老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

壊れてる

2022-11-16 11:59:16 | さみしいシニア
       

哀しい。
壊れかかっている、、、頭。
食器棚から、痛んだ林檎の入ったお皿を見つけた。
全く、何んと言うザマ、、だこと。

冷蔵庫の中から洗濯バサミが出てたことも。

買い物で、レジで支払いを済ませ買った品物を持たずに、帰りかけたことは何度か。

昨日は、生きがいのしりとり俳句もやらなかった。

本は昨日読んだページのおさらいをやらなくては、筋が分からない。
それでも読む。字を追っていると睡魔が襲ってきてくれるから。

      

ベランダに咲いている花。
義理の兄からもらった鉢植えの花。
兄は五年前に亡くなったがこの花は、もらってから十年以上、毎年咲き続けている。

母も義理の兄も亡くなる前は少しだけ五月雨認知症だった。
私も、認知症が始まりかけていると思う。


今朝のしりとり俳句

     🐈    ぶるぶると猫が手を振る室の花

     🦊    狐面かぶる語り部炉火灯り

     👘    恙なき女系家族や千歳飴

     🐚    牡蠣啜る浮島望む窓辺かな     


     


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仕上がった買い物袋

2021-12-30 13:38:44 | さみしいシニア
      

やっと仕上げた。
久留米絣の端切れを繋いだ袋。
縫いやすかった。
布が柔らかく、難はその柔らかさ。
袋に張りが無い。

     

猫のアップリケで少しおしゃれ度が増した。??

病院で膝から水を抜いた。

袋作りに時間をさいていたが、少し歩けるようになった。
外に、、、しかし寒い。風が冷たい。

雪国で生活をしている方々を思えば贅沢は言えぬ。

       

昨日訪ねた家の菜園の白菜に止まっていた鳥。
キビタキかな?

向こうに住んでいれば我が家の庭にも。
日常の風景なのだ。
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下ばかり見て歩く

2021-12-21 00:24:13 | さみしいシニア


お花屋さんを覗いた。

シクラメン、蘭、ポインセチア等々綺麗なお花が沢山並んでいる。
どれか一鉢、連れ合いと来た時に求めよう(荷物は持てない)


布団の中で、今日は何をしようと予定を立てるのだけれど、予定どおりにいった試しがない。

目薬がきれかかっているから眼科へ。

今年は後一回、整形外科の予約がある。

病院だけは予定どおりに行く。


杖をついて交差点を渡る。
ゆっくりゆっくり歩く。
左から来て方向を変えようとする車が待っているらしい?
見ないのだ。
運転手の顔をみるのが怖いのと(いらいら顔)、ゆっくり渡るのを待ってくれているであろう優しい表情?
どちらにせよ、下を向いて歩く。

        

変わった種の銀杏落葉を舗道で見つけた。
14~5センチもあろうか?大きい銀杏の葉ぱだ。

歳末の街をのんびりとあてもなくさ迷い、下を向いて歩いていると良いこともあるのだ。 


      🍂    ぬれ落葉辷るなよ杖持ちなおす 

         
         


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おたっしゃくらぶ

2021-12-17 22:58:10 | さみしいシニア
         

最近の楽しみはおたっしゃクラブ。
今日も、精を出して老人体操に励んだ。

失禁予防体操、前を向いて歩ける稽古、とっさの時の転び方,,,etoseto

周りは私と年齢が同じ?

女性に歳を聞かぬのがエチケット、、、と思うのだけれど、皆さん「何歳ですか」と聞いてくる。

隠したり、もったいぶったりはしないで、正直に年齢を告げてあげる。

だからどうしたの?

体操を教えてくださる先生は、さー?いくつぐらいだろう。
お母さんの話をする時の内容で先生のお母さんは私より若いみたいだ。
体操の時に流す音楽で想像をするのだ。

あんな時代があったのが、、、遠い過去か?

やっぱり年齢を推し量っている私がいるではないか、、、、。

右手と左手でやる、、、脳トレ。
これが出来ないのだ。
右手がげんこつで、左手は開いて足をさすったりたたいたりする。
頭の中が真っ白になって自分でも可笑しい。

青い野菜を五つ
果物を五つ
白い花を五つ
動物の名前を五つ

さて、張り切って言おうとするが、三つまでは言えてもあとが続かない。

ああ、、哀れな自分、心の中で泣いて笑って、顔では何気ないふうをよそおてはいるのだけれど。

おたっしゃクラブの会員の条件は充分に満たされているなんて開き直っている自分を諾っている悲しみ。
こんなになるとは想像もしなかった過去にかえりたい。


      🥀     皇帝ダリア冬の青空よそよそし



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幸せに気づかなかった

2021-12-16 17:49:07 | さみしいシニア
    

港近くのホテルで車から降りた。
クリスマスの飾り。少し地味な感じもする。
コロナで自粛、それとも田舎都市のホテルとはこんなもの。。。?

    

3分も歩けば、港に着く。
今しも、鬼ヶ島行きのフェリーが出港しようとしている。

二本の棒のようなモニュメント?いつも私はチベットを想像をする。
何年か前、瀬戸内芸術祭を記念して建った。
なにはともあれ、この景に接すると、旅ごころが湧いてくる。



出船、入船で港は賑わっている。

向こうに見える島は女木島、後ろに霞んでいるのが男木島。

小豆島からの高速船が入ってきた。

大きな腹に赤い模様のある舟はどこ行き?
釣りをしている人に尋ねると、良く知らぬと、、、

坂出や丸亀行の航路はないから、
「ひょっとしたら 直島行?」
そんな答えしか返ってきなかった。


冬霞の湾に小さな漁船が帰ってきた。
霞んではいるものの、キラキラと波が光っている。

一度はブログも止めようと思った。
自分は書く資格も無いし、無知文盲だということに反省をする。

そんな時
コメント を下さった方。
有難かった。
私は自分の幸福に気づいていなかったようだ。

相手を責めた。
天に向かって吐いた唾は今までの私の生活の一部であった事柄を無にしてしまう行為だった。
唾は私に戻ってきたと気付く。

考えた末
「負けて勝」

こんな言葉、生き方もあると気付いた。

そんなこんなで静かに余生を生きようと、冬の寒い筈の海が温かく、光にあふれ満ちている中で思い至った。

俳句を書かないで悩みを記す最近のブログ。

ぼちぼちと余生を楽しむことにした。

          🎍    紅絹で拭く重箱正月仕度かな

       🐈    煤逃の口実野良猫の餌を





    


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