老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

四年前の写真から

2022-06-13 23:52:25 | 俳句の好きなシニア
             

写真を見ていたら四年前、とある美術館へ行った時のが数葉、出てきた。

よくよく考えると、田舎都市の美術館にガレの作品が何十もあるはずが無い。

何でも鑑定団にも度々ガレの作品が出て来る。

とある美術館で一生懸命に鑑賞をしたつもりだけれど、写真を見る限り、真贋は、はっきりしない。

そんな事に気付いた今晩である。

                   
   

さて私は、最近は俳句は、しり取り俳句を毎日やっている。
参加をしているしりとり俳句には「ラスカル」さんがいる。
金子敦氏が毎日、投句をしている。
私の目的はこの金子さん、しりとり句会でのラスカルさんの句をしっかりと勉強させてもらっている。
現在はこのラスカルさんが師であり、俳句の窓口だったり、、、。

まあ、しりとり俳句には、思いつくまま、ほんの一分程で詠んでいると思う。
このラスカルさんが私達にお付き合いをしている理由を考える時がある。
彼は一か月に何句、発表するのかしら?
多分、私のような素人が詠んだ句から時には、思いがけぬ「季語」のヒントを見つけるのかも、かも、かも知れないと想像をしたりする。

新しい歳時記だ出て、ラスカルさんの句も四季を通じると何十句も載っているそうだ。


私の所属していた結社の主宰や、知名度のある有名な俳人との競作が載っている総合俳句誌が数か月前にあった。

ラスカルさんの句に一番親しみを持って、一番に優れていると思いつつ読んだ。



私は彼からは教えられ導かれるている昨今だ。


しりとり俳句。
ちなみに最近のラスカルさんの句。


     😃     より深き闇を探しに行く蛍

     😄     炎天やダリの時計の長く伸び

     😊     植木鉢取り出す父や梅雨晴間

     😉     無人駅まで押し寄せる青田波

     😟     寄り道をして蚊柱にぶつかりぬ

     😔     一粒の涙を背負ふ蝸牛

こんな具合に、、、しりとり俳句から、、、
さて本人はいかが思っているのでしょうか?。



さてさて私はこんな句。
状況説明しかできません。

     🌲    梔子の香や新刊の栞紐

     🛫    花蜜柑視界から消ゆパラグライダー


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もう少し早く言って下さればよかったのに、、、、

2021-08-02 16:55:10 | 俳句の好きなシニア
     
       

カンナの畑があると聞いたから見に行く。

遅かったらしく、枯れかかった花ばかり。
残念。

       
      


もう少し早かったら美しいカンナの畑だったろう。
空と白い雲が美しかった。


📚「もう少し早かったら」

昨日の句会。
師に言われた。
「あなたの俳句は古い」

言われたのでなく、言って下さったと言うべかりだ。

何人かの人に選をしてもらって嬉しかったのだが、師の一言。


そうだ。思い当たる。
自分で気付くべきだったのだ。

何かが変化し、もう少し!素直に言えば上達したいと思った。

     📯     生身魂甘言と知りつ笑みにけり
    



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苔の庭

2021-06-27 06:18:26 | 俳句の好きなシニア


大窪寺の苔。
四角い石を積んでいる。苔の真緑が美しい。

     

広い庭があり、伐られた木も苔に覆われている。

     

石灯篭も。

山の中のお寺。年がら年中、山の陰にあって、こんなに美しい苔の庭になるのかしら。


金沢のZOOM句会、 席題の「苔」から。

     🌸   飛び石は苔に沈ずみぬ苔の花    櫂


  櫂先生選

     🌠    苔の花いのちの水をとこしなえ    陽子

     🌠    歳月を重ねて今日の苔の花    徹

     🌠    夫の愛す庭も古りけり苔の花    まき

     
こまち選
    
     🌟    たつぷりと水吸うところ苔の花    勝

     🌟    水孕む夜空重たし苔の花    まさみ

     🌟    雨に眠り雨に目覚めぬ苔の花    久美

     🌟    ひとすじに一つの仕事苔の花    徹

     🌟    生きぬいてお百度参り苔の花    紫春

     🌟    苔の花時間が止まる森の中    桃潤

師の選ともう一人の選の句を列記した。
席題の句は、僅か6~7分で五句を詠む。
皆さんの句会報を読んで、結社の実力をまざまざと見た感じだ。
素晴らしい。

(苔の庭を見て、そうだZOOM句会の皆さんが詠んでいたと、、、)


私のように付け刃のように表面は句の勉強をしているようであって、全く上っ面だけの句作りだと、反省をすることしきり。

はて、私がこの句会出ていたらと思うと冷や汗がでる。
しかし、全国から句会に参加をしている実力者の皆さん。
「朱に交われば赤くなる」
赤くなりたい私です。(努力が足りない)

昨日、見た苔の庭。
一日経った今日も苔の句はやる気が無くなった。
と、とと、、、いや詠めないのだ。


     

棚に藤の花が残っていた。

     🎣     藤は実に名残の花の一二片

   
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