老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

秋の森林公園

2022-10-29 00:12:47 | 日々是好日
  


やばい、ヤバイ
何もやる気が無い。
しりとり俳句も今日は一句も作らなかった。

もう布団の中に入ろうとしたが、今日、行った森林公園のブログでも、、、

せっかく外に連れ出してくれた連れ合いに、、、敬意を表して元気を出さなくては。。。。

公園は楽しかった。

     🍂    何がしの記念樹枯るる公園

  

森の中に子供が遊べる小さな小屋が。二人も入ると満員になる。



大きな屋根の下のベンチに二人の女性。
何を語っているのか、ちょと興味がある?そんな楽しそうな光景が羨ましい?
他人を羨ましがるなぞめったにない感情だ。

     

ここは桜の名所。
桜の木の下には木製のベンチ。
桜紅葉が散っている。

     🍂     小春日のベンチ買物の妻を待つ

     

公園の中に起伏を縦横に小径がある。

     🍃     柔らかき落ち葉足裏に森の径

     

    

山法師が赤い実を付けていた。

     ✾     山法師紅い実いとし吾傘寿


   

一元だけ 紫陽花の葉が 紅く色づいている。

     ❁     紫陽花は枯れをためふ森の奥     


   

臭木が紅い実を付けていた。。

    ⚘      森の奥照らす臭木の実なりけり      


     
 
何んと言う種類だろう。
森の木のどれよりも高く抜きんでて小さな柿の実が生っていた。

         🐵     豆柿は猿も登れぬ枝の先


俳句だとすると、月並み。
写生か?
だらだらと写真の説明。なんとつまらぬ、、、
ブログを書いてみようと思っただけで、よしとせな!


              🐶    亡き犬の精のやどれる秋の森

慎ちゃんを連れて度々遊んだ森だ。
ここが好きだった慎ちゃん。

                 🌲     十月の森に光るは小さき池

     

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たんきり豆、、、かも

2022-10-25 21:02:36 | 日々是好日

     

買い物帰りに歩いていて見た初めての植物。

(秋、赤いさやの中に黒い実のある蔓性の植物)
とパソコンで調べた。
それで引っかかったのが、どうも「たんきり豆」らしい。

「タンキリマメ( 痰切豆、)は、マメ科タンキリマメ属のつる性多年草。別名、「キツネマメ」「ウイロウマメ」ともよばれる。
和名の由来は、種子(豆)を食べると痰を止める作用があるという俗説からつけられている。」


     

セイタカアワダチソウに絡んで上に上に伸びている。

田舎に住んでいて、初めて見る植物や発見が毎日ある。幸いかな、、、
季語の宝庫をもっと利用しなければ。勿体ない、、、

買い物には車で行く。
帰る時「ここで降りて歩け」と降ろされる。
運動の嫌いな私に命令をし、強制的に歩かされることになる。
血糖値が高い、心臓に負担のかからぬ程度の運動は、歩くのが一番。
有難いこと、私の身体を心配しているのだからと、今日も涼しい道を選んで、写真を撮りながら1時間くらいぶらぶらと歩いて帰った。

           

雑草だけれど、こうやって写真なるととなぜか貴重な花に思えるのが不思議。


しりとり俳句から

         🎒     秋風をリュックに詰めて帰りけり

      🐤     穂薄をさざ波だてて群雀

      🌂     空高しイルカのショーの飛沫とぶ

      🌂     秋時雨待人駆けて来るが見え


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遊山箱、、、想い出

2022-10-24 10:38:53 | 日々是好日
   

ラジオ深夜便の後の朝の5時からの番組で、昨日は徳島のレポーターガ、遊山箱の話題を語っていた。

記憶の底から長い間消えていた遊山箱。

最近は 「ふるさと納税」の返品としても活躍をしているようだ。

パソコンで調べた遊山箱 。

 

             

今、求めるとすると上記のような遊山箱かな。

昔、昔おおよそ70年前。
小学校に入学したばかりの頃。
新しくできた友だちの家で、ままごとをしていた。
庭に敷いた筵に坐り、さてさてどんな話をしていたやら。

そこへ、荷を積んだ自転車が止まった。友だちの家族だったらしい。
止め方が悪かったのか?私に倒れかかってきた。
手が折れた。 

女の子だから、治療如何で、、、
傷が残っても困る。手が曲がったまま、変形をしてもと、大人達は心配をした。

近くの医院に行ったのかどうか?忘れているが。。。。

県庁所在地にある二時間くらいかかる、遠い医大に行くことになったらしい。
その頃は蒸気機関車が走っていた。
折れた手を首から吊り、一番上の姉に付き添われ、医大に何回か行った。
新調をされた、着物、被布、羽織で通った。

入学をしたばかりの小学校は休んだ。
遠足に行くクラスメートが我が家に寄ってくれたことなどを、ラジオを聴きながら想いだした。

     

