手に入れようと考え出していた。

 そんなときミョンオルがムミョンと消える。

 駆け落ちしたんじゃないか。いや、都の判書を追っていったのだとそれぞれが口々に言ったが、ミョンオルは山に鶴を観察しに行っていた。

 やっとミョンオルの行方を見つけた行首(へんす)ペクムは何をしているかと聞くが、この鶴を見てくれという。

 ミョンオルは、ペクムは舞いが難しくて舞えぬならそう言えと迫るが、逆にミョンオルは足も手を何故あんな難しい舞が必要なのかと聞き返す。そして山で見た鶴の動きを真似る。鶴だって人間と一緒だ。雛がさらわれれば慌て、地上に降り立つのも怖い。けれどあの舞譜には鶴のそんな動きがない。傲慢な舞妓が作り上げたクズの舞譜だと切り捨てた。

 ペクムは30年かけて師匠と作り上げた舞だ。完璧なものはないが、ミョンオルに言い返せるものはあるはずだと改めて舞ってみて、自分が既に昔のように舞えないことに気づく。


 ミョンオルは、初恋のウノの元へ行っていた。あなたより好きな人ができたと別れを告げた。

 そこへペクムが現れ、ミョンオルの言う通りだったと言った。

 鶴の舞を完璧にしたい、その為にはお前が必要だと迫るが、ミョンオルは、ただ謝ってという。死んだあの人に謝ってくれという。

 ペクムは膝を折った。

 勝ったわ、あの行首に勝ったというが、あなたの執着心が嫌いだと、そのままその場を立ち去った。

 プヨンはメヒャンと作り上げた舞譜を清書に出したが、自分が数日妻になる代わりにもう1つ舞譜を作ってほしいと舞譜作りの男に頼んでいた。

 ピョクケツは大きな鉱山を見つけ、王から褒美をもらえることになった。漢妓を側室にしたいという。
 ミョンオルを欲しいと申し出た。

 プヨン達との宴での対決の前にミョンオルの嫁入りとも言える宴が開かれたが、そこでも大人しくしているミョンオルではない。側室になるくらいだったら自害するという。

 ペクムは上手く場を収め、他の妓生(きーせん)に舞いを回せるが、怒りにとらわれたピョクケツはそんな下手な舞は止めて酌をしろと止めてしまう。

 ペクムはまだ舞は途中だからと取りなさそうとするが、卑しい舞など見たくないという。
 妓生たちはそれぞれ席について酌をするが、じっと立ったままのペクムに、老いた妓生など用はない、さがれと言い、ペクムを怒らせる。

 舞はまだ終わっていないと言い、ピョクケツの料理の載った台をひっくり返した。

 ミョンオルはさすがに止めに入るが、ペクムの怒りに叶うはずはなかった。




 30年かかって作りあげたものを後から着た弟子に否定されたら辛いだろう。まして協力もしてもらえない。行首としては悔しいだろう。
 けれど、行首もかたくなにかつて自分も辛い思いをしたことがあると語らないことでミョンオルはペクムの本当の気持ちを理解できない。

 それはお互いの不幸だ。

 でもあるんだよね。芸術家同士で作品を作ってると芸術家同士にしか判らない作品を作ってしまうってこと。

 ペクムの場合もそれだったんだろうね~。

 

 舞いに生命を賭けた女がどんな道をこれから辿るのか…。

 

デスパレードな妻たち8  罪と罰

2013-08-23 14:04:56 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 ブリ―は裁判にかけられることになった。つくのは弁護士のトリップだ。
 トリップの熱心な態度に最初は嫌っていたブリ―も彼に惹かれるようになる。

 しかしトリップの側に1人の女がいる。人殺しの裁判を前にブリ―は嫉妬に燃える。

 けれどその女は探偵をしているリンジ―という女だった。リンジ―はブリ―の心を見透かし、あの人に惹かれてるようだけどあの人が興味があるのは、仕事だけだという。

 しかしブリ―は気付かない。ブリ―はバーで出入りし、そこで行きづりで出会った、被害者のラモンサンチェスと一夜の情事を凄いその結果、殺したという容疑になっていた。

 リネットやスーザン、ガブリエルも証人として出廷するが、肝心の凶元のガブリエルは着て行く服のことで悩んでいる。


 ジュリーはお腹の子を育てる決心をして出産の教室にも出る。スーザンも母として付きそうが、妊婦を穏やかな気持ちにさせましょうという教えを受けている時でも出てくるのは今度の殺人のことだ。父親のポーターも仕事で遅れてやってくるが、出産のビデオを見て気を失う。

