老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

  2018. 3 ・ 31   チューリップ

2018-03-31 09:38:14 | 俳句
      


毎日、近場の花の咲き方の進捗を見ていた。
少し寂しい暮らし。
それではと、車で一時間半で行ける遊園地で、チューリップ祭りをやっているから、そこへ。

殿が生きている時は何度、この道を通ったであろう。
いたる所に、殿の記憶が残っている。
車中でも自然と殿の想い出話になる。

      

チューリップの中に花のドナルドダック?
ドナルドダックは男の子?だったっけ。
孫でもいれば、この遊園地ももっと来る機会があるだろう、。ナルドが、男か女か?なぞと、、、思い悩む?ことも無いって。

      ☆     子の描く太陽の顔チューリプ    下村非文

子供連れの夫婦、祖父母を交えた家族。
食事処でのスポンサーがお爺ちゃんお婆ちゃんといつも皮肉まじりで観察をする私の哀れさを知っているのは私。
少し羨ましいっが、ほんの少し。

       

最近のチューリップの種類の多さには驚く。
薔薇のような、チューリップ。開けば15センチ近いチューリップ。
ピンクと云えど濃い紅色から、薄い白に近い花まで様々、種類の違いをランダムに植えられたチューリップ畑から探すのも楽しかった。
もちろん、ここの遊園地からも讃岐富士が見える。
讃岐富士は秋に紅葉山になることは無い。
が、春の讃岐富士は花の山になっている。

        

      🍒     名ばかりの低き讃岐の富士笑ふ

      🍒     乳母車チューリップ畑をゆつくりと

      🍒     チューリップ風車の影の移りきし
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    2018 ・ 3 ・  30   花

2018-03-30 09:22:15 | 俳句

     

 私の住んでいる団地は昭和の終わりにできたらしい。
新興団地も卒業?なる言葉はそろそろ返上できる?しっくりとしたたたずまいの色に染まってきた。
その団地も、高齢者が多くなり、7割以上を高齢者が占めている。

 犬が生きている時は散歩と称して、この団地をくまなく歩いた。
どこに公園があり、どこの家にあの花、もう咲くだろうあの家の花、、、と花を見る楽しみもあった。

 山と海のある街。
住めば都?犬の散歩には申し分のない町には違いがなかった。

          
          
 私の虫の居所が悪く、散歩の途中に犬を叱ったkとがあった。
いつも怒ったことの無い私に犬が何を思ってか、綱を曳いて逃げ出した。
急いで、追っかけた先が、このテニスコーコートに続く階段のある露地。
犬の散歩の想い出と共に、この風景も好きである。
門扉が開いていたテニスコートの隅で、犬がうずくまっていた。
母さん怖い、、、と目が語っていた。

「殿 ひとりでの散歩はさびしいよ。生き返ってよ!」

          

この団地で一番に大きな木蓮の花。この家には介護に明け暮れる老夫婦が住んでいる。

      🍒    老いにけり木蓮の咲く日と共に

 
しりとり俳句から

      🍒    一二三地下街出で来遠足児    (遠足)

      🍒    花吹雪突き抜けて行く路線バス     (バス)

      🍒    春市や量り売りする芋の種    (春)



       





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     2018 ・  3 ・ 29 ・    桜

2018-03-29 13:39:49 | 俳句


 我が家の二階のベランダからの里と山の花々。

お隣の桜とミモザ、その向うに山茱萸、白梅、もっと向うに辛夷、そして雲附山の山桜。

昨日より山が明るくなった。

まさに「山笑ふ」である。

      🍒     山笑ふ天にはばかる物の無し

      🍒     山笑ふ昨日より今日にぎやかに
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      2018 ・  3  ・  28  桜

2018-03-28 22:28:48 | 俳句



 近所の桜の咲き具合を見に行く
菜花が収穫期を過ぎかけていた。
向うの山の桜は七分咲か。
今日になって一気に開きかけた。

         

 雲附山の登山口の山桜。
この町に来て十年が過ぎた。
ここの登山の入り口に「季語歳」で山桜の植樹をしている。
毎年、花のシーズンになると、((古志桜))と名前を付けた木が三本あるから見に来る。
毎年、失望の繰り返し。
今年も、、、、、最初に比べると高さは二倍から三倍に育っているのに花の芽はついていない。
今日も又。
何故?どうして咲かないの?

その木の横に大きな山桜がある。
今年も満開に。風情のある山桜と思う。
さあ、ここから雲附山へと登る人が一番先に仰ぐ山桜である。

       

近所の家に寄って、おしゃべり。
夕べの気配に。
坂の下から我が家の方向を見る。
しっとりとした夕桜の景色。
この一週間が一年の間で一番に美しい我が家周辺。


     🍒    夕桜待つ家があり家族あり

     🍒    昼の月夕べとなりゆく花の山



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   ポケモン狩

2018-03-28 00:46:26 | 俳句

       

 女木島(鬼ヶ島)行きのフェリーが出て行った。
青い空、青い海。
築港から、鬼ヶ島までは20分で行ける。
行きたいな~。


 ポケモン狩が以前、話題になってニュースになっていた。
ずいぶん、世間を賑わしたがもう下火になっていると思っていた。
最近は耳にしていなかったから。

       
 
 港に面したお城を歩いていると人だかりがしている。
ウイクーデーだから、ビズネススーツの人のかたまりも。
研修で港に集まっているいかな?
近づくと、多種多様の人達。
学生、家庭の主婦らしき人、自転車にまたがった、八百屋のおじさん然とした人。

         

 ポケモン狩の人達だ。
この築港の公園辺りは以前にも大勢が集まっていた。ポケモンがよくく出没するのだろうかな。今だに盛んなのだ。

幸せな日本だ。
お目出度い平和な日本だ。
自分もその内の一人である。
玉藻公園で花見弁当を食べ、歩き足りぬから、港へ潮風に当りに来た。

証人喚問も不発に、、、。これからも安倍政権が続くの?

     🍒    田水張る水百選の麻植郡(オエゴオリ)

     🍒    でんぶぐの群れる春潮入り来堀

     🍒    日の永しポケモン狩りに駈け巡り   


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