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老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

よろしくお願いいたします。

2021-12-15 01:04:36 | さみしいシニア
     

散歩の途中に橋の上から見つけた黒い水鳥。
首に矢ではないけれど、木の枝が刺さっているのか?刺さっているのではなく
咥えていると思えるのだが? 口から離せないようだ。取れないようだ。
この川には鮒や鯉がいて、水鳥が餌をついばんでいる。
魚を獲り損ねて、その時誤って枝が、、、?

近づいて良く見ようと岸に降りて行ったのだけれど、確かめる間もなくスイスイと川を遡ってしまい良く見えない。

   

岸辺に名前を失念しているが、白い花が咲いていた。
鳥を心配して降りた。
おかげで、思いがけなく、白い花を見つけた。

鳥は心配だ、可哀想だと思ったけれど、私の力ではどうにもしてやれない。

少し上流に迷子の白鳥が、、、2~3日前。
それも見るだけ。
人間て虚しい。無力だ。

何日も嫌な事や悩みが続いた。

が、開き直りして生きて行こうと思う境地になった。


今迄、書いていたブログも消しかけた。
のだが、、、

しかし毎日、昔の無味乾燥で稚拙なブログをビックリするほど多く見て下さる人がいる。驚く。

今日はやっと、少し書いてみようかと水鳥の災難を書いてみた。

毎日、ドングリのブローチや鬼灯のブローチ、ピエロ、、、と時間を忘れ、頭を空っぽにして過ごしたのだけれど。

読んで下さった方がいると思うと、何だか元気が出てきました。
今後ともよろしくお願いします。
コメント (2)
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すーか・すーか

2021-04-26 09:47:40 | さみしいシニア
       

コロナ疲れでおつむの中はスーカ・スカー・・・

冷蔵庫が壊れた。
久ぶりに楽しみにしていたzoomでの俳句講座はパソコンの調子が悪く参加ができなかった。

踏んだり蹴ったりの日。
膝が痛くて歩けないのも悩みの種。

夫以外の人間とのおしゃべりも、やらない日もある。

ブログも書く気はしないが、せっかく始めたブログ。
残りの人生で、全くやることがなくなると、せめて世間とのつながりはブログ?慰め?生きがい?

朴の花が咲く頃だ。
見に連れて行ってと連れ合いに頼んでいる。
杖をついての場所ばかりだ。


     🐢    丈六の露座佛さまに朴の花

     🐢    光射す葉うら透かしに朴の花

     🐢    来い来いと朴が咲ひたと山の声
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何が羨ましいかって

2021-03-10 23:28:20 | さみしいシニア
     

なにが羨ましいかって?
犬と散歩をしている人を見る時。

ああ、、、慎ちゃんにの事を思い出す。

今日、出遭った犬と散歩をしている人と、ココちゃんと言う柴犬。
何んとおりこそうな顔で凛々しい犬だこと。
この犬、血統書付きの賢い犬のはずが、飼い主の家族に嚙みつくらしい。

病院へ行って、噛まれた指を縫ってもらい、治るまで一カ月もかかったそうだ。
口に咥えている物を取り上げようとして家族三人が皆一度や二度も噛まれたと!

     🐩     秋の暮遍路と見れば吠える犬

ご近所に飼われて犬。
我が家は遍路道の傍にある。
今年はコロナの影響があってか、遍路鈴も聞かぬ。
お遍路さんは犬から見れば?どう映っているのかしら。いつも吠える。
お遍路さんはたまったものでない。

遍路行の間、何度も怖い目に遭うのだろうな。




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春の雷

2021-02-15 10:57:03 | さみしいシニア
     

なぜだか放たらかしにしていた縫いかけの服。
一ト月くらい前に少し嫌気がさしてそのままに、、、、
何故?意味不明。

このままでは、、残しておけぬと縫いにかかった。

お裁縫をしている時は、頭の中は無心。
さて、ボタンはどれをつけようか?
ポケットは大きく?それとも小さく?
楽しい。コロナの事も病気の事も忘れている。

     

以前、作ったブローチを胸に付けると、少しはお手製感の服になるから、、、、
おしゃれな部屋着と自己満足が生まれた。

老いを迎えるのも十人いれば十人十色。
私は、今はお裁縫が何より楽しい。
それと、時代小説を読むこと。

俳句はぼちぼち。浮かばないのだ。今更、勉強をすることもやめた。
私のお脳は、身体機能は老いた。十人いたら一番に老化をしている。

他人さまは笑うかもしれぬが、今に解るさ。この私の哀しみと諦めと、達観の境地が。
早いか遅いかの違いはあっても、、、、、さあ~。

     🐢     コロナよりおぞまし病春の雷

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赤まんま

2020-10-20 00:34:29 | さみしいシニア
     
      
       ( 赤まんま )
貧しかった。
豊かだった。
子供の頃は、、、?

小学校へ入る頃の田舎の戦後、今だとすべてを理解している。
日本全体が物資が満足でなかったと、成長期のただなかにいた子供には理解できないし、そんなものが普通だと、貧しいとも思わないし、当たり前と疑問も抱かなかった。
他を知らないから、不自由な中でも心身ともに豊な子供時代を送ったのではないだろうか?

家には兄や姉の愛読をしていた本が沢山あり、古い記憶に私は本に囲まれていた。
雑誌から未知の世界を垣間見て満足をしていた田舎の子供なりに豊であった。

なぜそんな事を想い出しているかって。

赤まんまを見つけたことから、子供の頃の普段、女の子がやっていた遊びを想いだしたのだ。

赤まんま、土筆、茱萸の実、、、季節、季節に筵をしいて、ままごとに興じた。

お母さん役とお客さんの会話のやり取りがパターン。

大阪の幼友達から、いつものように逢わないかと電話があった。
私に相談をしてから、幼友達に連絡をする、、、と相談された。
逢いたい。
一度は「逢おう」と言ったものの、他の人が このコロナの時にと思って躊躇をするのではないかと、一考し次の機会まで伸ばそうと断りの電話を入れた。

癌検診で心配の友もいたし、知っている友達が亡くなったとの会話。
それで、コロナを押してでも、逢いたいと言う気持ちは充分に理解はできる。
コロナで生活の変化は、みんな大なり小なり有る。

さみしい。
豊で貧しくて、それでいて人生で一番に幸福だった子供の頃の友達に逢っての、楽しいひと時をコロナは奪ってしまったのだ。
赤まんまを見て、そんな事を思った今日だった。

     
       ( 返り咲きのたんぽぽ )

     🐢     赤まんま子供に男と女あり

     🐢     不器用に生きて悔なし衣被

     🐢     ふうふうと芋がゆ吹ひて共白髪


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