 ジュリーはポーターと博士号を取るまで育児を手伝う約束をしたが、全く出産にまつわる病院の行事に来ないポーターの気持ちが離れているような気してならない。
 スーザンはマイクも出産のビデオを見て気を失いかけたと言い、出てくるのは未だにマイクの話だ。
 このままここにいるのは辛いから、ジュリーについてここを売り払い、ジュリーの大学の側に越そうと思うという。ジュリーは喜ぶが…。

 スーザンはポーターの気持ちが確かめたくて彼が働くバーガー屋へ行くが、ポーターとしては大学も言っていない。できる仕事はこんなことだけ、3つのバイトをかけ持って出産費用を稼いでいる。彼は彼なりの責任を取ろうとしている。
 だから悪いと思ってもジュリーの出産行事までは付き合える余裕がないのだ。

 リネットの所ではなんとかトムをジェーンから引き離したいから、トムの上司、グレッグの誘いに乗ってトムをインドのムンバイに転勤させることにした。
 けれどそれ以上の付き合いを求めてくるグレッグにやはりできないというと、自分の希望さえ通れば後は知らんふりかと彼を怒らせ、職場でトムや他の社員のいる前で、リネットの悪口を言い、頭に来たトムは思わずグレッグを殴って首になる。

 裁判を前日に控え、眠れないリネットやスーザンは本当のことを言うべきではないかと言うが、眠れないというより窓から見たら集まっていたから来たというガブリエルは、このまま行けるという。
 しかし刑に服することになればブリ―は終身刑になる恐れが強い。

 相変わらずのガブリエルのお気楽さに2人は眉をひそめる。


 裁判はどうにかトリップの奮闘もあって、好調に進み、証人として出てくるリネット達もブリ―がそんなことをするはずがないという。

 しかし思わぬ所で敵側から以前ブリ―がホテルで拳銃自殺をしようとしていた時書いた遺書の下書きが出てくる。中身はまるで、自分が罪を犯したことできがとがめているととれる内容だ。

 慌てるブリ―だが、ここまできたら本当のことを言えない。

 ガブリエルは、自分の子どもの悪さを叱りながら、やっと嘘はいけないと子どもに言いながら、自分のしていることもそれだと気付く。

 そんな中、以前思わずラモンサンチェスをトリップの前で本名のアレハンドラと呼んだことを聞き逃さず調べた彼に、被害者はガブリエルの継父だったと知れてしまう―――。

夢を見させて傷つけないで

2013-08-22 19:39:05 | 日記風
 人って夢がないと生きていけない生きものだと思う。

 今度、この服着たい。

 今度、この料理食べたい。


 小さなことまで入れるとこれも夢だ。


 この程度なら、害はない。


 けれどアーティストの才能がある、芝居の才能がある。

 ここまでの夢をいだかせるのは時に罪だ。


 1歩間違えれば大きく傷つく。大事な時期を無駄にする。そんな大きな危険を孕んでいる。

 だから親だったら、下手な夢を見せずに真面目に地に足をつけることを勧める。


 将来子どもが傷つくのを見たくないからだ。


 だけど、どうなんだろう。


 さっさと手折ることがいいのか、1度は傷つくのを覚悟で挑戦するのがいいのか。


 私はどんどん傷つけばいいと思うタイプだ。

 傷ついてもとにかくやってみれば自分の限界やそれが無理かどうかの見極めがつく。

 付いた所からやり直せばいいじゃないかと思う。


 けれど、そこから立ち直れない人もいる。


 だったら、最初から変な夢は見させるなという意見は判る。


 どちらがいいかは最後は本人の覚悟と、回りのケアなのかな。

悲劇、宇多田ヒカルの母、転落死か?