遊山箱に、蓬餅を入れてお見舞いに来てくれたのが、手を折った家族の方。

現在と違って、素朴な子供用の重箱が生活に彩を添えてくれていたのだ。。

     🌸     お見舞いの遊山箱から蓬餅

後年、この句を詠んだ。

折った手は外目は綺麗に治った。
しかし中学校を卒業する年齢くらいまで、梅雨時や寒い日は折れた肘が痛んだ。
現在はそんな事は無い。


   

三月の雛節句の時、この写真のように、遊山箱が飾られていた。
我が家だけかと思っていたが、パソコンで調べているとこのような写真が。
当たり前と言えば当たり前の徳島の風習だったと、足腰の利かぬ年齢になって気付くとは。

遊山箱には、雛あられが一杯入っていた。
時には、巻きずしや、おいなりさんも。

母や兄、姉二人、ささやかな子供時代が、ラジオを聴きながら甦ってきた。

      🍂     染まりをるか桜紅葉の眉山

      🍂     南天紅葉こぼれる出る遊山箱    
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裏屋島の散歩

2022-10-22 21:52:32 | 日々是好日
    

外へ出て歩こうとしないのを見かねて、夫に尻叩かれて裏屋島を散歩。

自然林が残っていて、我が家のある表と一本の道で繋がっているが、表情は大いに違う。

       
    
大きい石組を中心に小さな石の祠がある。
道を挟んで、無縁仏がある。

       

我が家の横を登って行く遍路道には、弘法さんの伝説の泉や石仏はたくさん並んでいる信仰の登山道だ。
裏屋島は、森の中に無縁仏が散らばっているような場所もある。
源平合戦の土地柄、亡くなった兵のお墓だと思うのだが?

     

子供の頃は歴史が好きだった。

屋島地区でも、歴史講座が有るけれど、座って講義をきくのが苦痛だ。それで全く歴史の宝庫に住みながら歴史音痴なのだ。

ここを登って行くと、鑑真和上が住んだと言う屋敷の跡もある。

石段を登った先は、屋島の山頂に行き着く。

元気だった20数年前、この階段を降りたことがある。
巌の重なりや、無縁仏が有った記憶がある。

     

猪の檻が所に置かれている。
猪が200頭以上もいると聞いた。

私が歩いている裏屋島の道はドライブの車、ランニングをしている人達。
トランペットの練習をしている人も。それなりに利用者が多い。

     

神戸?大阪?行きのフェリーの姿。
浚渫船の音が木の間の向こうから、いつも聞こえてくる。

           


     

痩せた土地なのか、見つけた秋の花はどれも小ぶりで色も薄い。
それでも、見つけると嬉しくなって写真を撮る。

楽しかったけれど、帰ればバッタンキュー。疲れた。

しかし又何日か後、車で連れて来てねと夫に頼んだ。
一時間近く、彼は車を止めて待っている。足が悪いもんな!
   

しりとり俳句から

      🍂     立ち込める霧晴れてゆく札所道

      🍂     霧が降るパン屋の回転灯回る

      🍂     柿花火なぜか懐かし過疎の里

      🍂     小春日や奉公人形の赤いベベ




        


     
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ニャナメが離してくれぬ

2022-10-22 00:20:56 | 日々是好日



玄関先の秋明菊が咲いていた。

写真を撮っていると、ニャナメが足元に来る。
ニャンニャンニャンと話しかけてくる。
ニャンニャンと答える。
私を離さない。
首筋を撫でてやる。背を撫でる。
手を離すと、もっと撫でてと顔を寄せてきて、目で催促をする。
こう甘えられると野良猫も可愛くてかわいくて!

この家を離れたくなかった。
全て、身体のせいだ。

道路から階段を上って玄関へ。
二階建ての家だから、寝室は二階にある。
その階段の上り下りが足が痛くて苦痛になった。
途中で足から力が抜けてふわっと階段を踏み外すようなことも。危険だ。

人に貸していたマンションが空いていたから、帰ることに。

次々と病気が増えて、病院通いも増えた。

セカンドハウスとして置いてはあるけど、勿体ないのが本音だ。
マンションは広いし不自由もなく快適だけれど、夫は二日に一度は野良猫の
餌やりと、家の掃除と管理。
生きがいなのだろう。

年金生活。貯金も底をつきそうだし。。。。

旅行も行けぬ。外食もC級グルメ。若い時高級料理店やレストランへ行っていて良かったと、気を紛らわせているが、本音はせめてCからBに格上げしたい。
旅も好きだった。病気を持ちながらも、佐賀県を残し全国へ行った。

今は夫の足も私よりも悪く歩き辛いから、旅行も夫婦で我慢をしている。
何故か、変な生きかた!

電気、水道、ガスが二軒分。
旅行に行けない費用を、家の維持費に回していると思う事にし、夫の生きがいがそれなら仕方ないとは思うけれど。。。。
宝くじ、当たらないかしら!


               
        


今日のしりとり俳句

         🐈     ひざ掛けよりあたたかき膝の猫

      🌹     水澄やああ哀れなるナルシッソ

      ⛄     腰すへるもののけコロナ冬が来る

      🏡     引出しからへそくり出てく小六月
         
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