山茶花の季節になった。
綺麗な、見事な山茶花は 句友の垣根に咲く山茶花である。
昨年、句友の家とは知らずに眺めていると、折りから外出先から帰っった人が
「よかったら 枝を伐りましょうか?」
と、声をかけてくれた。
「いいえ、見るだけでいいので、、、、」
「あれ」
「あら」
「貴方のお家だったの、、、?」
彼女は誌に投句するだけ。
私は句会も出席はやらない。
ほんに、何年ぶりかにひょっこりと逢った。
どこの 山茶花よりこの垣根の山茶花が私の見る限り、一番美しいと感じていた。
写真の山茶花は、つい最近にお詣りをした 志度寺 の境内に咲いていた。
莟みには薄いピンクが、、開くと真っ白に、、、美しかった。
この位の数が良い。木にべったりと咲くと余り風情がなくなる。
たくさん付いている莟みはすべて花に、、、そうなると私は~。
句友の家の垣根を又、訪わな。
しりとり俳句から、一度は遠ざかった。
何故?
自分が所属している結社の投稿句が作れないために!
しかし、今日のように颱風到来、夫は入院中とぽっかりと穴があいたような日の暇潰しには「しりとり俳句」に助けられる。
遠ざかる前に、しりとり俳句 に投句し、いつもの検索句にかかった句をブログに載せた。
その句を読んだ、知らない方から
「いい句ですね、、、」と感想をコメント欄に書いてくださった。
ネット句会に 出句する句が無かたから、その感想を書いて下さったのを三句の内の一句に入れて投句をした。
特選になり、もっと良い想い出の句にも選をされた。
それやこれで、又 しりとり俳句のお世話になることにした。
瓢箪から駒が出る、、ことを期待して。
中には、俳句以前川柳未満の句もある。色んな人が投句をしているからこれはこれで結構。
効能の一番は忘れていた、季語を思いだす。これがいい。
そして、検索にかけて下さる句は、一応の句の程をなしている句。
その中の句をたまにネットに投句すると、選にかかる。
句会に出ないのでこの検索を開くのが楽しみ。有り難うございます。
ブログに感想を書いて下さった方、遅ればせながら、お礼申しあげます。
しりとり俳句から。
🍒 日一日藁ぐろ低く黒くなり (藁)
🍒 お茶の花縁に繕ひ物広げ (茶の花)
🍒 どの家も手造りポスト小鳥来る (手)
世界遺産の島根県の石見銀山を訪れた時、古い町並みの家々は玄関に木で造った郵便受を。で、そのポストには思い思いに絵が描かれていた。椿、百合、桜、鳥等々、それを見て歩くのも楽しかった。
そんな想い出を、しりとりの中に詠んだ。