2013-08-22 13:22:24 | ニュース
 母って言うと、有名な藤圭子さんで、一世を風靡した歌手です。

 後年はなんだかわけの判らない入国審査にまつわる事件じみたニュースや同一人物(ヒカルの父)の数度に渡る、離婚再婚の繰り返しで話題をさらっていた。

 新宿の自宅から転落したそうだ。

 結果は、そのまま死去。

 自殺という説もある。


 藤さんも可哀想な話だけど…事故でも大変だけど、自殺ならそれだけの苦しみがあったということだし…娘が30歳で母親を亡くしたことがどれだけショックか。


 ちょっと外国行って来るなら、連絡も取れるし、帰っても来る。でももう連絡も、会うことも一生できない。


 私でさえ、そう遠くない将来病気で方親を亡くすことを悲しんでいるのに、それが突然振りかかってくるんだから…。

 どれだけ辛いか判らない。


 まだまだ母親に聞きたいことも教えてほしいこともあるだろうに…。



 宇多田ヒカルも早くに売れて結婚して離婚して、子宮に問題があって。人間活動をしたいと休業に入ってそろそろラジオで復帰かといわれていた時だけに、まだまだ人間活動の方が続きそうだ。


 そんな簡単に割り切れないもの。

 藤さんはどうぞ安らかに。

 宇多田さんはどうぞ、このショックを上手く乗りきってください。


 …人ごとじゃない。

 本当に一刻も早く心が安らかになるように…。

 そのためなら、毎日号泣したっていいからさ。どうぞ…。

芸能人が芸能人の価値を持たないベトナムという国

2013-08-21 21:50:37 | ニュース
 ほーって感じだね。

 ベトナムっていつかは行ってみたい国の1つだ。
 でもごちゃごちゃしてる。

 最近も観光用の人力車が非人道的だとか、邪魔だとかという理由で廃止されるらしいというニュースを聞いたが、独特の価値観をお持ちのようだ。

 大都市に当たるホーチミン、普通なら人でにぎわっている。

 確かに満杯なほどにぎわっている。

 いてもここで、芸能人が現れても、素通りされるらしい。


 好きな芸能人はいる。日本の歌手でも好きな歌手は存在するらしい。

 でもその人をたまたまお茶を飲んでいて、ロケをしているのを見かけても、


 あ、そー


 と見事に素通りされてしまうそうだ。


 テレビに出て歌っているから憧れるのであり、隣りにいても側でロケしてても問題ではないらしい。

 テレビにでてるのを見なきゃ、意味ないってことらしい。


 あちらは芸能人の値打ちが低いというのがある。
「教養がない人が行く世界」という考え方が定着している。


 だから絶対になりたいとか、芸能人がよいことをして見本になるという考え方がないそうだ。

 悪いことをしても、やっぱりね~とやり過ごされちゃう。



 どんなに売れても印税で生活もできない。CDは1枚50円だったりするそうだ。
 そりゃ、何千枚、何万枚売れても難しいわ。


 でも本来の芸を売る人ってこういう扱いでいいんだけどね。


 それがいつの間にかいい行いをするテレビに出てる凄い人にすり変わっちゃった。

 
 ある意味、ベトナムの芸能人の扱いは昔ながらのまっとうな扱いかもしれない。

 しかしもう少し印税だけあげてあげて、それで生活できないくらいだって言うから。

 頑張ってるんだよ。本来芸を見せる人は。


 と、そこだけちょっと思う。





ミディアム 霊能捜査官 アリソン・ディボア  忘れがたき迷犯人  

2013-08-21 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 こういうのって国民性が出るのかな。

 日本じゃこれで、連続殺人起こさないでしょっていうのがある。シーズンの2,3くらいに出てきてた犯人だ。

 数世紀前、奥さんが赤ちゃんを産むとき生命を落とす。その代わり子どもは生まれてくる。

 けれどそれが彼にとっては心を締め付ける悲しい思いすぎて、そのときも、女を連れてきて身体を解体して血祭りにあげる。


 そのあとも霊になって、外科医志望の青年や外科医に囁き続ける。

 殺してしまえ~~って。


 それを何度も繰り返すけど、時代が徐々に変わると女医が増える。そうするとどんなに誘惑しても(まだ医大生時代から誘惑を続ける…執念深い)言うことを利かない。


 そして思いついたのが、精肉屋。同じく肉を解体できるのなら人体もできると今度は精肉屋を誘惑し始める。

 アリソンによって、ついにバラされるんだけどね。


 でも外科医がダメなら精肉屋。


 というより、どうして妻がそういう死に方をすると、そういう殺人に走るの?

 若い女を壊したいと思うようになる。


 判らん発想だ。



 でも切り裂きジャックの真犯人も外科医説と精肉屋説があるから、あながち…なんだよね。


 でも動機と殺人がどうしてもあわない私にとっての迷犯人だった。

オリビア・ニュートン・ジョンの自宅から男性の射殺体が…

2013-08-20 20:38:19 | ニュース
 それって凄いニュースじゃない?

