老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

芙蓉

2024-10-27 01:22:52 | 老人日記
                  

まことに近所の家であるのに、めったに通らない。
こんなに美しい芙蓉の花がさいているとは知らなかった。

思わず
(芙蓉の雪の精をとり  吉野の水、、)寮歌の一節がでてきた。
寮歌の芙蓉は真っ白だけれど。


最近の下着の話。フフフ、、ホホホ、、ちょっと恥ずかしいけれど。

ブラジャーが使えなくなった。
ブラジャーがブラジャーの用をなさないのだ。
おっぱいが下がって(垂れて)、、、まあ恥ずかしい(◎_◎;)ブラジャーにおさまらない。
紐を長く伸ばしても、おっぱいは、上にあがらないものだから困ってしまう。

80才もすぎると、まったくスタイルも悪い。少し猫背だし、、、

せめて馬子にも衣装と、おしゃれは心がけてはいるけれど、胸はぺちゃんこ、お尻は下がり、ああああーアアアー、、、、、、😢悲しい。

ルーズなぷかぷかの服を羽織っている毎日なのだ。

杖をついて八頭身とはゆかぬが、悩みが果てない昨今だ。




     @     憂きことをつかの間忘る芙蓉かな




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心ここにあらず

2024-10-25 22:52:44 | 老人日記



もう苦しくて苦しくて。

何日もいらいらと心が定まらぬ。

姉が生死の境をさまよっている。

甥からの電話で駆けつけて、姉に逢ってから何日がたったのかも定かでない。

ベッドに横になっている姉は、私の顔を見ると、普通に私に話かける。

動脈乖離と言う、重い病気だ。

辛うじて薄くて剝離しかけている動脈が繋がっているらしい。

いつ何時、裂けてしまうかもしれぬ動脈の壁。

(私は、涙は見せない。)

胸の痛みから解放をされた姉は、自分の病の症状も把握をしきれていないようだ。

甥に、鏡を買って来て、、、と言ったそうだ。
昔から、美しい姉はいつも鏡をみていたのだろう。
甥が苦笑いをしながら、私に告げた。

それから、それから、見舞って帰るが。。。。

何をするにも落ち着かず、気がつけば姉の顔を思い出し、どこも悪いような顔の表情はしていないのに、どうしてどうしてと、居ても立っても居られない。

私の方が悩みを抱えて身がやつれてしまいそうだ。


      @    枕頭の手鏡で梳く木の葉髪




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久しぶり 栗林公園

2024-10-22 03:30:04 | 老人日記
       

秋晴れの一日。
紫雲山を借景の公園。

栗林公園へ久しぶりのおでかけ。
目的は輪島塗の展示会があると聞き、何か買おうかな~と。
高価な物は買えない。
せめて お箸?、、、

ちょうど手頃の大きさの汁椀があったからそれを買った。

椀など有って当たり前の物だけど、志度の方にも一応の食器類は置いているから、たくさん必要になっている。

こっちの家は少し大き目の椀を使っていた。

大きい汁椀。うどん用のどんぶり。ラーメン用のどんぶり、、、と用途が違えばそれぞれに必要だから、味噌汁の椀は大は小を兼ねると、買うのをかまけて、大きき目を使っていたのだ。

せっかく輪島から来て、栗林公園の商公館で展示即売をやっているのだから、
能登半島への応援もかねての催事でもあり、赤い朱塗りの椀を買ってしまった。
いつも思うのだけれど、私のお財布の口は軽いな。


       

公園の入り口近くに麒麟の置物。
以前は三匹くらいいたのだが、今は一匹になっている。
さみしかないか?キリン君!

        

流し目は青い色をしている。
おすまし顔だ。
麒麟のお尻尾はこんなに長い。。。デフォルメ、、、だからな~。


午前三時。

眠れなくてブログを書き始めた。
ついでに、しりとり俳句も書いておこう。


     🌾     家族総出五十坪ほどの稲を刈る

     @     牡蠣を剥く窓から見ゆる小豆島

     @     鵙高音雨戸閉めをる浪人生

柿花火
     @     この辺り限界集落柿花火

遠 
     @     遠吠の犬月は暈かけてをり

山 
     @     色の無き風山野辺の道辿る


まだ、睡魔がこない。
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爽やかだ~

2024-10-18 08:04:32 | 先人の俳句

診察が終わっった。

予約時間が早かったから、病院を出る時は、まだ十時過ぎ。
検査の結果、少しばかり肺のかげが薄くなっているとの診断だった。
ラーッキー。
何からでも身体の負担が良くなっているのは喜ばしいことだ。
来年の予約を取って診察は終わる。

駐車場と建物を区切るメープルが紅葉を始めたばかりだ。

       

駐車場の端にヘリポートがあり、紅い格子柄のドクターヘリが止まっている。
以前は普通の無機質な色だったが、ずいぶんと目立つ色に変身をしている。

  

空を飛んでいる時は、どんな風に見えるなだろう。
一点の紅い色となるのかな~などと想像。

瀬戸内には多くの島を抱えている。
徳島との県境にも近い位置にある大学病院だ。
このヘリは、いつでもスタンバイができるのだろうなぞと想像をしながら、帰途につく。

今日はなんと爽やかだ。
身体も心も。
諸々の調子の悪い身体の部分も忘れてしまった。。。。

     @     爽やかや滞りなき肺活量


           
       
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全く、、、 又 縫っちゃった。

2024-10-16 23:44:44 | 迷えるシニア
        

又、縫った。
携帯を入れて、余裕でハンカチとお財布が入る袋を。

       

少し不便だと思うと、使い勝手の良い、気にいったように作る袋。
布が充分にあるから次から次へ、袋作りに余念がない。


今日のしりとり俳句。

粧ふ    
    @    目のあたり粧ふ山見る生活かな

        
我が家の窓から見える景色。
讃岐東照宮だ。美しく秋の山になり行く、、、

ガスの火    
     @    かごめかごめ踊るガスの火栗を焼く

     @    色の無き風猫が貌うごめかす
                             
                                         

月  
     @    月の客ひとり最終便の船

ビル
     @    月の景ビルの谷間に靴の音

有  
     @    有明の月遠くて近き船の笛 


おそまつ。
しかし時間つぶしにはもってこい!  
         


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