老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

八咫烏

2022-11-29 17:39:53 | 日々是好日
       

どのチャンネルを回しても朝から晩までサッカーの事。
常には、余り興味はないが、日本の応援はそれなりに熱を込めてやっている。

                   

田村神社は、和銅2年(709年)に建立されたといわれ、讃岐国一宮として古くから地元の人々に親しまれている由緒ある神社である。

その神社へ昨日は,茶房へ行くと同時に参拝もさせてもらった。

     

朱の鳥居を潜ると、八咫烏 がいる。
この烏さんに、願いをする目的もあった。

                     
  
良く見ると足が三本あるようだ。

前回のサッカーの時は、この烏さん、新聞の紙面を飾っていたようだが、今回は日本中に浸透をしたのか、表舞台には登場をしなかった。

しかし、エンブレムにはちゃんとモデルに。

二回戦が残念な結果に終わったから、何度も頭を下げてお願いをした。
「どうか、どうか、日本を勝たせて下さい。お願いを申し上げます」、、、と。


     🥎            紅葉晴れ八咫烏祀る神の宮
    
     🥎           日本の冬空舞へ舞へ八咫烏

     🥎   雪蛍生命線の愛しかり

     
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素敵な店長さん

2022-11-28 20:45:01 | 日々是好日
      


ミーハーな私は最近観たテレビ番組に触発されて、あるお店を訪ねた。

讃岐一宮神社の近くにある喫茶店。   

番組では、シニアの男性が私の趣味にぴったりのお店を経営している。                  

玄関先から、中のお店の趣がうかがい知れる。

   

座りたくなるでしょう。膝を合わせて母との会話、そんな気だしてきた。

       

今日のメーンのここの店主。
パッチワークのロングベストが良くお似合い。
「私も連れ合いに作ってあげよう」と、、、言ってしまった。

さてこのご主人の作品がこれら。

                 


知人に頼まれて郷愁をおびるこの作品は何十個も制作したとか。

   

五重の塔。
五箇山を彷彿とさせる家並み。

   

紅い葉ぱは花水木の紅葉。
大木さが分る。後ろの建物をたくさん組み合わせて一群の作品となるのだ。

     

小さな池。ボートを、それとも高瀬舟?家の前に。

                 

明かりを灯すと違った雰囲気に。

     

ほのぼのと山里の夜が更けてゆく。お婆さまの炉話が聞こえてきそうだ。

今日はここまで、、、
店長さんの魅力は追い追いと。



しり取り俳句から

     🗾     踏みしだく落葉怒りは治まらぬ
               赤木さまの奥様。政治家には全く腹がたつ。

     🌊     大巌に打ち崩されぬ浪の花

     🍏     ことことと林檎ジャム煮る日曜日

     🧺     里神楽夜ぴっき遠く近く聴く
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秋の法然寺

2022-11-27 21:15:50 | 日々是好日


法然寺(ほうねんじ)は、香川県高松市にある浄土宗の寺院。

高松藩祖松平賴重は水戸徳川頼房の長子で、二代光圀の兄に当たり、徳川一門が崇敬する浄土宗に帰依した。
建永の法難で讃岐に流された、法然上人を中興とし、仏生山来迎院法然寺と号した。
賴重の父頼房をはじめ、賴重以来の高松松平家一族の墓石222基が存在する。十王堂から参道を経て、黒門から仁王門へ、そして階段を上り、二尊堂、来迎堂へと続く境内。



最初の門を潜り、二河白道を通るり仁王門へ。
振り返ると低い紅葉山が。

    🍂    誰が打つ鐘や讃州秋闌ける
    

二河白道を三々五々、信心の人が往き来をしている。

     🍂     冬暖か寝釈迦さまにお逢いしに    

今年は紅葉狩りをやってなかった。
法然寺の参拝を兼ねて。メタセコイアの並木道を観にと思い立ったのだ。

メタセコイアの黄葉もさりながら、法然寺の紅葉がこんなにも美しかったとは
幸運だった。

     🍂     遠くから見えて漆の紅葉かな


     

          🍂     冬日向寺に棲みつく猫のをり


                       


     🍂               さきがけの鴨の家族や寺の池 

     🍂     冬萌えの芝ハナちゃんて犬駆ける
 
犬の名前は はなちゃん 。猫のハナちゃんを想いだした。

     🍂     桜紅葉門前町を一巡り

     🍂     最中割れば緑のあんこ返り花    

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穭田

2022-11-26 22:57:35 | 日々是好日
   

稲を刈った切り株から、青い芽が萌え。新しい茎が生じるのを「ひつじ」といい、一面にされの出た田が穭田である。頬て放っておくと痩せた穂が出たりする。(森澄雄さん解説)

我が街は半分が賑やかな町。横道にそれると田舎。田舎の金持ちが貴重な土地に米を作ったり野菜を作っている。

最近、この穭田を見かけて気になっていた。
とんと、俳句の投句欄でもこの季語を使った句にはお目にかからぬと。

     

歳時記を開いて見つけた句。

    🌾    沼風や穭は伸びて穂をゆすり    石田波郷

    🌾    穭田や雲の茜が水にあり     森澄雄

ちと、俳句のお勉強。

    🌾    穭田へロバのパン屋の流す声

    🌾    穭田の四方に工場時流る

    🌾    穭田を飛行機雲の縦横に





                                               

    🌾     穭田やウくライナへと続く空


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皇帝ダリア

2022-11-25 15:39:05 | 日々是好日

     

とある家に咲いていた 皇帝ダリア。
大きな瓦の屋根の家。
旧家らしく二階の窓は漆喰壁に虫小窓。
と、皇帝ダリアの取り合わせが面白いと、撮った。

私は皇帝ダリアを好ましい花と思っていない。
別に意味は無いが、牡丹擬きの立派な花、そのうえ丈まで高く(5Mにも育つ)日本の空を我が物顔に咲き、見上げれば、なんだか睥睨されているようで、心が縮こまるのが素直な私の気持ち。

皇帝ダリアは、メキシコや中米を原産とするキク科の球根植物。
「デコラティブな花姿はダリアの王様にふさわしい気高さがあります。
このように感じる、人もいるらしい。
気高さね~😘 
そんな雄大な雰囲気を持つ皇帝ダリアですが、
花言葉は「乙女の真心」「乙女の純潔」など女性の心や気持ちを表すものばかり。

私の心からは大いに遠ざかってゆく。今、以上に、、、。

    


しかし、季語としては、認められているらしい。
ちょっと調べたら、多くの俳人が詠んでいる。


    🌸   皇帝ダリア畏るるもののなき高さ   片山由美子

    🌸   おほぞらへ皇帝ダリアしんと立つ   櫂未知子


    🌻   仰ぎ見る皇帝ダリアといふ高さ    今井春生

    🌻   冬帝に皇帝ダリア奉る   服部早苗

    🌻   モネの園皇帝ダリア睥睨す  芦川まり

    🌻   見上げたる皇帝ダリアに見下ろされ  村上倫子

    🌻   腰のばし皇帝ダリア仰ぎけり   阿部文子


今日も買い物帰りに歩いて拾った一句。
5000歩。40分。


              🌼   皇帝ダリア部屋ぬち暗き虫小窓    葉



  





 









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