 オリビア・ニュートン・ジョンなんて私も知ってるくらい有名な人だよ。

 その日の米・フロリダ州の自宅敷地内から銃で射殺された男性の遺体が見つかったそうだ。

 夫とともに暮らしてる自宅で、発見された男性はここで働いていた42歳の請負業者の男性らしい。


 なんでだ?


 誰が撃ったんだ?


 あんまりニュースになってないのは何故なんだ?


 人が1人死んでるのに。

 米国らしい、銃の事件だが、早く全貌が判るといいですね。

 ってか、判って。


 でもこのオリビアって妙に犯罪事に縁があるらしい。


 かつては交際9年交際していた恋人が失踪している。

 普通、失踪するか?

 釣りに行ってそのまま失踪したらしい。


 見つかったのかどうか…。どれはちらりと調べたが判らなかった。


 でも本人もガンになり、ガンの撲滅運動に乗り出すほどの行動家だ。


 そしてお父さんもドイツの大学で教授をしている。その父親、オリビアの祖父はドイツののノーベル物理学賞を取ったような学者だ。アインシュタインとも祖父は交流があったというから、凄いものだ。


 そういう環境が今の彼女を作ったんだろうけど、そのわりに嫌なニュースも付いて回る人のようだ。

 とりあえず早い続報を願う。

逃げろ、逃げろとゲーマーが

2013-08-20 12:30:00 | 日記風
 たまにゲーマーに変身してます。PCで無料でできるのしかしないけど。

 大体、堅実逃避したい時に出てきますね(笑)

 ゲームで肩こってりゃ世話ないわ。


 ないけど、向き合いたくない現実がるときはそうなっちゃう。

 酒、煙草をたしなまないから…そこへでたかっ、って感じだわ。


 PCがそれなりにウィルスに冒されてるらしいので、速度が遅いんですが、だから私の腕と関係なくなかなか上達しないのよ。←PCのせいにしてるの?


 でもしつこくて、同じケームを性懲りもなくやり続けてますなぁ。


 自分でも感心する。


 そう、よく言えばクリアしたいのよ。いい点数で。


 よく言えば、ですが。



 どっちにしても現実逃避なんだけどね。


 でもたまには(あまりにも多い「たま」だな)いいんじゃない?


 と、自分を許す。


 夏の日~♪

ミディアム 霊能捜査官 アリソン・ディボア7  最終回が?! また会う日まで

2013-08-20 08:48:38 | ニュース
 他のブログでこうなるって大まかな所は聞いていたんだけど、まさか、こうだとは…。

 終わったんです。シーズン7で終止符が打たれました。

 なんだけど…ある種とても変わった最終回なのだけど…。


 夫のジョーがあれだけ、睡眠をアリソンに邪魔され眠れるようになったのはある意味めでたいかも??

 でも長女のアリエルは大学進学で第1話くらいで出番が終わり最終回に、ずい分成長した姿でで現れます。
 次女、ブリジット、三女、マリーもそれぞれ成長するんだけど…。


 アリソン自体も念願のロースクールを卒業して、いい将来と言えば、そうなんだけど…。


 大きな悲劇はあるわけです。


 でも最終回で、ほとんどの出演者もそれぞれ時が進んでるから、それなりに年齢を重ねてる。

 そして立場が変われば、付き合う人物も変わる。


 最終回で、ほとんどレギュラー出演者が出ず、新しいメンバーが入ってきたというのは、珍しいんじゃないかと…。


 なんか、アリソン・ディボア別バージョンになってるわ。

 主役も最終回に違う人たちと演じないといけないというのは…なかなか変な気分だったんじゃないかな。

 ここまでって言うのは珍しいと思うよ?

 っていうか、何故あの形にしたんだろうと…そっちも考えちゃう最終回になってます。


 ジョーとアリソンの愛は本物。永遠もの。そこは素敵だ。


 そんな相手に巡り合いたいと思う最終回ではありました。

 また会う日まで、本当にそう。


 しかし海外ドラマは気が抜けんわ…。




 「バーン・ノ―テス」がこの時間帯に新シーズンが始まるけど、こっちも吹き替えが…。何故吹き替えが消えて行く…。

トンイ  涙の再会

2013-08-19 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 やっと都に戻り、水汲みはきつい仕事ですぐに辞めてしまうというのを利用してトンイはついに宮廷に入りこむ。
 水汲みとして宮廷に入りこんだが、武官に見つかり、もう少しというところでトンイは王に会うことができなかった。

