老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

団扇

2015-05-31 14:24:28 | 俳句
     🐢   おもむろに灯明を消す団扇かな 

古志の大谷主宰を迎えて、丸亀で句会があった。
吟行で蕪村が滞在した時に描いた衝立がある蕪村寺。
そこで、ご住職の法話を聞いた。
法話が済んで、ご住職が蝋燭を消した。  



  

  ☆  奈良団扇すなわち白を選びけり   長谷川櫂
  
  ★  やはらかに人を否める団扇かな   長谷川櫂 

 団扇のキットを買ってきて、自分の気にいった布、すなわち見た目も涼しそうなのを張る。
団扇は宣伝に、商店がくれる。盆前に配って来てくれる。竹の骨に和紙を張ったきれいなのもあるが、それも裏には、商店の名前がはっきり印刷されている。重宝はするが、あまり好きではない。
団扇キットを見つけてからは、手持ちの布からいいのを探し気にいった団扇を作っている。
人さまにプレゼントすることもある。喜んでくれる。
冷房がゆき届いている昨今は団扇も必要はないだろうが、使う機会はたまにはある。


   

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リレー道場

2015-05-31 10:29:57 | 俳句
   
 昨夜は、 U  さんの主催するリレーの俳句道場?に参加させてもらった。
1時間半の間に次、次と俳句をリレーして繋いでゆく。
皆さん、大ベテラン揃い。上手い。句がどんどん出てくる。私は前の句から、句が思いつく言葉を探すだけで時間が過ぎてゆく。

昨夜は東京に地震があった。すぐに地震が句に読まれている。
地震の言葉が出てきただけではない。すでに、句として仕上がっている。
何と、日本は広いことだ。こんなに、多くの俳句愛好者がいる。
田舎でぼとぼと、総合俳句誌も読まずに、井の中の蛙になっている自分を思い知らされた。

主催をしてくださっている  U  さんは、全国に名前のゆき渡っているお方らしい。
リレー仲間に入れて下さっている。有難いことだ。

全体で一時間半に満たない中、2~3百句は詠まれただろうか。
私も思いついたことを俳句に仕上げた。。。。。その中で一昨日行った、鳴門と昨日のダム湖を詠むことができた。
吟行の大切さに気がついた。


   💌  海峡は松風と夏潮の音     
    
   💌  竹落葉犬の墓前に来て見れば   
    
        




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダム湖

2015-05-30 16:14:36 | 俳句
    

青芝の広場があって、休みの日は、キャンプをしたりバーベキューをしたり、人々の団欒の場所だ。誰もいない時は綱をといてやる。思いきり駆けた後は芝生でくつろいでいた。
そんなやら、こんなやら、想い出がいっぱい残っている場所、、に、、、
殿 が亡くなって、餌が沢山、残った。思いついて、捨てるより、野良にと餌を持って来た。殿 がいないから人間には吠えない。
近づいても来ない。餌を置いて立ち去ると、そろそろと餌に近づく。
2,3回、そんなことがあって、次からは私を見かけると、遠巻きにして寄って来るようになった。いつまでも 殿の餌が有るわけではないが適当にみつくろって、ダム湖へ行く時は犬の餌持参となった。
釣り人が多く、又家で犬を飼わないひとが、餌をやっているのか充分ではないが、生きているようだ。

    🐎   山より高くあがる噴水人造湖


 殿 が生きていた時は、このダムを一周する散歩道が大好きだった。
野良犬がいる。4~5匹。 殿 と私が通りかかると、牙をむいて、吠えかかる。
「殿 相手にしない、しない」と言うと、さっさと通りすぎる。野良は、私が しっし しっしと手を上げると、7~8メートルくらい、後ずさりするが、適当に距離をあけて、追って来る。そのうちにいなくらり、見えなくなる。
 青芝の広場があって、休みの日は、キャンプをしたりバーベキューをしたり、人々の団欒の場所だ。誰もいない時は綱をといてやる。思いきり駆けた後は芝生でくつろいでいた。
そんなやら、こんなやら、想い出がいっぱい残っている場所、、に、、、
殿 が亡くなって、餌が沢山、残った。思いついて、捨てるより、野良にと餌を持って来た。殿 がいないから人間には吠えない。
近づいても来ない。餌を置いて立ち去ると、そろそろと餌に近づく。
2,3回、そんなことがあって、次からは私を見かけると、遠巻きにして寄って来るようになった。いつまでも 殿の餌が有るわけではないが適当にみつくろって、ダム湖へ行く時は犬の餌持参となった。
釣り人が多く、又家で犬を飼わないひとが、餌をやっているのか充分ではないが、生きているようだ。


10日前まで、桐の花 うの花 藤 つつじ が 沢山咲いていたが、今は緑一色になった。
今日は野薊くらいかな。姫じおん、いたどりの花、ぎしぎし らの雑草がいっぱい。

    ★  立ちさればまだ日は高し藤の花  蓼太
    ★  あお空を時の過ぎ行く桐の花   林徹

    

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俳句拾いに行こう

2015-05-30 09:07:34 | 俳句
 俳句拾いに行こう。
たった 3句の俳句が出来ない。投句が明日に迫っているのに。
ブログに向かっていると、束の間だけど、俳句、病気、悩み、全て忘れさせてくれる。
だから、一日とりとめもなく、ブログにぐだぐだと後からふりかえれば赤面もののことを書いている。

しりとり俳句 は自分では面白いと思うが、結社では通じない。
季語が生きていない。諸々、オソマツ、がいつまでつずくのか?
しかし、そぎ落とし推敲を重ねるうちに普段使わない言葉が出てきているから、ここは大切にして、しりとり俳句の仲間に入れて下さった皆さんには感謝。感謝。
  ああ、歩いているうちに、これぞという、季語が落ちているだろうか?。平明に、レトリック的言葉を捨て、素直に何といっても、新しい発見を詠む。この新しい発見が一筋縄ではゆかないのだ。
  そうやって作った句でも3句とも全没。悲しいが、これが、次のステップに。
よく読み返すとやはり、駄目な句は駄目句と解る。精進、精進。
 さあ、洗濯干して、ダム湖までドライブ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無理がきかない

2015-05-29 12:40:52 | 俳句
   🐢   青葉木菟家族それぞれ別の部屋       

   
       
無理がきかない。 
「歳だから」って言葉はなるべく、口にしなように気を付けているのだが。。。。
手芸は、時間を決めた時間だけで止めなくては、根を詰めるとすぐ目にくる。肩が凝る。
あれも作りたい、手芸の本を見るとこれも作りたい。しかし、完成まじかにして放ったらかしにしているのが有るんだなあ。。気ばっかりあせる。
 
俳句が一番、疲れない。

 今日のしりとり俳句
   🏡  草刈ってある栗の木の林かな
   
   🏡  バス停の名前「夏子」や茅花風
   
   🏡  夏の大三角星シャトルどこを飛ぶ
   
   🏡  緑陰や遊び疲れし犬寝まる
   
   🏡  木の香すがし和船や鮎の宿
     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする