鉢植えの野牡丹が咲いた。
友人の家から鉢植えごと、昨年の冬に貰って来たのを、寒さを除け部屋の中で大切に見守り育てたのがやっとベランダに出し陽の目を見、昨日一輪だけ花びらを開かせた。
五弁の花だが五弁を開かせぬまま、早や今朝は散っていた。
牡丹と名前はあるものの、沖縄・台湾原産のノボタン科の常緑低木である。
鑑賞用として庭や公園でよく見かけるが、句にはあまり詠まれておらず歳時記でもわずか一句しか例句はなかった。
☆ 野牡丹を夢見顔して捧げきし 澁谷 道
野牡丹は観たまま詠むしかないか。。。。
季語性もありふれてい、強いて物語性もない。どんどん詠まれて確固とした地位を確保する花として将来が楽しみ?ってところの花だ。
🍒 野ぼたんや白いペンキの柵の庭
🍒 野ぼたんや日に日に極め 濃紫
🍒 亡き姉の愛でし野牡丹いとほしや