 捕まったトンイはネイグムブに連れて行こうとされていたが、内官にどうぞ「プーさんが会いたいと言っていたと伝えてくれという」
 そこへ、スクチョン王妃が目が覚めたという連絡が来る。自分の身を守るため、儀式の日に自ら毒をあおったのだ。

 トンイは王宮殿を追い出されるだけで済んだ。誰だか判らないが、迷っただけならとがめるなという王の言葉があったからだ。

 スクチョンの母は王妃が目が覚めたと聞くとファン執事に街のゴロツキを集めさせる。

 ヒジュも何故あんな無謀なことをしたのかというが、そこまで登れないと思っていた所へ来たからでしょうと答える。例え、生命を落とそうそうとも王の愛情を無くすのはいやだという。

 ヒジュは王妃の言葉に応え、兄である彼はトンイを始末し、前王妃を亡き者とすると誓う。

 王は王妃が飲んだ茶から毒が出たことを重視し、先の王妃を追いだしのは今のスクチョンだという者もいるが、今の王妃も狙われたのなら、一体誰がそんなことをしているのか、自分が至らないからだろうと自分を責めていた。

 トンイはほんの側まで言っていたのに王に会えなかった。王は自分のことを忘れてしまったのだろうかとソリに話していた。

 そんな失意のトンイにソリはトンイの亡くなった兄からもらった楽器を手渡し励ました。


 ソ・ヨンギやチョンギはまだトンイを探していたが、やっとトンイを見つけたという知らせを受ける。

 トンイは水くみや洗濯をしながらチャンスをうかがっていたが、トンイと気付く者も出てきた。

 そして仕事をしている内にリョクトウのカスが洗濯の出された衣服についているのを見つけた。

 カムチャルブの女官たちの検査が近づいていた。かつてトンイもしていたものだ。それでは見つかってしまう恐れがある。
 トンイはむやみに動かない方がいいと思うが、高位のある女官の部屋に忍び込み1つの巾着袋を隠す。

 そしてトンイは隠した巾着を見つけさせる。

 オ・テプンにもトンイが水汲みになって宮殿にいるという話が伝わるが、簡単に信じられない。

 チャンイムはセタッパン スンイで見つけた巾着からトンイがここに戻っていることをチョン尚宮に知らせる。中に入っているのは小さな字で書かれた手紙だ。使節団が以前来た時に来た暗号で書かれていた。

 巾着を隠した部屋から巾着が無くなっていたことにショックを受けるが、とうの部屋の主に見つかり盗みに入っていたと誤解され、差し出される所を、チャン尚宮にやっと見つけられる。

 みんなトンイの無事の帰還を喜んだ。

 
 チャンイムはトンイを守り、チョン尚宮は王にトンイが戻ったことを伝えようとするが、チャン尚宮は今の王妃をよく思われていないことからそれを阻まれかける。

 王には前王妃の一派がスクチョン王妃の事件にかかわっていると噂が立ち、チャン尚宮も引っ張られそうになる。

 前王妃の家は荒らされていた。これがスクチョンの母が雇ったならず者の仕業だろう。

 前王妃はスクチョンの狙いが自分の生命だと気付く。

 
 トンイは待っているが、チャン尚宮やチャンイムが王妃を狙った者として連行されて行くのを見る。

 ヒジュはトンイを見つけたと言いに行くが、ヒジュに馬鹿にされたことからヒジュには話したくないというが、水汲みになり済ましていることがついにバレ、捜索が始まった。

 スクチョンの耳にも入り、どんどん連行されるセタッパンの女たちを見、どうすべきかトンイは悩む。

 トンイ捜索が続く中、トンイはそれをかいくぐって行くが、ついに見つかってしまう。しかし危機一髪の所で逃げ出し、どうにか宮殿を出ることを考える。

 
 そしてトンイはどうにか宮殿の脱出に成功した。

 ソ・ヨンギ達もそれぞれの場所を探しまわる。

 
 都を探しまくるチョンスはソリと会い、いきさつを聞くが、ソリも今のトンイの居所は判らない。
 
 王もトンイと街に出た場所へ様子を見に行くが、やはりトンイを見つけることができない。

 しかしへグムの音を聞き、思いあたることがある王はその音に導かれて行く。

 それは兄の形見を弾くトンイの音だった。

 
 そしてついにトンイは王と巡り会った。