
明るい部屋で明日は正月を迎えられそう。
やっと部屋の掃除を終えて、送られてきた昔の職場の新聞を開く。

退職者に年に数回、送られてくる新聞は、古い友人の近況報告であったり、古希、喜寿、米寿と節目の年齢はお祝いを頂いたり有難いことだ。
今年は80才になった記念の文章を載せてもらい、来年の新春の新聞には「俳句」を掲載させてもらった。

お手伝いに行っていた工事課では、一月四日の仕事始めの日は、工事課、機械課が車を連ねて、徳島県で一番に著名な「大麻比古神社」へ一年間の仕事の無事を心に誓って課長をはじめとして課員が初詣に行く。
電話局には一日たりとも休みは無い。
県下の通信網を守って、誰彼と仕事をしている。
: 去年今年不夜城ごとき電話局
交代で仕事場を守り、勤務が明けた昼さがり、くつろいで入浴をしている。
あたかも、静かに降っている雨の音が聞こえる。
近くには十日戎が有名で、善男善女で賑わう神社への通りがある。
人混みの向こうに福笹を高く掲げた上司が来る。
言葉を交わす隙間も無い戎っさんの通り。
: 破魔矢受く盲導犬に一本は
30年も昔の職場が懐かしく想いださせる。
退職者に送られてくる新聞には、鬼籍に入った同僚だった人の名簿も。
淋しい。
さて来年の私の運勢は。
元気で、ブログを書いていたいものだ。
午后5時。
注文をしていたお節料理をとりに行く時間だ。