
庭にダチュラが咲いている。
今年は一度七月頃に咲き、それは枯れて、あとかたもなくなっていたのに、九月も、終わろうとして又咲いた。
十月を迎へる心ダチュラ咲く
窓にさす朝の光九月果つ
露の庭朝餉に添へるハーブ摘む


今朝の新聞記事の一面は、株のニュース。
中国の経済の不安定、それよりか、ドイツのホルクスワーゲン社の排ガスの不正問題。
あれやこれや、経済が好転する材料が見当たらない。
株の素人でも、やきもきする、株価情勢だ。
アベノミクスで大きく儲けた人は、今度は大きく損をした。かな。
私も振り返ると、離婚されなかったのが不思議なくらい、大損をした。素人が、株屋に儲けさせてもらっているうちは良いのだが、どんどん足を踏み込んで、気が付いた時はバブルの崩壊で、損した株は売るに売れなく、ずっと塩づけにしたまま。
ああ、あの金があればな~~。
新聞に、毎日掲載されている、長谷川櫂の、「四季」のコーナー。
写真は、黒板に宮沢賢治が 下ノ畑ニ居リマス と書いてある。
(あたしは あたしで ひとり いきます)と賢治の妹トシが肺結核で亡くなった 臨終 のもようをつづる詩「永訣の朝」に記された最後の言葉 だそうだ。
新聞は政治や経済を報道する面に、こんな文化のコーナーもあるのだ。
私は、一日一日何をしているんだろうと疑問を抱きつ、ご飯にありつける、ほんの小さな幸せに満足している。
大きな災害がこの地にきませんようにと願いながら、姫 姫 と猫に明け暮れている。

姫 はこの桃の箱が大のお気に入り。桃太郎ならぬ、桃姫だ。
今はパソコンを打つ、私の椅子の下で鼾をかいている。
生協が来たので、注文品をもらいに。
生協で井戸端会議鵙が鳴く
海よりの風登りくる大根の芽